【ミャンマー人材活用】棟梁を目指す技能実習生が8名に 高賃金で高難易度の仕事をこなす外国人大工を育成
20年間で30万人に半減した大工就業者の担い手不足解消へ
木造アパートの建築をおこなう株式会社Best Stage（代表：椿内 学、本社所在地：埼玉県富士見市）は、大工就業者の担い手不足解消に向けて外国人大工の育成を行っております。
9月10日(火)にミャンマーから2名の技能実習生を受け入れ、ミャンマー人材が9名となりました。(1名は、高度人材のサポート社員)独り立ちに約10年かかると言われる大工棟梁を目指して、引き続きミャンマー人材の育成を推進してまいります。
株式会社Best Stage公式サイト：https://beststage.co.jp/
なぜ、大工の育成に取り組むのか？
Best Stageは、木造のアパート建築をメイン事業としています。木造住宅の担い手である大工従業者数が、令和2年に約30万人と20年間で半減している中、職方の高齢化や働き方改革もあり、大工の確保が困難になっていくと予想し、社内での大工育成を2021年に決定しました。
外国人研修生に目を向けた理由
大工の棟梁になるまでに約10年かかると言われており、日本人の若年層の成り手がないことが一番の課題でした。技術又は知識を開発途上地域等へ移転する国際協力を目的とする技能実習制度に、新設の特定技能制度ができたことで、外国人労働者の永住が可能になり、外国人労働者の雇い入れ環境が整ってきたことがキッカケとなりました。
Best Stageは、この特定技能制度に目を向け、日本に長期的に滞在し、今後のBest Stageを担ってくれる外国人棟梁を育成して参ります。
ミャンマー人材に着目した理由
以前からミャンマーと人脈があったBest Stageでは、現地の日本語学校との情報交換をおこなってきました。日本企業が進出している土壌と学習意欲が高く、勤勉な国民性からミャンマーに注力し協議を進めてきました。また、日本に興味を持っているミャンマー人が多かったことで、好意的に受け入れらました。
ミャンマー人材受け入れの体制
外国人雇用の課題は言葉の壁でした。意思疎通ができないことで、来日するミャンマー人には、希望とともに不安となり、技術を学ぶ弊害にもなります。
そこで、Best Stageでは、日本語のわかる高度人材を最初に受け入れました。語学力が高く、優秀な大学を卒業しており、ビジネスビザで入国できる高度人材を中心に、マニュアルや日本での生活の不安を取り除く基盤をつくっていきました。
基盤ができたところで、2名の技能実習生を受け入れました。彼らには、実際に現場に出ていただき、直面する問題を1つ1つ解決していきました。彼らには、日本の社員と高度人材で、日本の風土や建築の技術などを教えていきました。
この2名がある程度、慣れてきたところで、さらに4名の技能実習生を受け入れ、2名をリーダーとする2チーム体制を構築しました。日本人が教える技能実習生1号の模擬試験よりも、ミャンマー人がミャンマー人を教えた方が高得点を取るという結果に、日本人が介さない技術や知識の継承が良い結果となる事例となりました。
そして今回、さらに2名の受け入れをし、9名のミャンマー人材となりました。今後もミャンマー人材の採用を目指し、堅牢な工事体制を目指して参ります。
Best Stageが目指す外国人棟梁
外国人の雇用は従来、技能実習生制度で一定期間、安い賃金・単純作業を目的としていましたが、特定技能制度に変わったことで今後、永住が可能な外国人労働者が増えていくと考えています。
将来、日本の人材不足の対策として、高賃金で難易度の高い仕事をこなす外国人が活躍すると考え、Best Stageは、約10年かかると言われる棟梁にミャンマー人材の活躍を期待しています。ゆくゆくは、日本人が介在しない外国人棟梁から学ぶ、外国人大工の組織化を目指して参ります。
Best Stage
埼玉で新築木造3階建てアパートと言えば、Best Stageです。長年、愛されてきたBest Stageシリーズをはじめ、お城の様な高級感のあるカメリアシリーズやヨーロッパの古き良き伝統的なデザインのメゾコラールシリーズなど多彩な新築木造3階建てアパートを建築しております。駅から遠くても需要のあるガレージハウスや将来の資産形成を考えた稼げるマイホーム(賃貸併用住宅)など、様々な土地やオーナー様のご要望にお応えできる仕様や商品を取り揃えております。アパート建築に特化し、埼玉を中心に千葉・東京など335棟以上の施工実績です。
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（会社概要）
社名：株式会社Best Stage
本社所在地：埼玉県富士見市鶴瀬東1-10-28 ベストビルII
代表取締役：椿内 学
事業内容：建設事業・不動産事業・一級建築士事務所
設立：1989年12月7日
Webサイト：https://beststage.co.jp/
（問い合わせ先）
広報担当：葛西
電話番号：049-275-3000
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