【哲学クラウドのShiruBe】東京大学主催のシンポジウムに登壇
-企業における哲学対話の必要性や弊社と学界の今後のシナジーについて発表-
■概要
本シンポジウムは広い意味での当事者研究に哲学対話(※1)がどのように貢献できるかを探求し哲学対話の可能性をさらに広げることを目的とし、9月24日・25日に東京大学駒場キャンパスにて開催されました。
シンポジウムには東京大学や神戸大学の大学教員、教育機関での哲学対話実践者、登壇企業等を含めオフラインで24名、オンラインで約50名、合計約70名以上が参加し当事者研究における哲学対話の実践例の紹介やディスカッションを通した活発な交流が行われました。
※1:普段の会話や議論とは違う対話を通して「自由に考える」ことで、ひとりひとりの前提や文脈を分かち合い、新しい意味を共創していく対話のあり方。日本における実践は、アメリカで始まった「子どものための哲学(philosophy for children)」やフランス発の「哲学カフェ(café philosophique)」などが原点とされており、教育現場や企業において普及している。
■ShiruBe社の登壇について
ShiruBeは東京大学や上智大学の哲学者とともに『哲学クラウド』の開発や哲学コンサルティングを通して企業の組織開発を支援しています。
今回、東京大学教授の梶谷真司氏から本シンポジウムの紹介を受け、哲学対話の社会実装に貢献するべく、参加させていただく運びとなりました。
現在多くの企業において、従業員の約60%は部下が上司の指示に違和感があっても従ってしまう(※2)、約55%は研修に意味が無いと思いながら参加している(※3)など、思考停止して当たり前のことを鵜呑みにしてしまい自分自身で考えて行動できなくなっています。
そういった企業にShiruBeが開発した企業向けの哲学対話を活用いただくことで、約95%以上の従業員(※4)が普段考えない視点から物事を考え直し、新たな気づきを得ることができています。
当日は、これらの企業における哲学対話の必要性や今後の可能性について学界からの出席者へご説明するとともに、ShiruBeが持つ企業向け哲学対話の技術や今後の哲学クラウドと学界とのシナジーについて紹介いたしました。
※2:働き方の実態調査( 調査:株式会社ShiruBe、調査時期:2022年9月、対象:企業で働く20-30代男女1000名)
※3:研修に関する調査(株式会社識学、2022年)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000068.000029010.html
※4:2022年4月〜2023年9月までにShiruBeが哲学対話を実施した経営者・管理職を中心とする企業で働く約100名
○登壇者情報
上館誠也
大学在学中に英単語アプリ『mikan』を共同創業。大学卒業後は株式会社リンクアンドモチベーションに入社し関西のモチベーションクラウド立ち上げに携わる。2020年に株式会社リクルートホールディングスの全社オンボーディング統合プロジェクトにジョイン。組織開発の経験と自身の哲学の知見を活かし、2022年に株式会社ShiruBeを設立。東京大学や上智大学の哲学者と共に『哲学クラウド』を提供し、人の根底にある哲学を明らかにした上で組織開発を支援する。
【哲学クラウドについて】
https://www.service.tetsugaku-cloud.jp/
哲学クラウドはひとりひとりの哲学をチームの原動力に変えるサービスです。社員の抱えるモヤモヤをもとに哲学者らがその根底にある哲学を分析し、チームの自律に向けた課題である思想の対立を可視化した上で、乗り越えることを支援します。さらに、チームの理想の状態を経営者/管理職と哲学者との対話(1on1)を通じて言語化。チームでの対話を重ね、理想の状態を実現できるように哲学によるコンサルティングを行い理想の組織状態を実現します。
【ShiruBeについて】
代表の上館が哲学を学ぶ中で、「こうあるべき」という「正しさ」が原因で自分自身が生きづらさを感じていると気づき救われた経験から、多くの人が自分らしく生きるきっかけを社会に届けたいと思い、創業にいたる。
・会社名:株式会社ShiruBe
・代表者:代表取締役 上館誠也
・所在地:東京都大田区大森西1-15-13
・設立日:2022年4月15日
・事業内容:ひとりひとりの哲学をチームの原動力に変える『哲学クラウド』の開発・運営、哲学コンサルティングの提供
・URL:https://www.service.tetsugaku-cloud.jp/
【本件に関する問合せ】
・株式会社ShiruBe(担当:湯浅)
TEL:090-2090-5951
MAIL:press@tetsugaku-cloud.jp
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