世界的人気のドイツ知育玩具メーカー「ハペ社」とパートナーシップを締結 遊びながら楽しくリズムを学べる「音符パズル」を共同開発
2023年9月5日(火)からMakuakeからオンラインショップでクラウドファンディングを開始
茨城県つくば市のアーデン音楽館(本部:茨城県つくば市、代表:大部 真美)が世界70ヶ国以上で人気のドイツ知育玩具メーカー「ハペ社」のパートナーとして共同ブランディング契約を締結し、第一弾の共同開発製品として、幼児が遊びながら楽しくリズムを学べる「音符パズル」を2023年9月5日(火)にMakuakeでクラウドファンディングを開始。公式オンラインショップで販売を開始します。幼少期からリズムを学ぶことで、健やかな発達を促すことが期待できます。
知育玩具を共同開発するに至った背景
1、子供の習い事の多様化
学研教育総合研究所の調査によると、子供の習い事として圧倒的な人気があったピアノは、近年も定番の習い事として人気はあるものの、新たにダンスやプログラミングなど選択の幅が広がってきており、習い事の多様化が進んでいます。(※1)
さらに、現在では英語×ダンスや、リトミック×英語など、掛け合わせで新たな価値を提供するスタイルが増加しています。
※1:学研教育総合研究所>小学生白書 > 30年史
https://www.gakken.co.jp/kyouikusouken/whitepaper/30history/chapter1/03.html
そこでアーデン音楽館では、遊びながら発達にも良い影響があると人気のドイツ知育玩具メーカー「ハペ社」と、音楽の要素と数学的な要素を掛け合わせた「音符パズル」の開発に至りました。
2、遊びスタイルでの学習人気
現代の子供たちは、ゲームやスマホで勉強する機会が増えています。そのため、座学で楽譜や音符の読み方を伝えるよりも、より効果的なゲーム性を持たせたスタイルで音楽の要素を伝えていく必要性を感じ、共同開発に至りました。
ピアノを習いながら知育にも役立つ製品の開発
脳科学者の澤口俊之氏によれば、脳機能を高める最も効果的な習い事がピアノです。幼少期においてIQ(一般的知能)よりも、「人間らしい人生を送るための脳力」であるHQ(人間性知能)という知能が重要と証明されています。HQには理性・思いやり・協調性・運動能力・器用さ、言語能力などが含まれますが、ピアノを習うだけでこのHQが飛躍的に向上すると言われています。
さらにピアノには脳の構造を良い方向に変える効果があり、知的機能・感情機能・記憶力アップにもつながります。
アーデン音楽館では、ピアノに関連しながらも、子供たちの発達サポートにつながる知育玩具の開発を目指し、今回の「音符パズル」が完成しました。
参考・右図:ピティナ 『今こそ音楽を! 澤口俊之先生インタビュー』 https://www.piano.or.jp/report/04ess/livereport/docs/livereport150731.pdf
日本の親の教育意識の高まりと、玩具選びの現状
家庭における子どもへの教育費は年々増加しており、日本の親の教育意識は高まってきています。(※2)この教育意識の高まりは、子どもに与える玩具の選び方にも影響を与えています。
また、親が今後購入したい玩具では、「知育・教育系玩具」がトップになり、8割以上の親が玩具を買う際に「発達・知育・教育に役立つか」を重視しています。教育的効果と遊びを両立した玩具の需要が高まっていると言えます。(※3)
アーデン音楽館はこれらの需要に応え、遊びながら音楽の要素を学べる音符パズルを提供します。さらに、リズムの仕組みを学ぶことは、音楽の要素に加えて「足す、引く、割る」などの算数的要素を含むため簡単な計算ができるようになり、早くから算数の概念に触れられるメリットもあります。また、パズルをつまむ・はめる動作は幼児の指先の巧緻性を養います。(※4)
※2:文部科学省『令和3年度子どもの学習費調査』
※3:・ディグマル『最新の進化と生活者に求められる玩具とは 最近の玩具業界の解説とアンケート調査』
https://digmar.jp/2022/07/29/3964/
・株式会社ネスタ 『2021年度知育玩具の所持状況調査』
https://naste.co.jp/2021/12/mamaplus_-questionnaire/7263
※4:『日本感性工学会論文誌』より『木育玩具の分類とその教育効果の調査分析』
ハペ社との共同ブランディングプロジェクトの概要
ドイツは幼児教育の先進国であり、シュタイナー(※5)やフレーベル(※6)など有名な幼児教育法を生んだ国として世界中で有名です。そんなドイツでは、子どもは木製玩具や外遊びなどの「遊び」を通して発達・成長していくという考え方が根付いています。ドイツで創業され、ドイツ国内80%以上の幼稚園で愛用されているハペ社も、おもちゃを単なる遊びではなく創造力を育てるための教育活動の一環と捉えることが特徴です。
ハペ社の子どもの知育発達を意識した玩具作りと、「遊びながら音楽の要素を学ぶ」というアーデン音楽館のコンセプトが合致し、音符パズルが誕生しました。
※5:「芸術活動を通じて、とらわれのない自由を獲得できる個性を尊重する」という目的で導入された教育方法
※6:幼児期の遊びは人間の発達に欠かせないものだとし、遊び中心とする幼児教育
製品概要
共同開発製品「音符パズル」について
発売場所:クラウドファンディング Makuake(マクアケ)
発売時期:9月5日(火)
製品概要:音符パズル、音源収録のガイドブック、
音源QRコード付きカード
価格:定価8,910円 (クラファン限定早期割引あり)
サイズ:外箱:30㎝×24㎝×4㎝
パズル台座:29㎝×20.5㎝×0.8㎝
音符パズル:4.5㎝×4.5㎝×0.5㎝
(一番小さなサイズ)
音源がすべて収録されたガイドブック
・使い方・遊び方ガイドブックを同梱
遊び方とリズムの基礎知識を1から学べるガイドブック付きです。QRコードから簡単な使い方動画も視聴できるので、音楽の経験がなくても安心してお使いいただけます。
・聴いて・考える。音源問題をQRコードから視聴可能
リズムを聴いてパズルを組み立てる「リズム聴音」の問題音源を70題用意しました。ガイドブックや付属のカードからQRコードを読み取ってお使いください。リズムのみの問題50題には「やさしい」「むずかしい」の2段階のレベルがあるので、年齢やレベルに合わせて活用していただけます。誰でも歌える童謡を使ったメロディー問題は20曲。人数分の台座と音符ピースを用意すれば、グループでも遊べます。家庭でもこの音源を活用すれば、10歳程度まで十分なリズム学習が可能です。
ドイツ「ハペ社」との今後の予定
当社では、ハペ社との共同開発第2弾として「英語で5線パズル」の発売に向けて準備を進めています。
ト音記号の5線上でドレミを読む練習をしながら、各音の英語音名もおぼえることができるパズルです。音符を読む力を養うだけでなく、お子さんが早期からアルファベットに興味を持って遊べる商品をお届けできるよう開発を進めていきます。
会社概要
社名:アーデン音楽館
本社所在地:茨城県つくば市花畑3-25-20
代表取締役:大部 真美
事業内容: ピアノ・リトミック教室の運営、音楽教材の開発・販売
設立: 2006年
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