冬木工業株式会社による出資を受け、川・水路等の流れを活用した発電システムをさらに加速
サステナビリティ変革(SX) ~水流発電による分散エネルギー社会の実現を目指して

岡山県岡山市 – 当社、株式会社ハイドロヴィーナス(代表取締役 上田 剛慈)は、このたび冬木工業株式会社(本社:群馬県、代表取締役 大竹 良明)より出資を受けることとなりましたので、ご報告申し上げます。
本出資を通じ、当社は水の流れ(川、用水、地域水路等)を用いて発電を可能とするシステムの社会実装を一層加速させ、冬木工業とともに脱炭素・地域循環型のエネルギーソリューションを推進してまいります。
背景と趣旨
当社は、独自技術「流体励起振動(振り子型発電機)”Hydro-VENUS(Hydrokinetic Vortex Energy Utilization System)”」を基盤とし、2015年1月に岡山大学発ベンチャーとして創業。水の流れを利用し、発電と同時に流速・水位などセンシングを可能とする装置・システムを開発しており、電線・通信網が敷設されていない山間部河川や市街地水路、さらには用水・海域潮流など、幅広い「流れ」のある場所で、オフグリッド・自立分散型のエネルギー・通信プラットフォーム形成を目指しています。
このたびの出資は、こうした当社の技術・ビジョンと、冬木工業が掲げる“SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)”の推進における理念が一致した結果によるものであります。
冬木工業の取り組みについて
冬木工業は、建築鉄骨・建築施工を主軸とする企業でありながら、「SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)推進」および「カーボン・ニュートラル実現」に向けた取り組みを積極的に進めています。例えば、2025年12月8日には「SX推進とカーボン・ニュートラル実現に向けた体験イベント」を開催予定。
また、2025年7月17日付けの報道では、同社が取引先に対し温室効果ガス排出量可視化プラットフォーム「C-Turtle®」を無償提供し、サプライチェーン全体での温室効果ガス削減に向けた協働を開始していることが紹介されています。
このように、建設鉄骨という物理インフラ領域から、環境と社会に対する価値創造を実行する姿勢は、地域企業としての剛健な基盤とともに、SXを次段階へ展開しようとする明確な意思を示しています。
今後の想定される連携領域
本出資を契機に、両社として、地域自治体・水利組合・地方公共団体との連携を図り、「地域循環型エネルギー社会」「気候変動適応・レジリエンス強化」に資するモデルの構築を目指します。
お問い合わせ先
株式会社ハイドロヴィーナス 広報部
住所:岡山市北区津島中3丁目1−1 岡山大学 共創イノベーションラボ KIBINOVE
電話:050-5896-1669 E-mail:info@hydrovenus.co.jp
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