アメリカ大豆のSSAP認証制度についての初の報告書を発表
米国ミズーリ州 セントルイス-2024年4月-
SSAPはサステナビリティと保全原則を集約し、アメリカの大豆農場での持続可能な大豆生産を検証するためのツールです。2014年に策定され、お客様に購入いただくアメリカ大豆が持続可能に生産されたものであることの保証とアメリカ大豆に関する信頼できる情報を提供することを目的としています。
「アメリカ大豆のサプライチェーンとお客様は、お互いの理解を深め、サステナビリティと解決策のために協力して取り組んで行くことを願っています」「このコミュニケーションとパートナーシップで、サステナビリティに配慮したアメリカ大豆に対する需要の高まりに応えていきたい」とアメリカ大豆輸出協会(USSEC )CEOのジム・サッター氏は述べています。
2023年には過去最高のアメリカ大豆の輸出量全体の70%(約44,480,427万トン)がSSAP認証付きで出荷され、2021年に比べて56.44%も増加しました。また、サステナビリティへの取組みにより、アメリカ大豆の生産過程でのCO2排出量は生産の影響や土地利用変化を考慮した際に、他の大豆、植物性たんぱく、植物油と比較して、世界の大豆生産国のなかで最も低い数値です。
サステナブルなアメリカ大豆を使用していることを証明するSSAP認証マーク(消費者向けの包装ラベル)または(サステナブルなアメリカ大豆で飼育された “Fed with Sustainable U.S. Soy“)という表示も、使用が増加しており、現在、世界中で 1,000 以上の製品に、SSAP認証マークが付いています。
「持続可能性は単なるトレンドではなく、企業に長期的な価値を提供するものです。『Sustainable U.S. Soy』ロゴを使用することは、持続可能性への取り組みを示す素晴らしい機会であると知っています。」と韓国ソウルのSajo Daerim Corporationの調達マネージャーであるチョルフン・リー氏は述べています。
SSAP報告書では、アメリカの大豆農家が達成したサステナビリティのマイルストーン、業界で成功した協力関係、およびアメリカ産大豆の2025年のサステナビリティ目標に向けた進捗状況などに焦点があてられています。
レポートでは、アメリカの大豆生産におけるサステナビリティへの取り組みについて下記のような具体的な成果も記しています。
• 土地利用への影響を 10% 削減
• 土壌浸食の 25% 削減
• エネルギー効率が 10% 向上
• 温室効果ガス総排出量の 10% 削減
The Positive Momentum of Sustainable U.S. Soy
*2025 sustainability goals use the year 2000 as a starting benchmark.
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1 USDA Global Agricultural Trade System and Soy Export Sustainability data
2 Blonk Consultants, Agri-footprint database
編集部より: 2023年SSAP報告の洞察や持続可能なアメリカ大豆生産実践のポジティブな影響について、より深い理解を得るためにUSSECの持続可能性ディレクターであるアビー・リン、USSECのCEOであるジム・サター、そしてアメリカの大豆生産者へのインタビューが可能です。
Kerrey Kerr-Enskat
USSEC Senior Communications Manager
+1 (515) 823-1848, kenskat@ussec.org
Erin Worrell
USSEC Communications Manager
+1 (830) 998-4624, eworrell@ussec.org
アメリカ大豆輸出協会について:
アメリカ大豆輸出協会 (USSEC) は、世界 80 か国以上で食品、養殖、飼料としての利用にフォーカスし、市場アクセスの向上やアメリカ大豆の嗜好の構築に注力しています。USSECのメンバーはアメリカ大豆の供給チェーンを代表し、大豆生産者、加工業者、船会社、商品取引業者、農業関連企業、農業団体などが含まれます。USSECは、全米大豆基金財団、米国農務省農業局(FAS)の助成金、および業界からの資金援助によって運営されています。米国産大豆に関する最新情報、リソース、ニュースについては、www.ussec.orgをご覧いただくか、LinkedInでUSSECをフォローしてください。
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アメリカ大豆輸出協会(USSEC)
立石:03-6205-4971
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