【インクルージョン×防災 全ての人が取り残されず、自分らしく生きられる世界の実現にむけて】「世界防災フォーラム/防災ダボス会議@仙台2023」
一般財団法人世界防災フォーラムは2023年3月10日(金)から12日(日)まで仙台国際センターにて「世界防災フォーラム/防災ダボス会議@仙台2023」を開催いたします。
第3回となる今回の世界防災フォーラムは、2023年3月10日(金)から12日(日)まで仙台国際センターにて開催いたします。また、エクスカーションについては2023年3月13日(月)に開催予定です。
世界防災フォーラムは、防災ダボス会議(IDRC)と連携し、国内外から産・官・学・民の防災関係者が集まる日本発の国際市民フォーラムです。災害で悲しむ人を減らしたいとの思いを基に、国の代表が 議論する国連の場や、研究者に限られる学会の場とも違う、様々な人が自由に議論できる国 際的なプラットフォームを目指しています。2019 年の第 2 回フォーラムでは、国際機関、 政府、研究機関、企業、NGO、市民から約 1,000 名の参加がありました。今回はアジア各 国の代表団が一堂に会する「アジア防災会議(ACDR)」も同じ会場で開催され、一体的に 運営される予定です(10 日、11 日)。
とくに第 3 回フォーラムを開催するにあたり、民間セクターおよび若年層に、より積極 的に参画してもらうこと、統合的・学際的なアプローチに関する企画度の高いセッションを 行い、参加者の増加と交流を促すこと、防災の具体的な解決策を産官学民の対話の中から女性や若者の視点を大切にし、世界に向けて情報発信することに注力します。
【本セッションについて】
SDGs・2030 アジェンダで大切にされる「誰一人取り残さない」という考え方は、防災にとっても重要です。東日本大震災ではご年配の方や障害のある方に被害が集中し、平時の備えと災害時の対応双方に大きな課題があることが浮き彫りになりました。さらに熊本地震 をはじめ各地の被災地・紛争地では、制度、環境、態度における障壁のため、高齢者、障害 者、子ども、妊産婦、LGBTQ+、旅行者や移民など周辺化されやすい多くの人々が直面した課題が報告されています。国際防災をリードしてきた日本国内でも対策は途上です。まず は我々人間が多様であって、それぞれに異なる強みと課題を抱えているということに基づき、防災がすべての人を包摂していくことが必要です。
SDGs 締結の約半年前、第 3 回国連防災世界会議で「仙台防災枠組」が採択され、インク ルーシブな防災が国際社会の優先事項となりました。人道危機時、あらゆる人が命や暮らし や健康を守り、必要なサービスにアクセスできる社会を構築するために私たちに何ができ るのか、現場の最前線で試行錯誤されてこられた多彩な背景をお持ちの方々をお呼びし、ともに考えます。(コーディネータ:原 裕太・東北大学災害科学国際研究所 助教)
【登壇者プロフィール】
・井筒 節 さま
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 特任准教授
・成田詠子 さま
国連人口基金(UNFPA)駐日事務所 所長
・曽田夏記 さま
自立生活センターSTEP えどがわ 当事者スタッフ / DPI 日本会議特別常任委員
・菅田利佳 さま
東京大学教育学部4年生 / 東京大学 UNiTe / EMPOWER Project
・田中浩一 さま
劇団四季 元代表取締役副会長
【開催概要】
開催日程:2023年3月11日(土)
会場:仙台国際センター・大ホール
セッション主催:World BOSAI Forum
セッション共催:
東北大学災害科学国際研究所 2030 国際防災アジェンダ推進オフィス、 (仮)科学技術振興機構(JST)SDGs の達成に向けた共創的研究開発プログ ラム(SOLVE for SDGs)「最後の一人を救うコミュニティアラートシステム のモデル開発および実装」プロジェクト、(仮)東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属教養教育高度化機構 SDGs 教育推進プラットフォーム
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