仏壇を兼ねた移動式お墓「Amos」(アモス)

 ご遺骨を直方体に成形焼成した手元供養。祭祀ができなくなった時、提携宗教法人所有の「かすみがうら合祀墓」へ埋蔵する権利が付与されてます。(有限会社 伊藤石材工業)

伊藤石材

玄関先に設置されたアモス(4柱用安置箱+具足+黒御影石台座仕様)

 2022年9月、有限会社伊藤石材工業、伊藤英朗は、陶芸技術を応用し遺骨を成形焼成した仏壇を兼ねた移動式お墓「アモス」を開発しました。

 お墓参りには、時間的距離的労力が必要となります。墓じまいが顕著な昨今、その費用負担も大きい。様々な手元供養も存在しますが、諸事情で故人を祀る事ができなくなった時、その遺骨の埋葬先が決まってないことがほとんどです。そこで永代供養墓の利用権が付与された新しい手元供養アモスの開発を行いました。万が一、祭祀不可能となった時、この永代供養墓に埋蔵できます。

アモス利用者向けの合祀墓「かすみがうら合祀墓」(提携宗教法人:土田山 往西寺)

もちろん、かすみがうら合祀墓のみの利用も可能です。

企業名

    有限会社 伊藤石材工業 担当:伊藤 英朗

商品概要

 現代の社会環境、生活スタイルなどの変化において、葬送やその儀式が簡素化となりました。故人の遺骨埋葬にお墓を「持つか」、「持たないか」。合祀墓に「埋葬するか」、「否か」。仏壇を「持つか」、「持たないか」祭祀者として選択が迫られております。特にコロナ渦以降、葬送においてかなり簡素化されてしまったように感じます。今後はこの簡素化された葬送が標準化になるような兆しです。「葬送の簡素化」、「墓じまい」が顕著な昨今、新たな社会環境にあった参拝供養のあり方を提案する必要があると感じました。

生活スタイルの都合上、土着にこだわらず、容易に住処を変えることもあります。これにより、墳墓までの距離が増え、参拝に費やす時間と費用は増加し、参拝にかかる負担は増大する。生きる者の快適な生活空間を重視するが故、マンションやアパートにおいては、「仏壇」という概念が希薄となり、墳墓同様、これに代わる参拝対象物が必要と感じました。また少子化の影響なのか、ここ最近では、一軒で複数の墳墓を管理する方も増えてきました。その管理負担は増大し、特に時間および費用を要します。もっと手軽に供養すべき対象物が必要と考えました。

 商品詳細

遺骨を成形焼成したアモス(基本レーザー彫刻含)

Amos(アモス)

今後の祭祀環境から設置場所は自宅とし、だれでも持てる重量とする。設置場所は本棚に安置できることを想定。参拝対処物は名刺サイズに厚みを加えたものとする。遺骨は粉状態が容積も少なくなり、場所を選ばない。しかし粉状での保管は将来的に不安が残るため、この粉状の遺骨を陶芸技術の応用にて焼き固める事とし永続性をもたせました。表面に様々な文字を彫刻しオリジナリティーを目指す。以上から普遍的で故人の遺骨からできた、手のひらサイズの参拝対象物が完成しました。


アモス専用安置箱

 安置専用箱は、A4サイズ程度としました(家具工房TAKEKOSHI)。これにより持ち運びの自由度が増しました。アモス安置数は4柱となってますが、2柱用も用意してます。もし4柱を超える場合は、4柱用を重ね合わせることで、4柱以上を安置することが可能です。

2柱用アモス専用安置箱
4柱用アモス専用安置箱

香炉(左側:横刺しタイプ)と一輪差し(右側)

具足

 具足においては、陶芸家(小峰尚)により一輪差し、香炉皿を一点ずつ製作し消費者へ提供します。


アモスの設置例

 これらを踏まえたデザインにより、軽量で移動が簡単な仏壇を兼ねた手元供養のお墓を手にすることができます。写真はアモスの設置例(4柱用専用安置箱、具足、おりん付き)


 販売価格

アモス本体(基本彫刻)

サイズ:

アモス製造費+アモス専用台+永代供養権

\330,000円/柱(弊社価格)


専用安置箱および具足のセット

アモス本体(永代供養権付)
4柱用アモス専用安置箱(栗)
香炉および一輪差し

黒御影石の台座は安置スペースに応じて加工いたします。

台座基本サイズ:間口300mm以下×奥行300mm以下×厚み30mm

以上4点 \550,000円(アモス1柱製作費含:弊社価格)

 今後の展開

 家系断絶を危惧されている方へ、新しい供養の仕組みを提供でき、選択肢の一つに加えていただければと考えました。宗教法人においては、新しい安置方法としてお考えいただければとも思います。福祉法人においては、仏壇持ち込みに代わる新しい参拝品として利用者に提案もできるかもしれません。

 担当者コメント

アモス開発担当 伊藤 英朗

これまでの墓石販売だけでは、お客様に十分なサービスが行えないことを痛感しました。諸事情でお墓、仏壇が持てないとか、高齢者住宅に仏壇が入らないとか、また家系が途絶えるリスクから、どうしたらよいのか?ある時、タンスの上や本棚に骨壺のまま安置している姿を見たとき、この方々をどうにか手助けできないか?そう考え始め、今回の開発に至りました。


弊社石材の研磨工事

有限会社 伊藤石材工業

〒309-1451 茨城県桜川市西小塙109
URL https://www.stone-ito.co.jp/
E-mail ito.sekizai.corp@gmail.com
〇事業内容
 原石より切削加工、研磨加工まで一貫した製造設備を保有し、設計施工も管理する製造販売会社である。同時に小売販売事業展開。霊園や寺院墓地での墓石製造施工を行う。

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会社概要

有限会社 伊藤石材工業

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URL
http://www.stone-ito.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
茨城県桜川市西小塙 109
電話番号
0296-75-2346
代表者名
伊藤 英朗
上場
未上場
資本金
300万円
設立
1972年04月