カーボンリサイクル大学にて21名が課題解決型思考を学び、職場で実践へ
●課題設定に必要な「思い」、周囲を巻き込む力を養うための基礎的レクチャー、スタートアップ企業との交流を行いました。
●カーボンリサイクルをテーマに「CO2の見える化(一般市民への理解促進)」や「地方創生への活用」について検討・最初の一歩の実践・チーム発表で仲間作りを実施しました。
一般社団法人カーボンリサイクルファンド(CRF)では、2050年カーボンニュートラルを達成するために必要な人財育成に力を入れています。カーボンニュートラル達成には、技術開発人財の育成のみならず、新技術の社会実装を後押しする人の教育が必要と考えております。新技術の社会実装には、いくつものハードルがありますが、それを乗り越えるための課題解決型思考(起業家マインド)の育成と共に乗り越えるための仲間作りが必要です。
CRFでは、課題解決型思考の育成や仲間作りのやり方を学ぶ「カーボンリサイクル大学」を株式会社リバネスの協力を得て2021年度からスタートしました。2021年度は20名、2022年度は21名が本講座を修了しました。
2022年度は、会員企業から21名の若手が集まり、10月~1月までの約4ヵ月にわたり計4回の講座・議論と発表を行いました。
前半の講座では、スタートアップ企業との交流や基礎的なレクチャーを通して、課題設定に必要な「思い」、周囲を巻き込む力を養いました。
後半の講座では、4つのチームに分かれ、カーボンリサイクルをテーマに「CO2の見える化(一般市民への理解促進)」や「地方創生への活用」について、チーム内での議論を重ね、各人が実施できる最初の一歩を実践し、新たな仲間を得るためのプレゼンテーションを行いました。
受講生にはカーボンリサイクル大学で学んだことを活かして、職場等で実践して頂けることを期待しています。
CRFでは、革新的なカーボンリサイクルに係る技術開発を後押しする研究助成活動(上限1千万円、10件程度採択)のほか、今後、CO2吸収源対策として、植林ファンドの設置など、早生樹等の植林活動を展開してまいります。
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