【11月4日(月)開催】スタートアップでの性被害防止のための実践型イベント

有識者によるトークイベントと、被害や加害を防ぐために第三者としてどんなことができるのか？アクティブ・バイスタンダーについて学ぶワークセッションを開催。

株式会社SISTERS

2024年10月9日 10時02分

株式会社SISTERS（所在地：東京都新宿区、代表取締役社長: 鈴木彩衣音）と非営利株式会社ピロウ（所在地：東京都北区、代表取締役: 江連千佳）は共同で、2024年11月4日(月)19:00-からSHIBUYA QWSにて『“起業と性被害”今、私たちにできること』を開催いたします。
申し込みページ：https://activebystander.peatix.com

開催の背景

2024年8月28日、NHKは「女性起業家の半数がセクシャルハラスメントの被害に遭っている」と報じ、大きな反響を呼びました。SNSでも様々な議論や、被害者をサポートする声が広がり、スタートアップ業界の改善が求められています。こうした背景から、スタートアップ業界や起業に携わる者が集まり、アクティブ・バイスタンダー（行動する傍観者）としての役割を実践的に学び、スタートアップ業界におけるセクシャルハラスメント抑止に貢献するためのイベントを開催することにしました。

NHKの報道：https://www.nhk.or.jp/minplus/0026/topic132.html

イベント概要

セクシャルハラスメントが目の前で起きた時、または相談を受けた時、第三者がどう積極的に行動すべきかを具体的かつ実践的に学ぶイベントです。前半は、起業における性被害やセクシャルハラスメントの防止に関する有識者によるトークセッション、後半ではアクティブ・バイスタンダーとしての行動を実践するワークセッションを行います。

◾️アクティブ・バイスタンダー (行動する傍観者)とは

ハラスメントや暴力、差別が発生した際、傍観せずに積極的に行動し、被害を軽減する第三者の役割を果たす人のことです。

・開催日時

11月4日(月)19:00-21:00

・会場
SHIBUYA QWS 東京都渋谷区渋谷２丁目２４−１２スクランブルスクエア 15F

・参加料金
【対面】※軽食スナック付き
U30：1,000円 (限定10席)

一般： 3,000円

【アーカイブ配信】

一般： 1,500円

【寄付つきチケット】※対面参加・軽食スナック付き

本イベントの運営費（飲食費、情報保障のための費用、専門家への人件費、プラットフォーム使用料、配信費用）は、主催者の持ち出しのため、寄付つきチケットのご購入をいただけますと幸いです。

申し込みページ：https://activebystander.peatix.com

登壇者

【トークセッション】

NHKプロジェクトセンターディレクター市野凛様

2015年入局、政治番組・社会番組などを経て現所属。「生理の貧困」や「#みんなの更年期」のキャンペーン報道、「映画界の性暴力」や「予期せぬ妊娠」の調査報道など、ジェンダーに関わるテーマを取材。これまでの社会システムの根底にあった価値観や慣習を変えていこうとする模索を継続してウォッチしています。
※番組や記事は一部こちらからご覧頂けます：https://www.nhk.or.jp/minplus/authors/0071/

山田進太郎 D&I 財団 COO
石倉秀明様

山田進太郎D&I財団COO
Alternative Work Lab所長
慶應義塾大学大学院政策メディア研究科修士課程在籍。2005年株式会社リクルート HR マーケティング入社。 2009年株式会社リブセンス入社、3年で上場を経験。その後DeNAで営業、人事責任者、新規事業を担当し2015年に独立。2016年株式会社キャスター取締役を歴任。書籍4冊出版。得意分野は「新しい働き方」「リモートワーク」「キャリア」「ジェンダー」。

fermata株式会社代表取締役CEO 杉本亜美奈様

東京大学修士号、London School of Hygiene & Tropical Medicine (英) 公衆衛生博士号取得。

東京電力福島原子力発電所事故調の委員として活動後、日本医療政策機構にて、世界認知症審議会の日本誘致を担当。

厚生労働省のヤングプロフェショナルメンバーにも選ばれ、「グローバル・ヘルスの体制強化:G7伊勢志摩サミット・神戸保健大臣会合への提言書」の執筆に関わる。Mistletoe㈱への参画を経て、2019年に当社を創業。

モデレーター
非営利株式会社ピロウ江連千佳

2000年東京に生まれる。東京大学大学院修士課程在学。2021年、ショーツをはかないリラックスウェア、”おかえり”ショーツの販売会社として株式会社Essayを起業、代表取締役に就任。2024年”おかえり”ショーツ事業をソーシャルM&A®︎し、株式会社Essayを非営利株式会社ピロウに変更。科学・技術の社会実装におけるジェンダーギャップの解消に取り組む。また、起業の経験を踏まえ、フェムテックの社会的影響についてアカデミックにも探究し、研究は学会発表で受賞するなど評価を受けている。

【ワークショップセッション】

講師：株式会社SISTERS 鈴木彩衣音

1999年東京都出身。学生時代にスタートアップでの起業を経験後、2023年株式会社SISTERSを設立。若年層の性暴力予防授業や企業のハラスメント研修を提供。
イベントでは、一般的なハラスメントやアクティブ・バイスタンダーのお話をベースに、スタートアップ業界ならではの事例を混ぜ込んだ研修をご提供します。

サポートについて

【コミュニケーション支援】

情報保障として、音声認識による文字起こし、自動翻訳などの機能を搭載したUDトークを導入します。筆談や手話通訳者が必要な場合はご相談いただけますと幸いです。

【心理士による支援】

本イベントは、フラッシュバック等の侵襲性があります。そのため、臨床心理士の同席のもと開催いたします。

◾️担当心理士
合同会社プシケメンタルスクール松尾華香氏

協賛・後援・協力

協力: SHIBUYA QWS(会場提供)
SHIBUYA QWSは多様な人たちが交差・交流し、社会価値につながるアイデアや新規事業を生み出すことを目指した共創施設です。2019年11月の開業以来、QWS独自のプログラムを提供し、まだ世の中にない新しい社会価値の創出に挑戦する280を超えるスタートアップやプロジェクトを支援してきました。既に社会実装をして複数のエンジェル投資家やベンチャーキャピタルからの資金調達を得たスタートアップやプロジェクトも出てきています。

協力: 合同会社プシメンタルスクール(臨床心理士派遣)
「心の免疫力を上げる！」を理念に、臨床心理士・公認心理師の心の専門家による「面白くてためになる」実践的なメンタルヘルスワークショップを、中高生とそのご家族の方に提供しています。オンラインワークショップのほか、企業のメンタルヘルスサービス開発のコンサルテーション等も行っています。2020年度の東京都主催のビジネスコンテストTOKYO STARTUP GATEWAY でレジリエンス賞を受賞しました。