【やきもの産地初の文化観光推進事業】丹波焼旗艦店「窯元横丁」リニューアル&窯元周遊デジタルマップリリース(兵庫県 丹波篠山市)
GWイベント「春ものがたり」に合わせて、4/26〜新店舗を新装開店
丹波立杭陶磁器協同組合が運営する丹波伝統工芸公園立杭陶の郷。その主要施設である「窯元横丁」の売場をより楽しんでいただけるよう改装し、4/26〜新装開店しました。また、株式会社DNPプランニングネットワークと連携し、窯元や周辺飲食店等の情報をキャッチするデジタルマップも合わせて導入しました。
◆背景
丹波焼は創成期から現代まで約850年、時代時代の暮らしの変化に合わせた日常雑器を焼き続けてきました。2023年9月に文化庁より認定を受けた丹波篠山市「「陶の郷」を中核とした丹波焼の郷文化観光拠点計画」に基づき、丹波立杭陶磁器協同組合は、丹波焼が生まれる風土を体感し、窯元に会いたくなるゲートウェイとして、丹波伝統工芸公園立杭陶の郷の機能強化と立杭エリアの周遊促進に取り組んでいます。
お客様の満足度を高め、たくさんの方々に丹波焼を楽しんでもらえるよう、2023年12月から売場の改修に着手し、仮店舗での営業を続けてまいりました。また、「窯元横丁」で気になった器の作り手である窯元のギャラリーを巡る時、案内情報は紙のパンフレットしかなく、窯元の日々のSNS等の情報発信への導線やプラットフォームがこれまでありませんでした。
◆リニューアル店舗について
洗練された内装を整え、段差解消と導線改善によって、従前より作品をお買い求めやすくなりました。店内には一休みできるスペースとデジタルマップが表示されたサイネージを配置。照明器具も取り替えて、作品の魅力が最大限に伝わるようブースを一新しました。
今後も、皆様に愛される店舗づくりに邁進してまいります。
◆デジタルマップの魅力
立杭が位置する今田町の地図に、窯元と飲食店、温泉施設や兵庫陶芸美術館等の周遊情報をプロットし、リアルタイムの営業情報とSNS発信をポップアップで観ることができます。各窯元のWebサイトやオンラインショップへもリンクしています。旅マエの計画を立てるシーンや、陶の郷に訪れた際のランチ情報、行きたい窯元までの道順など、幅広くご利用いただくことができます。なお、陶の郷にE-BIKEも新たに配備しましたので、合わせて周遊にご活用ください。
https://tanbayaki.place-2-b.jp/
(デジタルマップ運用主体:一般社団法人Satoyakuba)
◆市野達也理事長からのメッセージ
丹波立杭は、日本の原風景が残る自然豊かな環境で、850年以上の歴史を誇る丹波焼の火を絶やさずに今も一つ一つ手づくりで生産しています。やきもの産地として初めて、文化庁より文化観光拠点計画の認定を受け、丹波焼の文化を未来に継承していくための取組に産地全体で挑戦しています。リニューアルオープンした「窯元横丁」で、それぞれに思いのこもった一品との出会いを楽しみにお越しください。そして、窯元の工房やギャラリーにもぜひ足をお運びいただき、丹波焼ならではの打ち解けた作り手との交流や手仕事の温もりを体感してください。皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。
◆イベント「春ものがたり」
「丹波焼の里 春ものがたり」は、新緑が眩しい丹波の里山で
丹波焼の窯元の伝統技工と個性あふれる作品に触れていただけるイベントです。
窯元による期間限定の展示、販売、ワークショップのほか、マルシェやスタンプラリーなどのイベントも多数開催いたします。
5/3午後には兵庫県齋藤知事も陶の郷を訪問予定です。
GWは丹波焼の里へ是非お越しください。
https://tanbayaki.com/harumonogatari/
◆丹波立杭陶磁器協同組合について
丹波立杭陶磁器協同組合は、昭和25年に設立された、丹波焼の窯元の協同組合です。
現在51人の組合員で構成され、丹波焼の陶土の共同生産、陶土・釉薬・包装資材等の共同購入、丹波伝統工芸公園(立杭陶の郷)の運営、陶器まつりや展示会の実施等の振興事業、陶芸教室や後継者育成、伝統工芸士認定事業など、原料の調達から発信・流通まで幅広く丹波焼の振興に関連する事業を実施しています。
名称:丹波立杭陶磁器協同組合
所在地:兵庫県丹波篠山市今田町上立杭3番地
組合員数:51人
主要事業:
・坏土工場における陶土の共同生産と組合員への供給
・陶土・釉薬・包装資材等の共同購入
・「陶の郷」における組合員製品の受託販売、作品展示、陶芸教室実施
・広報宣伝、各種展示会への出展、陶器まつり開催、製品の共同受注
・研修の実施、助成金の交付等による後継者育成
・伝統工芸士認定事業、功労者褒賞事業、伝統的工芸品、表示事業等
公式サイト:https://tanbayaki.com/
アドバイザー:一般社団法人Satoyakuba 代表理事 田林信哉
現在、2022年12月に策定した「丹波立杭の将来ビジョン〜丹波焼クリエイティブ・バレー構想〜」に沿って、「丹波焼を売る」「人が集う」「多世代が活躍する」「文化を深める」取組を推進しています。
また、丹波焼陶工の営みに触れる旅「陶泊」へのご参加も募集中です。
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