チリワインの魅力を再び発見――生物多様性を大切にしながら進化するヴィーニャ・タラパカ
ヴィーニャ・タラパカの設立は1874年、実業家フランシスコ・デ・ロハス・イ・サラマンカがフランスから苗木を輸入し、アンデスの丘陵地帯で葡萄を栽培したのが始まりです。現在では約150年の伝統と歴史を持つ、チリ最古のワイナリーのひとつです。所有地は2,600haで、そのうち611haに植樹されています。チリの銘醸地マイポ・ヴァレーにあり、テロワールの個性を忠実に反映した表情豊かでエレガントなワインが造られています。
1874年創業、チリで最も歴史あるワイナリーのひとつ
マイポ川とカンティリャーナ山脈に囲まれ、自然に保護されたユニークな葡萄畑です。フランス語で壁に囲まれた葡萄畑をクロと言いますが、ヴィーニャ・タラパカでは自然の山に囲まれている類まれな自社畑を「ナチュラル・クロ」と呼んで大切にしています。「ナチュラル・クロ」は土壌、気候、地形だけでなく生物多様性に恵まれており、この生物多様性こそがワインに比類のない品質を与えているのです。タラパカの畑を囲む山々は、世界に30以上ある生物多様性ホットスポットのひとつに位置しており、ワイナリーではその自然遺産を大切に守り、生態系を維持しながら葡萄を栽培し、ワインを造り続けることを決定。
タラパカでは生物多様性を重視した葡萄栽培を行っている
ワインメーカーのセバスチャン・ルイスは、チリ大学で農学を専攻し、成績優秀者に与えられる奨学金を獲得。チリ・カトリカ大学では醸造学と葡萄栽培学を専門に学び、醸造学においてクラスでトップの成績を収めました。セバスチャンは2014年からタラパカの醸造チームを率いており、マイポ・ヴァレーを代表する、テロワールの特徴を表現した個性的なワインを造っています。彼の目的は、ヴィーニャ・タラパカ、特にプレミアム・レンジのタラパカ・グラン・レゼルバの独自のスタイルを強化することです。
ヴィーニャ・タラパカの醸造チームを率いるセバスチャン・ルイス
今回、ピーロート・ジャパンが輸入するのはタラパカ・グラン・レゼルバ・シリーズのうち5種類で、中にはデキャンター誌の映えある賞である「デキャンター・ワールド・ワイン・アワード 2022 トップ50ワイン」を受賞したグラン・レゼルバ・ブルー・ラベルも含まれています。販売は今年の11月を予定しており、ラインナップは以下の通りです。
2021 タラパカ・グラン・レゼルバ カベルネ・ソーヴィニヨン
2022 タラパカ・グラン・レゼルバ シャルドネ
2020 タラパカ・グラン・レゼルバ ブラック・ラベル カベルネ・ソーヴィニヨン
2021 タラパカ・グラン・レゼルバ ブラック・ラベル カルメネール
2020 タラパカ・グラン・レゼルバ ブルー・ラベル レッド・ブレンド
タラパカ・グラン・レゼルバ カベルネ・ソーヴィニヨン
日本にチリワインのブームが訪れたのは1997年。以来、消費量は着実に伸び、2016年には輸入量がフランスを上回ってトップとなりました。いまではチリワインは全国の酒販店・飲食店で目にし、すっかり定着した感がありますが、VSPT社が自信をもって世界に放つタラパカ・グラン・レゼルバ・シリーズが、チリワインの魅力を再発見するきっかけとなるかも知れません。
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ピーロート・ジャパン株式会社
03-3458-4455
ピーロート・ジャパンは創業以来50年以上、世界中から厳選したワインを調達、輸入、保管、流通、販売。一般消費者ほか、飲食店やホテル、デパートへの販路も展開しています。気軽に楽しめるデイリーワインから有名シャトーの最高級ワインまで、世界22各国から約2,000種類の品揃えを誇っています。
企業名:ピーロート・ジャパン株式会社
所在地:東京都港区港南2丁目13番31号 品川NSSビル
事業内容:ワインの輸入・販売会社
会社URL:https://pieroth.co.jp/
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