クラウド型配車アプリ「ポケットタクシー2地方版」顧客思考色の強い「日本型ライドシェア」オプションの仕様公開
開発経緯
1.約12年前の2012年にサービス開始した初代のポケットタクシー(いまでいうライドシェアのような仕組み)
顧客視点から乗務員の「安全運転度・接客態度」を評価して、乗務員を選んで乗っていくというコンセプトで、顧客アプリから乗務員アプリ「地図ナビ」を直接リクエストする仕組みを開発・サービス展開しました。結果的には、流し営業の市場がターゲットとなる。
しかし、興味を示してくれるタクシー会社は一つもなく、顧客アプリから呼んでも対応したタクシーがまったくなく仕組みの変更を余儀なくされました。
2.顧客データベース、CTI機能を持たせて「ポケットタクシー2地方版」の誕生
初代のライドシェアもどきのポケットタクシーには、参加タクシーの動態管理用に機能がありました。その機能をうまく利用してタクシーを配車していたのが、大成交通有限会社(兵庫県神戸市、代表者:西井猛)。この西井猛氏のアイディアで、顧客データベースの構築、更に電話対応の機能CTIを搭載して、スマホアプリからの配車依頼ではなく、通話による配車依頼に大幅に進化しました。
必然的に流し営業向けの仕組みから、地方で多くある「待機営業」(顧客が特定のタクシー会社に電話して配車依頼をする市場の営業スタイル)を支援する配車システムとなりました。
3.モール化、テレワーク対応でタクシー配車代行を実現する仕組みに進化(クラウドPBX対応)
クラウド上の契約タクシーデータをショッピングモールのようなモール化を構築、更にクラウドPBXに対応することで在宅型の配車室を実現しました。つまり、どこでも通話により配車依頼が受けれて配車できる仕組みです。
4.ポケットタクシー2地方版の機能を利用して配車代行サービスの展開
大成交通有限会社(兵庫県神戸市、代表者:西井猛)が自社の顧客に対する配車業務以外に、他のタクシー会社の配車係の不足や不採算時間帯の補完する、いわゆる配車業務の代行の約2年前から開始しました。
初期費用を取らず、自社が持つ効率配車のノウハウを契約タクシー会社に提供する運用教育を無料で展開しています。
かかる費用は、成功報酬として、1成約配車で100円と業界最安値です。
5.顧客志向のライドシェア対応オプションの誕生
今回の「日本型ライドシェア」の運用開始に向けては、一番議論となっているのは、「安全性」だと認識しています。この安全性は「安全運転度」と理解しますと、安全運転の乗務員かどうかは、タクシー会社よりは乗っている乗客の方が知っています。
そこで、ポケットタクシーの「日本型ライドシェア」オプションでは、「安全運転度・接客態度」の機能を復活させて、いい運転手を選んで呼んで乗っていく方式になっています。駄目な乗務員は自然淘汰されると考えます。これは、まさに「顧客視点」です。
ポケットタクシーは、顧客思考色の強い「日本版ライドシェア」オプションの提供です。
顧客志向のライドシェアオプションの仕様とは
元祖ポケットタクシーの「選んで乗る」機能の復活です!!
要項:
登録されたライドシェアドライバーが設定した時間帯のみに、予約という形で事前確定運賃での運用とする。
車載機は原則ライドシェアドライバーのスマホ(Android)とする。
タクシーメーターは不要 支払は原則としてクレジット決済のみ 利権の発生する駅付けは禁止
特長:
乗務員レベルは乗客が一番知っているので安全運転度、接客態度、車両状態を5段階で評価し、レベルの高いドライバーが選出される。レベルの低いドライバーは事前淘汰される仕組み。
対象会社:
タクシー会社でもタクシー事業会社以外でも運用できる仕組み
仕様:
1.タクシー会社側管理系
乗務員情報の登録はタクシー会社(企業)が行う。
管理機能①②両方にチェックが入っているドライバーが対象
①タクシー会社では、ライドシェア受ける受けないのチェック設定可能
②ドライバー情報では、ライドシェアドライバーチェックでライドシェア専用の運用。
③禁止事項の項目表示
●ドライバー情報の設定
①ドライバー毎に対応エリア(市、街)を設定する 例)船橋市海神、
②対応可能日程の登録をする 毎週、月単位で一覧表
③写真顔写真、車両写真の登録
●動態管理
予約管理 ライドシェアドライバー対応予定の予約一覧表と管理
走行管理 ドライバーごとの走行記録、経路を検索・表示する。
2.乗客側
顧客アプリ(iOS、Android)にライドシェア予約メニューの追加
運用の流れ
①メールアドレスでログイン ②乗車位置と行き先を設定
③ルートの選択 ④A地点からB地点まで〇ルートで〇円
⑤利用日程で検索 ⑥対象候補ドライバーを一覧表示(安全運転度、接客態度、車両状態を5段階表示)
⑦ドライバーを選出する⑦発注処理 ⑧ドライバーに通知後、確認返信で成約とする(ポップアップで通知)
⑨成約/非成約の通知⑩支払処理(支払は原則クレジット処理のみ)
⑩下車後、ドライバーの評価(下車後、安全運転度、接客態度、車両状態を5段階評価)
3.ドライバー側 原則スマホ(Androidのみ)とする
ログイン時、禁止事項をログイン時に表示し、確認。 例)タクシー乗り場での乗車を禁止
制限事項 予約のみ受付可能
営業時間 管理側で登録された時間帯のみの営業活動
予約通知 乗客からの迎車依頼がアプリから通知され、特定時間内に対応の意思表明をして成約
顧客名、ルート、料金が表示される。非乗務中もログイン状態にある。
料金受取 原則クレジット処理とする。
ベースとなるポケットタクシー2地方版とは
早い・安い・簡単の三拍子そろったポケットタクシー2地方版の導入メリット
●「早い」 スピーディーな顧客対応を促進するハイパフォーマンス
電話口の顧客を待たさない、逃がさないスピード感
一人で1時間に200回の配車要求を満たす。
●「安い」 価格破壊的な低料金
低コストで本格的な動態管理配車システムの提供
月300円/車両 +従量課金(1配車12円から)
●「簡単」 マニュアル要らずの簡単さ操作性
配車に必要な機能は15分で習得可能(実績より)
●顧客アプリ対応で配車センターの負担軽減
配車係を通さない乗務員直接の配車依頼で、配車係の負担軽減
●モール化機能で在宅オペレーション・テレワーク対応
配車センター統合、配車代行、在宅勤務可能で働き方改革を支援
■ポケットタクシーに向いているタクシー会社の経営スタンスは。
より早い電話口対応で、より多くの配車処理対応することを
ポリシーとする会社。
乗務員の機会均等ではなく、やる気のある乗務員にそのやる気に
応えることを良しとする会社。
【サービス料金】
<ポケットタクシー2地方版>
システム初期費用 :6万円 (乗務員、配車係、顧客情報などの登録設定作業) 条件により無料
システム月額使用料 :配車センター用動態管理 1ライセンス 9,800円/月
乗務員アプリ地図ナビ 1車両 300円/月
従量課金制成約料(配車処理) 1回 12円~
例)1.車両数20台、月配車回数 3,000回 約3万円
2.車両数40台、月配車回数 9,000回 約5.5万円
今後の展開
タクシー事業者向けに限定した仕様ではないので、6月以降に提示される他業種からの参入にも柔軟に対応できる仕組みになっています。
株式会社ポケットタクシー協会について
ポケットタクシーの名前の由来は、ドラえもんの世次元ポケットです。いい乗務員が運転するタクシーを「選んで乗るという発想」から、約12に当時は見向きもされなかった、顧客アプリから直接乗務員アプリを呼ぶという方式で開発。今でいう「ライドシェア」顧客目線の乗務員が増えて欲しいと願って開発。4月から始まるライドシェアで、選ばれる質のいいライドシェアドライバーが増え、タクシー乗務員の質の向上に貢献出来ればと願っています。
【会社概要】
社名:株式会社ポケットタクシー協会
本社所在地:千葉県船橋市海神6-23-25
代表取締役:金子一彦
直通電話:080-3598-7763
HP:https://poke-taku.com/
HP:https://www.pockettaxi.jp/
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