子ども向けプログラミング教室のFC事業「Tech for elementary」を手がける株式会社エクシード、小中学生向けPython学習サービスのトイプロを教材採用

株式会社エクシードのFC事業『Tech for elementary』に、MARK株式会社開発のテキストベースPython教材『トイプロ』が採用され、子どもたちのプログラミング学習に新たな選択肢を提供

MARK株式会社

2025年2月17日 08時11分

「Tech for elementary」 - 株式会社エクシード

Tech for elementaryは、株式会社エクシードが提供するプログラミングFC事業です。全国でのべ500教室・15000人以上の教室を開講、加盟者は学習塾/パソコン教室/英会話教室/主婦や高齢者と多岐にわたっています。Scrachをはじめとしたビジュアルプログラミングからテキストプログラミングや資格試験対策、情報Iの対策講座まで幅広い教材を提供しています。

Webサイト : https://www.tfe.tokyo

トイプロの特徴

トイプロ : https://www.toy-pro.net/

MARK株式会社が開発した『トイプロ』は、小中学生やPython初心者向けに設計された競技プログラミング形式の学習サービスです。シンプルで親しみやすい問題設定と、段階的な難易度調整により、初めてのプログラミング学習でも無理なく取り組めるのが特徴です。

また、『トイプロ』は単なる問題集に留まらず、受講者が学習意欲を持続できるよう、ポイントシステムやランキング機能を実装。これにより、プログラミングの学習過程をゲーム感覚で楽しみながら、実力を試す機会が提供されています。さらに、AIによるアドバイス機能が搭載されており、受講者が解答に行き詰まった際にも適切なヒントや解説を受けられるため、自己解決能力の向上が期待できます。

指導者向けには、組織管理機能や生徒追跡機能、解法確認機能などが充実しており、クラス単位での学習進捗の把握や個々の理解度に応じた指導が可能となっています。こうした機能群は、学校やプログラミング教室など、教育現場での運用を考慮して設計されており、教師や指導者が効率的にサポートできる環境を整えています。

『トイプロ』は、楽しさと学習効果を両立した新感覚のプログラミング教材として、多くの子どもたちにプログラミングの世界への第一歩を提供するツールとして高く評価されています。

今後の展望

今回、「Tech for elementary」に「トイプロ」が採用されたことで、子どもたちにとって新たなプログラミング学習の選択肢が広がりました。従来、ビジュアルプログラミング中心の学習環境が主流であったため、小学生向けのテキストベースのプログラミング教材は希少で、学習の実践性や応用力を十分に養うことが難しい状況でした。しかし、「トイプロ」は競技プログラミング形式でありながらも、初学者向けの難易度設定と充実したサポート機能を備え、子どもたちが挫折せずに段階的にスキルを伸ばせる環境を提供します。

さらに、この教材は単なるプログラミング学習に留まらず、論理的思考や問題解決能力を育む点でも大きな期待が寄せられています。これらのスキルは、大学受験においても非常に重要な要素となっており、特に理系科目や情報処理の分野でその効果を発揮します。

近年、大学入試ではプログラミング・データ分析・ITリテラシーを問う問題が増加しており、早期からこれらの能力を培うことは、受験対策としても大きなアドバンテージとなるでしょう。

このように、「トイプロ」の導入は、子どもたちのプログラミング学習を支援し、大学受験における実践的なスキルの向上にも寄与するものと期待されます。将来的には、受験のみならず、進学後の学びやキャリア形成にも役立つ基盤として、多くの子どもたちにとって有益な教材となることでしょう。