廃棄物管理の新時代へ!
クラウド型廃棄物一元管理システム「bee-net」に新機能追加予定
クラウド型廃棄物一元管理システム「bee-net」にCO₂排出量可視化機能とDPP機能を追加予定

株式会社ビートルマネージメント(本社:福岡県北九州市)は、電子マニフェストを含む廃棄物管理を一元化するクラウドシステム「bee-net」に、新たにCO₂排出量可視化機能とデジタル製品パスポート(DPP)機能を搭載するアップデートを実施します。本アップデートは2026年4月にリリース予定で、より環境負荷の少ない資源管理を実現し、企業の持続可能な成長を支援します。
アップデートの背景
近年、環境規制の強化や企業のESG対応が進む中、CO₂排出量の可視化やリサイクル材のトレーサビリティ強化が求められています。また、欧州ではエコデザイン規則(Ecodesign for Sustainable Products Regulation: ESPR)の導入が進み、DPP(デジタル製品パスポート)が義務化される流れとなってきております。
日本国内においても、2050年カーボンニュートラル実現に向けて、環境負荷の低い廃棄物管理が急務となっており、こうした背景を受け、bee-netではUIの刷新とともに、CO₂排出量の可視化とDPP機能の導入を行い、企業の環境負荷低減をサポートします。

「bee-net」とは?
「bee-net」は、廃棄物管理を効率化するクラウド型システムで、以下の機能を提供しています。
• 電子マニフェスト対応:煩雑な廃棄物管理業務をデジタルで一元化。
• 業者紹介機能:全国4,500社以上の提携業者ネットワークから、適正価格で業者選定が可能。
• 年間廃棄物量の把握:排出量や処分費用を見える化し、コスト削減をサポート。
• 請求業務の代行:複数者との間で発生する請求業務をbee-netで一本化。
今後のアップデートにより、さらなる環境配慮型の廃棄物管理が可能になります。
新機能の詳細と活用効果
1. CO₂排出量管理機能
これまで企業ごとに把握が困難だった廃棄物の収集・処分に伴うCO₂排出量を自動計測し、可視化する機能を搭載。これにより、環境負荷の見える化と削減対策の策定が可能になります。

想定活用例
• 製造業A社:廃棄物処理に伴うCO₂排出量をbee-netで可視化し、環境報告書の作成を効率化
• 小売業B社:店舗ごとの排出量を比較し、CO₂削減に向けた最適な廃棄物処理方法を導入
2. デジタル製品パスポート(DPP)機能
DPP機能により、リサイクル材の由来や含有情報を記録・管理できるようになります。欧州のエコデザイン規則(ESPR)に対応する形で、企業がリサイクル材の証明を行えるようになり、グローバル市場での競争力向上にも寄与します。

想定活用例
• 製造業C社:リサイクル材の証明情報をDPPに登録し、製品の環境価値を向上
• 小売業D社:回収された家電製品の部品情報をDPPに登録し、サーキュラーエコノミーを推進
市場トレンドと今後の展望
日本政府は「グリーン成長戦略」のもと、2030年までにCO₂排出量を2013年比で46%削減する目標を掲げています。さらに、2024年のEUエコデザイン規則適用拡大により、リサイクル材のトレーサビリティ向上が求められています。
こうした流れの中、bee-netの新機能は、企業の環境対策を支援するとともに、国際的な規制にも対応可能な廃棄物管理システムを提供していきます。
スケジュール
新機能のリリースは2026年4月を予定しています。
今後、企業の皆様に向けた導入説明会やトライアル版の提供を検討しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
株式会社ビートルマネージメント
1998年の設立以来、株式会社ビートルマネージメントは廃棄物処理の一元管理と関連システムの開発を通じて、より効率的で持続可能な社会の実現を目指してまいりました。
- 本社所在地:〒807-0821 福岡県北九州市八幡西区陣原2丁目8-2
- 東京支店:〒104-0032 東京都中央区八丁堀3丁目10番3号 JP-BASE京橋 7F
- お問い合わせ:0120-532-109
- 会社HP:https://beetlemanagement.com/

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