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長寿因子 HDL研究会
会社概要

キューバ人長寿の秘訣「ポリコサノール」。原産地で機能差があることを立証

研究結果・論文を国際学術誌が受理

長寿因子 HDL研究会

健康寿命に深く影響する「善玉コレステロール(以下、HDL)」の重要性を啓蒙する「長寿因子 HDL研究会」は、HDLの改善が認められた成分であるポリコサノールの機能が原産地で大きく異なることを立証した論文を発表しました。韓国のHDL研究の第一人者、研究会会員である Cho Kyung-Hyun(チョ・キョンヒョン)博士を通して発表され、9月21日、国際学術誌「Molecules」で受理されました。

論文ではキューバ/中国/アメリカ産の3種類のポリコサノールを比較し、キューバ産ポリコサノールのHDL改善機能の圧倒的な高さを立証しています。

キューバは平均寿命が高く、100歳以上の対人口比率は世界一の医療大国。キューバが人々の血圧やコレステロール値を正常化するため独自開発した医薬品がポリコサノールです。今回「キューバ産」ポリコサノール独自の機能や、キューバの寿命の長さとの関係性を明らかにしました。

本論文はポリコサノールに限らず、サプリメントや医薬品の効果が産地や原材料で大きく異なる可能性を示唆しています。この事実を医療の選択に迫られる多くの生活者に知っていただきたいです。

ポリコサノールのHDLへの有効作用、生産地と原料によって大きな差

健康寿命に深く影響する「善玉コレステロール(以下、HDL)」の重要性を啓蒙する「長寿因子 HDL研究会」は、HDLの改善が認められた成分であるポリコサノールの機能が、原産地で大きく異なることを立証した論文を発表しました。その立証結果は、HDL研究の分野でアジア圏で1位の研究者として知られ(※1)、長寿因子 研究会会員でもある Cho Kyung-Hyun(チョ・キョンヒョン)博士を通して発表され、9月21日、国際学術誌「Molecules」で正式に受理されました。


研究ではキューバ/中国/アメリカ産の3種類のポリコサノールについて、悪玉コレステロール(以下、LDL)やHDLへの影響を比較しました。結果、キューバ産ポリコサノールは他国・他原料のものよりも圧倒的にLDLやHDLの改善機能が高いことが立証されました。


キューバ「100歳以上の対人口比率が世界一」とポリコサノールの関係

キューバはキューバ革命後、米国からの経済封鎖を経験し、外国からの医薬品供給が困難となりました。これを背景に、自国での医薬品やワクチンの開発を進めることとなり、今日では医療分野での優れた成果を上げています。実際に、平均寿命は約80歳と米国と並ぶ水準で、100歳以上の高齢者の対人口比率は世界一です。


この、世界でも稀なほど健康な長寿高齢者が存在する背景には、独自の医療の研究開発があります。


その独自の医療研究開発のなかでも、人々の血圧やコレステロール値を正常化するため独自開発した医薬品が、HDLに作用するポリコサノールです。キューバ産ポリコサノールは、キューバ産の天然サトウキビを原料とし、血圧の調整やコレステロールのバランス改善に効果が認められています。ポリコサノールは、キューバ人の健康や寿命を下支えする、なくてはならない存在なのです。


心血管疾患やコレステロールに深く影響する「長寿因子」HDL

キューバ産ポリコサノールについて最も注目すべきは、心血管疾患や血圧、コレステロール値を左右するHDLへの作用です。

HDLは、血管内膜に蓄積したコレステロールを体外に排出する働きをします。世界1位の死亡原因である心血管疾患を予防する上で極めて重要であり、健康寿命に関わりが深いため、HDLは「長寿因子」とも呼ばれています。


<HDLの特徴>

・「数」だけでなく「質」によって機能が大きく異なる

・粒子が大きく、形状が丸くてはっきりしているほど「質」が高い

・数が多く質が高いほど、下記の機能が高い

  • コレステロール排出能力

  • 抗糖化

  • 抗酸化

  • 抗炎症機能

  • 心血管疾患の予防効果

キューバ産の天然サトウキビから抽出されたポリコサノールは、このHDLの効果を高める働きが知られ、キューバで医療に取り入れられているのです。

【研究結果】抗酸化・抗糖化・抗炎症化など、産地で大きな差

<研究概要>

●研究対象:米国産(サトウキビ由来)、中国産(米ぬか由来)、キューバ産(サトウキビ由来)のポリコサノール

●主な比較指標:「抗酸化」「抗糖化」「抗炎症効果」

●主な比較方法:

原産地がそれぞれ異なるポリコサノールをHDLで再合成して、組換えHDL(rHDL)を作り、炎症が誘発されたゼブラフィッシュ胚と成体を用いて様々な効能を確認

●認可元:SCI国際学術誌「Molecules」


<研究結果:キューバ産ポリコサノール由来のHDLについて>

■HDLサイズ:1.3〜1.6倍

米国産(サトウキビ由来)、中国産(米ぬか由来)、キューバ産(サトウキビ由来)の各ポリコサノールによる組換えHDLの大きさを比較したとき、キューバ産ポリコサノールによる組換えHDLの直径は約83nmで、中国産と米国産に比べて1.6倍と1.3倍大きいという結果でした。

■抗糖化:糖からの損傷を防ぐ機能が2.7倍

抗糖化作用に関して、キューバ産ポリコサノールは他の産地のものと比較して、特定のタンパク質が糖によって受ける損傷を2.7倍も効果的に防ぎ、さらに1.4倍強く保護する働きがあります。


■抗酸化:LDLの酸化を強力に抑制。心臓や脳の疾患リスク低下へ

抗酸化作用においては、LDL(悪玉コレステロール)の酸化を強力に抑制する働きがあります。LDLが酸化することで、心臓や脳に関連する疾患のリスクが高まるため、予防作用があることは健康維持にとって極めて重要です。


■抗炎症効果:高い生存力と炎症からの回復力

抗炎症効果の比較では、キューバ産ポリコサノールは他の産地のものと比較して、炎症を引き起こすカルボキシメチルリジン(CML)をゼブラフィッシュに注入した際、最も高い生存率と迅速な回復能力を示し、抗炎症能力が際立っていることが判明しました。


■肝機能の改善機能も

ゼブラフィッシュの肝組織の炎症を最も効果的に減少させることや、肝組織の脂肪化を予防し、肝の機能を守る強力な作用を持つことが明らかになりました。


成分分析の結果、キューバ産ポリコサノールは、他の産地のものよりも総量が高く、コレステロール値低下の効果があるオクタコサノールの含有量が最も多いことが判明しました。これらの特性から、キューバ産ポリコサノールは、人体内の「長寿因子HDL」の機能を大きく向上させる可能性があると考えられます。

         さまざまなポリコサノール製品の脂肪族アルコールの総含有量と成分構成


同じ成分でも、生産地・原材料で機能差がある。生活者に警鐘


今回の論文では、世界的に血圧やコレステロール値に良い働きをするとされるポリコサノールの機能について、生産地・原材料で大きく異なることを証明しました。この機能差がある可能性はポリコサノールに限ったことではありません。あらゆる医薬品やサプリメントに含まれる成分でも同様の可能性があるのです。


現在、社会において生活者は、療法・未病について多くの選択肢を持っており、最終的には自身で選択をしなくてはなりません。特に医薬品やサプリメントを選ぶ際に、成分が同じでも効能には差が出ることがあることを認識していなくては、適切な判断ができません。


多くの方が「成分が同じでも、効果は同じとは限らない」ことを認識し、自分にあった対策を選べるよう提言していきたいです。


 Cho Kyung-Hyun(チョ・キョンヒョン)博士について

1998年韓国国立大学から博士号を取得。上級科学者として韓国研究所の生物科学研究所に勤務。その後、医療バイオテクノロジー局の教授として血清生物医学研究チームの責任者を兼務。 現在はDaegu Medical Innovation ComplexにRaydel Research Instituteを設立。HDL分野での過去30年間の研究で、 多数のジャーナルを発行し、62の国内および国際特許を取得。現在、HDLの主成分アポリポタンパク質AI分野におけるアジア第1位の研究者とされる。


※1:世界中の何百万人もの医師の中から超専門的な医療専門知識を特定し、共有するサイト「Expertscape」で、HDL分野「Apolipoprotein A-1」の専門家ランキングを調べると、アジア圏1位に Cho Kyung-Hyun(チョ・キョンヒョン)教授があがる


【長寿因子 HDL研究会とは】

長寿因子 HDL研究会は、多くの疾患の引き金とされる“血管系の疾患”に深く影響する「善玉コレステロール(以下、HDL)」の重要性を社会へ啓蒙する研究会です。「HDLの正しい知識を広め、人々の健康寿命に役立てる」ことを目指し、シンポジウム開催、特設サイトの運営、論文・コラム・研究レポートの発表やSNSでの情報発信などを多角的に展開しています。

●商号  : 長寿因子 HDL研究会

●代表  :上原吉就(うえはら・よしなり)博士/医師

●設立  : 2023年5月

●事業内容: 「HDLの正しい知識を広め、人々の健康寿命に役立てる」ことを目的としたシンポジウム開催、特設サイトの運営、論文・コラム・研究レポートの発表やSNSでの情報発信など

●URL  :https://hdl-research.jp/

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調査レポート
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会社概要

長寿因子 HDL研究会

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URL
https://hdl-research.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区芝5-16-7 芝ビル5階B号室
電話番号
03-6431-0457
代表者名
上原 吉就
上場
未上場
資本金
-
設立
2023年05月
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