楽器演奏経験者を対象にした滑り止めに関する意識調査
<本調査に関して>
株式会社MEMOCO(本社:東京都渋谷区、代表:熊田 貴行)は、同社がサイト管理および記事制作を請け負う渡辺製作所が国内で展開するブランドのチョークレスと合同で楽器演奏経験者(男女110名)を対象に、「楽器演奏における滑り止めに関する意識調査」についてのアンケート調査を実施しました。
調査概要
調査概要:楽器演奏の滑り止めに関する意識調査についてのアンケート
調査期間:2024年4月24日(水)〜4月25日(月)
調査方法:インターネット調査(クラウドソーシングサービス)
調査人数:110人
調査対象:男性28人、女性82人
回答者に関して
回答者の年代
20代:約19%
30代:約36%
40代:約29%
50代:約13%
60代以上:約5%
回答者の性別
男性:約25%
女性:約75%
楽器演奏の経験
1年未満:約1%
3年未満:約11%
5年未満:約15%
10年未満:約24%
10年未満:約49%
楽器演奏中の手汗や滑りに関して
回答者に「楽器演奏時に「手汗」や「手の滑り」が気になったこと、もしくは演奏に支障があると感じたことはありますか?」と質問をしました。
手汗や手の滑りに関して、気になる、もしくは演奏に支障が生じると回答した人は約83%でした。
手汗や滑りが気になると回答した人に演奏していた楽器について聞いてみました。
弦楽器:約33%
鍵盤楽器:約26%
木管楽器:約18%
打楽器:約11%
金管楽器:約11%
民族楽器:約1%
そもそもの演奏人口との関係もありますが、満遍なく演奏する楽器を問わず手汗や滑りに関しては問題視されているようです。
楽器演奏中の手汗や滑り対策について
楽器演奏中の手汗や滑りに関して課題に感じている人が多い一方、実際に対策をしている人はどのくらいいるのでしょうか。また、その際の対策の内容や満足度はどうなのでしょうか?
そこで回答者に以下の質問を行いました。
「楽器を演奏するときに、滑り止め、もしくは手汗を軽減する対策を講じたことはありますか?」
「前問にて、「ある」と回答された方にお聞きします。その時は何をしましたか?最も近いものを以下からお選び下さい。」
「その時の満足度をお答えください。」
それぞれ結果を見ていきましょう。
「ある」と答えたの人が約49%、「ない」と答えた人が約51%と半々の結果になりました。
では、対策をしたことがある人は、実際にどのような対策を講じたのでしょうか?
滑り止めグローブやステッカーなど滑り止めアイテムを使う:約21%
液体・粉・スプレーの滑り止めを使う:約20%
こまめに汗を拭く:約10%
制汗スプレー:約2%
その他:約5%
これらの対策の満足度はどうでしょうか?
大変満足:約13%
どちらかといえば満足:約31%
どちらかといえば不満:約13%
不満:約19%
楽器演奏時の手汗や滑り止めの対策に関して、回答してくれた人それぞれに対策はしているものの、何かしらの悩みや課題を抱えている人は対策を講じている人の8割強となりました。
では、「どちらかといえば満足」「どちらかといえば不満」「不満」の選んだ人たちの理由をそれぞれ見ていきましょう。
どちらかといえば満足:約31%
-
グローブで精度は少し下がりましたが滑ることを気にせず演奏できました(20代 男性)
-
スポットライトに当たっていると汗をかいてしまい滑るけど、練習の時は滑らずに集中できてよかったからです(20代 女性)
-
マーチング用の太いスティックを使っており、まめができるのを防げたため(30代 女性)
-
素手に勝る感覚のものはないので(30代 女性)
-
効果はありますが、楽器を吹いている間には付けられないからです(20代 女性)
-
グローブやテープだと手の感覚が変わって演奏しづらい(20代 女性)
-
グローブだと余計に汗ばんでしまいスティックが持ちにくかった(40代 女性)
どちらかといえば不満:約13%
-
手先の感覚が変わるため演奏に支障が出て、使用をやめました。(20代 男性)
-
粉がつく感覚が苦手なため、あまり満足していません。(20代 女性)
-
手あれの原因になってしまいました(50代 女性)
-
服や楽器に白い粉が付着してしまう(40代 女性)
不満:約19%
-
演奏の妨げになる(20代 女性)
-
手汗を拭くしかできなかったから。(20代 女性)
-
すぐに手汗が出てしまい、一時的な対策にすぎないから。(20代 女性)
-
滑ると困るが指先の感覚が大事なので使える滑り止めが無い(30代 男性)
-
毎回ではないが、いざと言う時に使えるグッズがあれば良い(40代 男性)
滑り止め対策を講じていても、滑り止めグローブによって楽器演奏に支障が出る、服や楽器が汚れてしまうなどの難点が見えてきました。また、練習では使えるけど本番は使いにくいなどの声もありました。とはいえ、スポットライトの有無や空調、緊張など、本番環境の方が手汗は心配になるもの。手汗はミスの原因になりやすいため、効果的な対策が求められています。
まとめ
楽器演奏経験者のなかで、手汗や滑りを課題視している人が全体の8割強いることがわかりました。また、現在講じている対策に関しても、「グローブをつけることで演奏に支障が出てしまう」「効果が持続しない」「演奏に集中できない」など何かしら問題を抱えている現状が見えてきました。
演奏に集中するためには、手汗を長く抑制しつつ、手先の感覚の邪魔をしない使用感の滑り止めが必要であると言えるでしょう。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像