私の人生と科学 ~ ハンガリー初の女性ノーベル賞受賞者「カリコー・カタリン」

駐日ハンガリー大使館

 ハンガリー大使館文化部リスト・ハンガリー文化センター(東京都港区麻布十番3-8-1日比谷麻布十番ビル1階)では、2024年5月28日(火)から8月2日(金)まで「私の人生と科学~ハンガリー初の女性ノーベル賞受賞者、カリコー・カタリン」展を開催いたします。ハンガリーは、人口当たりのノーベル賞受賞者数が世界トップクラスであることが知られています。カリコー・カタリン博士は、昨年、mRNAの研究でハンガリー人の女性で初めてノーベル賞を受賞しました。展示ではハンガリーの小さな町での幼少期からノーベル賞を受賞するまでのカリコー博士の歩みを、秘蔵写真やノーベル賞のレプリカ、博士の人生に重要な役割を果たしたテディベアのレプリカ等でご紹介いたします。

    

 

                  ご来場の皆様には、この展示のために特別に作られた日本のおみくじタイプのメッセージを
                 お土産としてお持ち帰りいただけます!



<苦節40年、ハンガリー初の女性ノーベル賞受賞者となったカリコー・カタリンとは?>
 カリコー・カタリンは1955年ハンガリーに生まれました。ハンガリーのセゲド大学を卒業後、セゲドにあるハンガリー科学アカデミー生物学研究センターで働き始めます。1985年、ハンガリーの研究グループが解散となり職を失ったため、研究者としてのキャリアを求めてアメリカへの移住を余儀なくされました。アメリカでは最初にテンプル大学で、後にペンシルバニア大学でも研究員として働きました。当初、資金難や研究が認められないなど様々な問題に直面しましたが、偶然にもドリュー・ワイスマン教授と出会い、2005年に共に研究成果を発表し、mRNAワクチン開発への道を開きました。この研究により、カリコー博士は2023年にノーベル生理学・医学賞を受賞しました。


<見どころ① カリコー博士、クマのぬいぐるみに隠された秘話>
 1985年、カリコー博士は家族とともに渡米しました。当時まだ社会主義国だったハンガリーからは外貨を自由に持ち出すことができなかったため、彼女は2歳の娘のテディベアにドル紙幣を縫い込み、このお金でアメリカでの生活を始めました。この記念すべきテディベアのレプリカを展示いたします。


<見どころ② カリコー博士の名言みくじ>
 カリコー博士の人生に役立つ数々の名言を、この展示のために日本のおみくじスタイルにしました。来場者はおみくじを引き、カリコー博士からのあなただけへのメッセージをお持ち帰りいただけます。

<見どころ③ 小学生以上の団体へ職員が展示をご案内>
 本展示を夏休みの自由研究のテーマにしませんか?小学生以上の団体(10名様~20名様)でのご来館を歓迎いたします。当館職員が丁寧に展示のご説明をいたしますので、ご希望の方は事前にculture.tokyo@mfa.gov.huまでお名前、団体名、人数、ご来館の希望日時(開館日の開館時間内にて第三希望までお知らせください)を明記の上、「件名:団体訪問の申込み」としてご連絡ください。ご案内は30分程度です。

<会期中のイベント>
カリコー博士の自伝 『Breakthrough』の日本語翻訳版 刊行記念トークイベント
※日程等の詳細は、後日当館ウェブサイトからご確認ください。イベント開催中は、イベント参加以外のお客様にはご入場いただけない場合がございますのでご注意ください。

https://culture.hu/jp/tokio


私の人生と科学 ~ ハンガリー初の女性ノーベル賞受賞者、カリコー・カタリン
開催期間: 2024年5月28日(火)~8月2日(金)
開館時間: 11:00 - 17:00 (※最終入館16:45)
*休館日: 毎週土曜日/日曜日/日本とハンガリーの祝日
会場:リスト・ハンガリー文化センター
住所:東京都港区麻布十番3-8-1 日比谷麻布十番ビル1階

電話:03-6459-4931

*アクセス:東京メトロ南北線・都営大江戸線「麻布十番駅」徒歩3分


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会社概要

駐日ハンガリー大使館

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URL
-
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
東京都港区三田2-17-14
電話番号
-
代表者名
メレーニ・クリスティーナ
上場
未上場
資本金
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設立
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