“自然環境も含めて資源” 大学生と語るお米とサスティナビリティ
自然と循環を大切にするお米『富富富』 未来のお米について考える座談会 第三弾 公開
■ 美味しいお米には学びがある。座談会第三弾 大学生と考える未来のお米
自然と循環を大切にするお米『富富富』では「未来のお米について考える座談会」を実施し、動画やnoteで公開しています。第三弾は、富山大学の学生5名に立教大学名誉教授で公益社団法人日本環境教育フォーラム理事長の阿部 治氏お招きし、座談会を開催しました。
■ 富富富がサスティナビリティにこだわる理由
日本の屋根・立山連峰に降りつもった雪がとけた清冽な水。急峻な川によって運ばれた肥沃な土をたたえる富山平野の大地。ふるくから富山の人が培ったてきた米づくりの技術と叡智。お米づくりに大切なものの全てがそろう富山の地で、伸びやかに育ち、新しく実ったお米が「富富富」です。
富富富がサスティナビリティにこだわるのは、“美味しいお米”の根幹には富山という地の自然の恵みがあるからです。温暖化やエネルギー問題など、社会全体として取り組まなければならない環境問題は多く存在します。
“いま”の環境を継続するためにも社会として努力が必要です。
豊かな自然があるから美味しいお米が生まれる。“美味しいお米”が続くためにいい環境が続いてことが必要。
「美味しい」と「自然環境」が密接に関係している食べ物がお米であり、恵まれた自然が源泉にあるからこそ富富富はサスティナビリティを大切にしています。
■ 有識者座談会『富富富から考えるお米とサスティナビリティ』
第三弾となる座談会には、富山大学の学生5名に環境教育・ESDの専門家である阿部治氏、さまざまな地域で食をテーマとした取り組み手掛けるプランナー田井中慎氏をファシリテーターに開催。大学生がそれぞれ取り組んできた研究(建築や街づくり)と重ねながら、お米とサスティナビリティについてディスカッションを行いました。
座談会サマリー
自然環境含めて地域資源。風や水や気候など、その環境があるからこそ地域の文化がある
高齢化社会に向けて必要な世代間のつながり、食というテーマがきっかけになるのではないか
富富富と川遊び!?身近では恩恵を感じにくいからこそお米と自然の掛け算で体験として提供
学生それぞれの研究テーマから座談会はスタート。建築に地域資源をどう活用していくかを研究してきた学生は、「富山県の氷見市というところには串柿という正月飾りがある。串柿をつくるにあたって必要な風などの自然環境も地域資源だと捉えている」とコメント。また、まちづくりの担い手と高齢化の課題についてとりくんできた学生からは「若い人と高齢の人のつながりをつくることが必要。食とイベントをかけ合わせることで、人のつながりが生まれていくのではないか」と語りました。また、当たり前にあるからこそ気づかない地域資源について話がおよぶと、ある学生は「調べれば情報は手に入る時代、だからこそ体験として小さな感動が必要。富山の資源である水と富富富を掛け合わせて川遊びなどの体験にすることで、“水“という目に見えにくい地域の恩恵を感じることができるのでは」と提案しました。
第一弾の有識者、第二段の高校生とは違った観点の話が多く、とても学びのある座談会になりました。
noteで公開:https://note.com/fufufu_toyama/n/n863b1c9d6736
※この未来のお米について考える座談会は2月に開催されました。
■ 美味しいお米が生まれる富山の自然
・立山からのゆたかで清冽な水。
富山の暮らしや農業を支えてきた豊かな水は、標高3,000m級の立山連峰の雪どけ水が水源。その雪どけ水は急峻な地形を一気にくだり、間もなく富山湾に流れ込みます。だから富山の河川の水はつねに清らかで夏場でも冷たく、稲穂をつける暑い頃の田んぼを適温にするので、富山ではしっかりと熟したおいしいお米が実るのです。
・養分をたっぷり蓄えた肥沃な大地。
立山連峰から流れる急峻な河川は、かつて氾濫を度々おこしてきました。しかし氾濫は北アルプスの湿原や森林地帯の豊富な栄養を含んだ土をもたらし、肥沃な大地に恵まれた富山平野をつくりました。さらに富山県では昔の知恵を活かした土づくりに今も力を入れており、おいしいお米の実る稲が健やかに育ちます。
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