10年連続で過去最多となった不登校の子どもたちがカフェをオープン!社会で生きる力を身に付ける
フリースクールに通う不登校を経験した子どもたちが自ら店員になるカフェをオープンします
10年連続過去最多を更新し続ける不登校の子どもたちの背景は…
2022年度、増え続ける不登校の子どもたちは過去最多の約30万人となりました。当フリースクールに通う子たちは、いじめや貧困・発達障がいや精神疾患・虐待などが背景にあり学校に通いたくても通えなくなった子どもたちが多く、彼らの中には同級生や地域の方々の目が気になり外で遊ぶことが困難な子もおり、コロナ禍で休校措置となった3カ月は「もう無理や、家族を傷つけてしまう」「家にいるのは限界、なんとか助けてほしい」と悲痛な声を何度も聞いてきました。 中には、自らが不登校となったことで、否定され続け自己肯定感を失い、「私はダメな子なの?こんなにしんどいのに大人は誰もわかってくれない。死んだ方がマシだ」と直接電話で相談をしてくれた子もいました。2022年度の子どもの自殺も過去2番目の多さとなり予断を許さない状況が続く中、子どもと同じように保護者の社会的孤立の問題もあります。
これらの社会課題の解決のために、①保護者の方々の交流の場として②子どもたちの生きる力を育む場として③不登校への偏見や差別を無くす場として地域に根差すため、フリースクールの子どもたちがカフェをオープンします。
イベント名:かろーぐカフェ
開催日時:2023年10月26日(木)
開催場所:大阪府大阪市東淀川区菅原5-9-8(フリースクールここ淡路校【ういるも】1階カフェスペース
主催:NPO法人ここ
NPO法人ここ (所在地:大阪府吹田市内本町1-19-7 代表者:三科元明)
不登校を経験した子どもたちが、行政の不登校支援機関(適応指導教室や教育支援センターなど)を卒業した後、高校を中退したりひきこもる現状を受け卒業生の居場所と不登校の子どもたちの学校外の学びの場が必要と感じ2008年に設立に至りました。現在は、小学1年生から高校3年生までの約60名が在籍しています。
事業内容:不登校児童生徒の学習支援・居場所支援・就労支援など。
吹田校【あまかり】、南吹田校【いどばた】、淡路校【ういるも】、阪急吹田校【おりまる】
の4か所のフリースクールを運営
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像