Pubcare『自院ID機能』強化
医療機関と介護施設の情報管理と連携がさらに強化
株式会社 United Vision & Company(本社:福岡県福岡市/代表取締役:村岡聡一)は、医療・介護現場での効率的な情報管理と連携を支援するため、Pubcareシステムの自院ID機能を強化し、9月4日にリリースいたしました。今回のリリースにより、医療機関や介護施設における患者情報の管理が一層円滑になり、患者ケアの質向上が期待されます。
■『自院ID機能』の概要
Pubcareの自院ID機能は、各医療機関が電子カルテで使用する患者番号などの一意な識別情報を、Pubcare上で一元的に管理できる機能です。この機能により、施設内での患者情報の効率的な管理が可能になるだけでなく、複数の医療機関や介護施設間で正確な医療・介護情報の共有が実現されます。また、情報のリアルタイムな更新が担保され、常に最新の患者データに基づいたケアが提供されることを可能にします。
※「自院ID機能」を利用した効率的な患者情報管理共有方法の運用例
■リリース後の『自院ID機能』強化ポイント
今回のリリースにより、以下の機能が強化されました。
① 患者情報統合管理の強化と運用プロセスの簡略化
自施設内で使用しているカルテIDとPubcareの「自院ID」を共通化することで、患者情報の統合管理が一層効率化されました。これにより、全体の患者情報が一元的に管理され、各施設での業務運用が簡素化されると同時に、情報の正確性と整合性も向上します。
② 他施設間の共同編集機能の強化
異なる医療機関がそれぞれ別のPubcare自院IDを使っていても、患者がシステム内で自分の医療・介護情報を共有する意思を示している場合、情報を共有している医療機関同士でその患者の最新情報を閲覧・編集することが可能です。これにより、複数の施設においても、同じ情報を基に一貫したケアを提供することができます。
③ 帳票連携機能の向上
自院IDの統合管理や他施設間の共同編集機能が強化されたことにより、帳票の連携も一層円滑になりました。各医療機関が作成した指示書等の帳票を、Pubcare内で連携を構築している施設においては再入力する必要がなくなり、業務効率が大幅に向上します。さらに、情報の一元管理により、すべての施設で同じ患者情報に基づいた連携を行うことができるため、連携におけるミスや情報の不整合が減少し、質の高いケアの提供が可能となります。
■『自院ID機能』強化による効果
今回の『自院ID機能』の強化により、業務効率の向上が期待されています。施設をまたぐ患者情報の統合管理が強化されたことで、帳票情報の再入力等の業務が削減され、業務全体が円滑に進行します。情報の正確性と整合性が向上することで患者に対する医療・介護サービスの質も向上します。また、異なる医療機関が別々のPubcare自院IDを使用していても、患者が情報を共有している連携医療機関間では、複数の施設にまたがるケアでも一貫性が保たれます。Pubcareは、患者の意思に基づいた情報管理を可能とし、患者自身が必要に応じて情報の連携を解除できる仕組みが整っています。この仕組みは、患者に安心感を与えるとともに、信頼されるケアの提供を支える重要な要素です。Pubcareは患者主体のプロダクトでありながら、医療・介護従事者の業務効率化も実現するシステムと言えます。
株式会社United Vision & Companyでは、社会の厳しい変化の中で持続可能な社会の構築(SX:サスティナビリティー・トランスフォーメーション)を創造するため、現役医師が実際に現場で必要とされるシステムが何かを常に考え、時代に適合するソリューションを常に提供し続けていく事をミッションに、医療と介護を含むトータルヘルスでのプラットフォームをAIを含む最新のデジタルソリューションで実現していくために、これからもユーザーのニーズを反映させ社会情勢の変化に合わせたサービスを提供してまいります。
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