【産官学連携イベント】御杖村の未来は「空き家の所有者」にかかっている!
売り手×買い手が本音を語るパネルディスカッション
お客様と共に夢の快適空間を創る株式会社吉武工務店(東大阪市池島町/代表取締役:吉田丈彦)は、この度、御杖村、近畿大学工業高等専門学校と連携し「御杖村を知ろう!産官学連携 移住・空き家活用セミナー」を開催する運びとなりました。空き家問題が深刻化する中、地域の未来を見据えた実践的な対話の場が御杖村で開かれます。
本イベントでは、空き家の売り手・買い手・所有者をパネラーに迎え、リアルな体験談を通じて“空き家”の可能性を探ります。補助金制度などの情報提供も交えながら、空き家を「未活用の空間」から「地域の可能性」へと転換するヒントを共有することで、空き家所有者や地域住民が将来を考えるきっかけを与えるパネルディスカッションです。そのほか、古民家暮らしに興味を持つ人向けの「古民家ツアー」、学生による空き家に関する研究発表、参加者同士のつながりを深めるレクリエーション企画を実施します。
つきましては、空き家問題への理解促進と地域活性化の一助として、ぜひ貴媒体にて本イベントをご紹介いただけますと幸いです。
イベント概要
【日時】2025年10月4日(土) 10:00~16:00
【場所】Yoshitake村御杖 〒633-1301 奈良県宇陀郡御杖村神末 3965番地
(↓受付場所・駐車場↓)
道の駅伊勢本海道御杖 〒633-1301 奈良県宇陀郡御杖村神末 6325番地
【参加費】無料
主催:御杖村むらづくり振興課 後援:御杖村観光協会
協賛:株式会社吉武工務店 協力:近畿大学工業高等専門学校
プログラム
10:00 受付開始
(@道の駅伊勢本海道御杖)
10:30 古民家ツアー
13:00 セミナー
・御杖村制度紹介
・パネルディスカッション
15:00 レクリエーション
15:50 閉会挨拶



連絡先 株式会社吉武工務店[〒579-8064 大阪府東大阪市池島町1-6-52]
広報担当:吉田 大翔(よしだ ひろと)
TEL:072-985-7171 FAX:072-985-5353 Mail:yoshidahi@yoshitake.ne.jp
HP:http://www.yoshitake.ne.jp (工務店)
【御杖村の現状・本イベントに込められた想い】

(引用元)奈良県御杖村HP(https://www.vill.mitsue.nara.jp/kurashi/annai/somuka/2/3/368.html)
御杖村では昭和35年以降、人口減少と少子高齢化が進み、65歳以上の高齢者が多数を占めています。伝統工法で建てられた価値ある古民家も空き家となり、所有者の多くが村外在住のため、維持管理が不十分なケースが増加。管理不全による事故が発生した場合、所有者が責任を問われる可能性もあります。
本イベントは、こうした背景を踏まえ、以下の目的のもとに企画されました。
〇古民家暮らしに興味のある人に対して
・古民家ツアーや経験談を通じて、古民家暮らし・移住には覚悟が必要だと実感してもらうこ と。
・買い手の実例や補助金情報を通じて空き家の可能性を知り、夢を具体化するきっかけを提供 すること。
・イベントを通して御杖村を知ってもらい、移住・定住の候補としてもらうこと。
〇空き家所有者、地域住民に対して
・セミナーにより“地域の未来”、“自分の住まい”を改めて考えるきっかけを提供すること。
・空き家情報バンク(https://www.vill.mitsue.nara.jp/kurashi/annai/shinkoka/1/1/1/1/301.html)への登録を推進すること。
地域に根差した新たな空き家活用モデルの創出を目指すとともに、学生が企画・運営に主体的に関わることで、若い世代ならではの視点や発信力が地域課題の解決に新たな可能性をもたらすことを期待しております。
【イベント詳細】
○古民家ツアー(10:30~)
「移住体験住宅」「空き家情報バンク登録物件」をご案内します。1級古民家鑑定士である弊社代表の解説付きで空き家のリアルを見ていただきます。


○セミナー(13:00~ @Yoshitake村御杖)
パネルディスカッション :田舎暮らしをリタイアされる元家主様、新たにスタートされた新家主様、現在空き家を所有されている現家主様、村内の民宿管理をされている方の計4名をお招きし、多視点からのお話をしていただきます。
御杖村制度紹介:御杖村役場・むらづくり振興課の担当者より、人口減少や空き家問題の現状、行政の取り組み、補助金制度についてご説明いただきます。制度的支援の枠組みを知ることで、参加者が現実的な選択肢を考えるきっかけとなります。
学生発表 :近畿大学工業高等専門学校・立神靖久教授のゼミに所属する学生たちが、空き家に関する研究成果を発表します。建築社会システムを専門とする立神教授の指導のもと、若い視点から空き家の可能性を多角的に探る内容です。
○レクリエーション(15:00~ @Yoshitake村御杖)
御杖村の特産品などを景品としたビンゴ大会を開催します。

【Yoshitake村御杖について リノベーションの概要】
〇外観
下屋と外壁の張替え、軒の木部を再塗装いたしました。向かって左奥に浴室棟も増設し、
母屋とつなぐ渡り廊下も新たに設置しました。


〇主屋
茅葺き(カヤブキ)屋根の小屋裏を水洗いで大洗浄、10㎝傾いた床をジャッキアップ調整しました。
床や天井、壁まではがし新しく生まれ変わりました。


〇浴室棟
浴室棟を新しく増築いたしました。新しいユニットバスに、サウナや露天風呂、ドラム缶の水風呂も ご用意しています。



〇遊び場
果樹園や農場、BBQ広場、ゴルフの練習場など様々な遊びの要素を取り入れました。



【代表の想い】
私どもは創業60年、地域に根ざした町の工務店として、お客様と共に快適な住空間を築いてきました。かつては棟梁が墨付けから棟上げまで手がけ、日本建築の伝統を守ってきました。
古民家物件を探す中で御杖村とご縁があり、価値ある古民家が空き家として朽ちていく現状を目の当たりにしました。過疎化が進む中、古民家という日本の伝統建築を次世代に残し、田舎暮らしの魅力を伝えたいという思いから、『Yoshitake村御杖』を二年前に開設しました。
この一年間、毎月セミナーや探索ツアーを開催し、田舎暮らしや古民家改修の厳しさも含めて発信してきました。内覧会は毎回定員を超える反響があり、多くの方が古民家や自然に夢を抱いていることを実感しています。
セミナーでは「甘く見てはいけない田舎暮らし」をテーマに、現実的な課題も共有しています。DIYや老後の生活など、夢と現実のギャップに向き合うことが重要です。一方で、古民家の資産価値や魅力についてもお話しし、計画的な田舎デビューを応援しています。
今回のイベントは、産官学連携による初の試みです。地域・行政・若者の視点を融合し、古民家の未来に新たな光を当てる挑戦です。今後も、価値ある古民家を次世代へ繋ぎ、皆さんの夢の実現を支えていきたいと考えています。



【会社概要】
所在地:東大阪市池島町1-6-52 創業:昭和40年 8月
資本金:3000万円 従業員数:8名
事業内容:建築総合請負 / 一級建築事務所 / 不動産全般

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