KTXアーキラボがデザインした大阪・茨木の「駿台Diverse(ダイバース)茨木教室」がイタリアA’デザインアワードでのブロンズ賞に続き建築デザインのワールドカップWAFでも決勝進出
KTXアーキラボがデザインを手がけた、大阪府茨木市の「駿台Diverse(ダイバース)茨木教室」が、2月のイタリアA’デザインアワードでブロンズ賞受賞に続きWAFでも決勝に進出しました。
KTXアーキラボ一級建築士事務所(東京都港区 代表:松本哲哉)がデザイン・施工を手掛けた、大阪府茨木市の予備校兼学習塾「駿台Diverse(ダイバース)茨木教室」が2月のイタリアA’デザインアワードインテリアスペース&エキシビションデザイン部門でブロンズ賞の受賞に続き、WAF(World Architecture Festival)の空間デザイン部門「INSIDE」においても決勝に進出しました。生徒たちの進学成功を願い、授業に集中できるよう、居心地の良いリラックスした環境を提供する学習空間づくりに重点を置いたデザインが世界に認められたことは我々の誇りであり、この教室で学んだ生徒たちも同じように世界へ羽ばたく一歩となることを願います。

撮影者 Stirling Elmendorf
生徒を迎える「純粋な半円のイメージ」をもつレセプションスペース
この施設のデザインのうち、最もインパクトが強いのは、生徒たちを出迎えるレセプションスペース。レセプションスペースは半円で、鏡張りの中央壁に反射して正円となります。天井は波打つようなステンレススチールで覆われ、空間を三次元へと拡張しながら、周囲の間接照明によって照らし出されています。


教室を持たない、よりリラックスした空間の進学・学習塾に

この塾では、ノートパソコンやタブレット端末を使って学ぶプログラムが提供されており、教師が黒板の前に立つような従来の教室スタイルは必要とされません。
教室の代わりの勉強スペースとして窓際に沿って長いカウンターが設けられています。部屋の中央にも両側に座席のある長いカウンターが配置されており、その中央には植栽が配置されてスペースを分けています。このグリーンによって学生にある程度のプライバシーが確保され、よりリラックスした雰囲気を生むことで、勉強効率の最大化をねらいました。

A' Design Award(A'デザインアワード)とは

A'デザインアワードは、イタリアを拠点とする世界最大級のデザイン賞の一つで、優れたデザイン、デザインコンセプト、製品、サービスを表彰する国際的なコンペティションです。毎年、建築、インテリア、ファッション、グラフィック、サービスデザインなど、100以上のカテゴリーで、世界100カ国以上から数万件の応募があり、国際的に著名な学者、ジャーナリスト、デザイナー、経営者などによる厳正な審査が行われます。 受賞作品は、プラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズ、アイアンの5つのランクで作品の優れたデザインを評価されます。
・A' Design Award公式サイト
https://www.dezainawaado.com/
・ブロンズ賞受賞作品紹介ページ
https://competition.adesignaward.com/ada-winner-design.php?ID=169734
World Architecture Festival(WAF)について
WAFは世界中の建築家やディベロッパー、建築メディアが集結する、世界最大規模の建築コミュニティ・ライブ審査イベントです。世界中の建築家が競い合うコンペでは、参加プロジェクトが竣工済みの建築と計画中の建築(フューチャー・プロジェクト)部門に分類され、さらにカテゴリー部門ごとに事前審査により、決勝進出プロジェクトが選出されます。厳しい事前審査を通過した決勝進出プロジェクトは、現地での公開プレゼンテーション形式により、各カテゴリーの優勝および、年度の世界一のプロジェクトが決定されます。
・WAF2025公式サイト
https://www.worldarchitecturefestival.com/WorldArchitectureFestival2025/en/page/home
・KTXアーキラボの決勝進出プロジェクト掲載ページ(2プロジェクト)
https://www.worldbuildingsdirectory.com/entries/blarney-irish-pubcafe/
https://www.worldbuildingsdirectory.com/entries/pure-semicircles/
なお、KTXアーキラボ一級建築士事務所はWAFにおいて過去に13のプロジェクトが決勝に進出しており、カテゴリー優勝の経験もあります。
日本ランキング1位の松本哲哉が率いる「KTXアーキラボ」

空間設計はビジネスツールである
商業建築や空間環境の設計を専門とする者として、私が創り出す空間は、最終的にはクライアントにとって収益を上げるためのビジネスツールであることを常に念頭に置いています。これを実現するには、空間自体が強力なインパクトを持つ必要があります。そのインパクトこそが、人の潜在意識への扉を瞬時に開く「鍵」となるのです。そして、その鍵は単に扉を開くだけでなく、正しいメッセージを届けられるように設計されなければなりません。どのようなメッセージを伝え、どのような形の鍵を用いるべきか。私たちは、それぞれのクライアントと緊密に連携しながら、これらの問いに向き合います。それが、私たちのソリューションドリブンデザインの真髄です。(松本哲哉)
■社名/株式会社KTXアーキラボ
本社/兵庫県姫路市船丘町298-2日新ビル2F
東京オフィス/東京都港区南麻布3-4-5エスセナーリオ南麻布002
代表取締役/松本 哲哉(Tetsuya Matsumoto)
企業ページ/https://ktx.space/
■代表Profile
松本 哲哉
大阪芸術大学非常勤講師
一級建築士/宅地建物取引士
イタリアDAC認定 2024年度デザイナーランキング建築カテゴリー世界8位・日本ランキング1位
本件に関するお問合せ
株式会社KTXアーキラボ
tel:03-4400-4529
mail:kentixx@ktx.space
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