Curelabo×イワタ バガスを活用した枕カバー、シーツ、布団カバーを共同開発
〜高い吸水速乾・保温性を有する沖縄産のバガスを活用〜
・開発の背景
さとうきびは世界最大の農作物であり、その搾りかすである“バガス”は沖縄県内で年間約20万トン、世界では約1億8900万トン程度発生しているといわれています。
“バガス”は有用な未利用資源として注目されており、有効な活用方法が模索されています。
Curelabo株式会社はバガスを活用した繊維の開発を行っており、この度京都の老舗寝具メーカーである株式会社イワタとの共同開発により、バガス和紙糸を使用した「Bagasseシーツ・カバー」の開発・製品化に至りました。
・生地について
未利用資源である、さとうきびの搾りかす“バガス”を、沖縄県内で粉砕加工。岐阜県に古くから伝
わる美濃和紙の製造技術を活用することで和紙に加工。このバガス和紙を綿と撚り合わせ糸にする
ことで、さらっとした肌触りが特徴の生地に織り上げています。バガスを原材料に、日本全国のも
のづくり技術を掛け合わせ、高品質な繊維・生地を開発しました。
・生地の特徴
1.バガス和紙糸を26%使用。バガス和紙糸は重さが綿の半分程度のため軽い仕上がり。
2.バガス和紙糸による高い吸湿性・速乾性。さらっとした肌触り。
3.バガスに含まれるリグニンによる高い抗菌・消臭効果。
※アンモニア96%・酢酸99%・イソ吉草酸99%の臭いを吸収。
「Bagasseシーツ・カバー」概要
予約受注開始 2023年6月5日
特集ページURL https://shimadenim.com/product-category/sheets-and-covers
株式会社イワタについて
寝具を作りつづけて190余年、眠りを科学する京都の老舗寝具メーカー
『IWATA(株式会社イワタ)』は、「作る」「使う」「棄てる」の各段階で資源の消費と廃棄物の発生を減らしながら、その循環を通して新たな製品やサービスを生み出す「サーキュラーデザイン」を推進しています。
設立:1963年8月23日(創業 1830年天保元年)
本社:京都市中京区堺町通姉小路下ル大坂材木町701番地2
代表取締役社長:岩田 有史
お問い合わせ先:info@iozon.co.jp
Curelabo株式会社について
サトウキビ等の未利用残渣を活用した、アップサイクル素材の開発・製造
これまで、サステナブル繊維をアパレル用途に製品化してまいりましたが、これからは、テキスタイル全般に用途を展開してまいります。本事業を契機に、未利用資源から新たな価値を生み出し、未来へ繋げるサーキュラーエコノミーの振興に貢献いたします。
設立:2021年3月10日
本 社:沖縄県浦添市港川2-14-7
京都事業所:京都市左京区吉田上阿達町17番地
代表取締役社長:山本 直人
URL:https://www.curelabo.co.jp/
お問い合わせ先:info@curelabo.co.jp
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