ユビキタスAI、スマートホーム規格「Matter」と「ECHONET Lite」とのブリッジ機能を開発
~MatterコントローラーからECHONET Lite機器の操作を実現~
Matterは、さまざまなベンダーのスマートホームデバイスとIoTプラットフォーム間の相互通信を実現することを目的に、2022年10月にConnectivity Standards Allianceによって策定されたスマートホームの共通規格です。
ECHONET Liteは、2011年12月に経済産業省が認定した家庭用エネルギー管理システムHEMS(Home Energy Management System)の標準プロトコルです。同機能を搭載した機器の累計出荷台数は、2022年度末には1億3,879万台に達しています。
現在、Matter対応機器の市場導入が注目されている中、既に国内市場で普及が進んでいるECHONET Liteは、Matterと相互互換性が無いために両規格に対応したスマートホームのユースケースを実現できず、ユーザーの利便性を妨げる要因となっています。
ユビキタスAIではこの課題を解決するため、MatterとECHONET Liteを接続するためのブリッジ機能を開発し、同社の組込み環境向けECHONET Lite対応ソフトウェア開発キットUbiquitous ECHONET Lite SDKに搭載することとしました。これにより、MatterとECHONET Liteという異なる規格を採用した機器間のコミュニケーションが可能になります。
このブリッジ機能を搭載したUbiquitous ECHONET Lite SDKを利用することで、Matter標準仕様ではサポートされていないECHONET Lite機器をブリッジで使用することができます。Amazon AlexaやGoogle Home対応スマートスピーカーに代表されるMatter規格対応コントローラーからも、ECHONET Lite対応のスマート家電やスマートエナジー関連機器を操作することができるので、ユーザーの利便性がさらに向上します。
■ Ubiquitous ECHONET Lite SDKの特長
・最新のECHONET Lite規格のデバイスおよびコントローラー機器の開発に対応
・小フットプリントでRTOSからAndroidまでさまざまなプラットフォームへの実装が可能
・Matterブリッジ機能(2023年9月より提供予定)
■ Matterについて
Matterは、2023年1月時点で550社以上の企業が加盟するConnectivity Standards Alliance(旧称Zigbee Alliance)が策定しているスマートホームの標準規格です。Matterの最新規格として、Matter1.1が2023年5月にリリースされて注目を集めています。
■株式会社ユビキタスAI(証券コード:3858)について
ユビキタスAIは、製造業のお客様を支えるテクノロジーとサービスを提供する企業です。長年にわたる組込みソフトウェアビジネスの実績をベースに、自社開発製品および世界中のソフトウェア製品の販売・サービスにおいて成功を収めています。強みである先進かつ優れたテクノロジーと強固で幅広い顧客基盤を活かしながら、ベンチャー・スタートアップや学術機関との連携による新しいビジネスプラットフォームを構築し、製造業のお客様を支えるテクノロジー・サービスを世界に展開し続けることによって「お客様」「ビジネスパートナー」「社会」の発展に貢献します。
本社所在地 : 東京都新宿区西新宿1-23-7 新宿ファーストウエスト17F
URL : https://www.ubiquitous-ai.com/
■投資家の皆様へ
本ニュースリリースは、ユビキタスAIの定性的な業務進捗をお知らせするためのものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。当社業績・経営指標の進捗・予想に関しては、取引所開示情報である、決算短信などをご参照ください。
※ 本ニュースリリースに記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。
※ 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 商品サービス
- ビジネスカテゴリ
- ネットワーク・ネットワーク機器アプリケーション・セキュリティ
- ダウンロード