〈社会デザイン×知の再編集〉の株式会社ブルーブラックカンパニーが書籍出版事業を開始

第1弾は吉田慎司 著『手仕事というもくろみ 暮らしを編み直す』

〈社会デザイン×知の再編集〉のための調査・研究、講演・執筆、人財育成・研修、編集・企画・制作、ソーシャルデザインライブラリー®のコンサルティングを展開する株式会社ブルーブラックカンパニー(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:中村陽一)は、このほど書籍出版事業を開始いたしましたのでお知らせ申し上げます。

弊社刊行書籍のレーベル名は社名と同じく「ブルーブラックカンパニー」とし、2025年1月に出版社コード911499を取得いたしました。

流通に関しましては書店様との直取引を主とし、書店様の粗利改善とスピード納品で定評のある株式会社トランスビュー様に取引代行していただきます。

     出版レーベルでもコーポレートロゴマークを使用

書籍刊行の第1弾は、弊社ウェブマガジン「ブルーブラックマガジン」(https://blueblackmagazine.jp/)に「この手で変えられる世界の一部 箒で伝えられるもの」のタイトルで約2年間にわたり連載いただいた吉田慎司さん(中津箒つくり手)の『手仕事というもくろみ 暮らしを編み直す』(2025年4月20日発売、本体価格2,000円+税)です。

本書はご注文いただきました全国書店に加え、楽天ブックス様をはじめとする各オンライン書店でもお求めいただけます。

2025年4月20日発売の吉田慎司 著『手仕事というもくろみ 暮らしを編み直す』ブルーブラックカンパニー 刊(ISBN978-4-911499-00-9/C0095/四六判・256頁、本体2000円+税) 
WEBマガジン「ブルーブラックマガジン」連載時のバナー

●本書の紹介
《伝統的な箒づくりを通じて世界との多様な接点を見いだし、生きることの手ざわりを現代社会に回復しようと試みる、注目のつくり手の論考!》
明治時代から伝わる中津箒(神奈川県)は、伝統的な技術を継承しつつ、現代の生活にも合う道具、工芸的な美をもつ日用品として再興を遂げた。その立役者として活躍する著者は、「美しいもの」を人に手渡すことで、大量生産・大量消費型の社会と暮らしのありようを問い続けている。

美大生から箒のつくり手となるまでの道のり、日々のものづくりと先達からの学びを拠りどころとする民藝論や工芸論、移住先の北海道・小樽でのDIYによる住まいづくりなど、手仕事を通じて社会を変えようと試みる著者の第一作。

●著者プロフィール

1984年生まれ。東京・練馬にて育つ。2007年より株式会社まちづくり山上にて、神奈川県で明治から伝わる中津箒作りを開始。制作、展示会、ワークショップ、講演、執筆などマルチに行う。現在、北海道小樽市を拠点に活動。株式会社まちづくり山上 中津箒 つくり手主任。

武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業。

主な受賞に、第51回ちばてつや賞佳作、9th SICF準グランプリ、2011年より日本民藝館展入選など。LEXUS NEW TAKUMI PROJECT 2017年度匠神奈川代表。2021年度日本民藝館展協会賞受賞。

吉田慎司さん
吉田慎司さんが製作した箒

いま、なぜ出版事業を立ち上げるのか

紙媒体の市場縮小やネット専業メディアの台頭などにより、出版業界の事業環境が厳しさを増す一方で、ブックカフェやシェア型書店など、〈本〉を媒介とするコミュニケーションやコミュニティづくりが多くの人の心をとらえ、ユニークなブックススポットが各地に続々と誕生しています。

弊社も2023年にオープンした《本を起点として社会をデザインするサードプレイス》HIRAKU 01 IKEBUKURO SOCIAL DESIGN LIBRARY(東京都豊島区)のファウンダーとして企画運営に参画し、その大いなる可能性を日々実感しているところです。

HIRAKU 01 IKEBUKURO SOCIAL DESIGN LIBRARY(東京都豊島区)

こうした取り組みに先立ち、弊社では2022年の創業時から書籍出版事業への参入をにらみ、WEBマガジン「ブルーブラックマガジン」を立ち上げてコンテンツの充実を図ってまいりました。

弊社は社会デザイン思考を軸としながら、複雑化する社会課題へアプローチするためのさまざまなチャネルを提供しておりますが、出版事業への進出により、未来をひらく新たなルートが開通することになります。

元編集者の代表取締役・中村陽一と、現役編集者の取締役・渡辺由美子が運営する弊社の強み=〈編集力〉を存分に活かし、実践知・市民知など多様な知の集積を再構成しながら、多彩な表現や実践を「かたち」にしてまいる所存です。

2025年は『手仕事というもくろみ 暮らしを編み直す』(吉田慎司 著)に続き、『(仮)境界線を曖昧にする 「弱いつながり」が育む、暮らしと医療・福祉のいい感じな関係』(糟谷明範 著、2025年9月刊行予定)を上梓する予定です。来年以降はさらにラインナップを充実してまいります。どうぞご期待ください。

ブルーブラックマガジンに連載中の「境界線を曖昧にする 『弱いつながり』が育む、暮らしと医療・福祉のいい感じな関係」は大幅な加筆修正と書き下ろしを加え、2025年9月刊行予定


【株式会社ブルーブラックカンパニーとは】

「社会デザイン×知の再編集」をコンセプトとする地域振興・まちづくり及び出版分野での事業展開を目的として、2022 年5月設立。社会デザインの実践的研究・基盤整備・政策提言の経験と、編集者としての視点・発想・スキルをリソースとして、企画・調査・研究・講演・執筆のほか、研修・セミナーやウェブマガジンなど多様なコンテンツを提供しております。

▶公式WEBサイト https://blueblackcompany.co.jp/

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会社概要

URL
https://blueblackcompany.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都豊島区上池袋2-2-15
電話番号
-
代表者名
中村陽一
上場
未上場
資本金
-
設立
2022年05月