漆琳堂とZOZO NEXTが伝統工芸と先端技術を組み合わせた新しい漆技術の共同研究を開始
~ 機能性や意匠性に優れた漆技術を開発し、様々な分野のプロダクトへ応用を目指す ~
![](https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/142532/4/142532-4-8b1178304b5561cdb8cab696fcbf064c-1600x900.png?width=1950&height=1350&quality=85%2C65&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff)
株式会社漆琳堂(本社:福井県鯖江市 代表取締役:内田徹 以下、漆琳堂)は、株式会社ZOZO NEXT(本社:千葉県千葉市 代表取締役CEO:澤田 宏太郎 以下、ZOZO NEXT)とともに、伝統工芸と先端技術を組み合わせた新しい漆技術に関する共同研究を2025年2月10日(月)より開始します。
<本共同研究実施の背景>
これまで漆琳堂は、日本の伝統的工芸品であり、約1,500年の歴史を有する越前漆器の産地にて、約230年もの間、日々の暮らしで使われる生活道具として越前漆器をつくり続けてきました。一方で、ライフスタイルの変化に伴い、食洗機対応の「越前硬漆」を福井県・福井大学と開発するなど、日常の中で使われ続けるために漆技術の機能的な進化を模索してきました。
ZOZO NEXTは、伝統工芸と先端素材およびインタラクション技術を組み合わせた機能性と美しさを両立する新たなテキスタイル開発に関する共同研究や、Webメディア「Fashion Tech News」における日本工芸の「再評価」と「再活性化」を目指すプロジェクト「Artisan」など、日本の工芸品に関する様々なプロジェクトに取り組んでいます。
本共同研究では、伝統工芸である漆技術に先端技術を組み合わせることで新しい漆技術やプロダクトの開発に取り組みます。
<期待される研究成果>
本共同研究では、漆技術の美しさを追究しながら科学的手法を取り入れ、現代のライフスタイルに寄り添った漆器を開発する漆琳堂の技法と、ZOZO NEXTが有する先端材料や先端技術に関する知見を融合させた、新しい漆技術の創出を目指します。様々な専門性を有する研究者と職人が共創することで、現代や未来のライフスタイルに適合する機能性や意匠性に優れた漆技術を探索します。また、将来的には、漆器やファッションアイテムをはじめとする様々な分野のプロダクトへの応用を目指します。
<共同研究概要>
■研究題目:伝統工芸と先端技術を組み合わせた新しい漆技術の研究開発
■共同研究チーム:株式会社漆琳堂、株式会社ZOZO NEXT
■研究開始日:2025年2月10日
<株式会社漆琳堂について>
1793年創業、大本山永平寺御用達の漆塗師屋。日本有数の漆器の産地、福井県鯖江市河和田地区にて、越前漆器の製造技術を代々継承してきました。伝統の漆器製造だけでなく、現代の生活に合わせたカラフルな漆や、食器洗い機に耐えうる「越前硬漆」を研究開発。「RIN&CO.」や「漆琳堂」などのブランドを展開し、漆器から生まれる豊かな暮らしを提案します。
「100年先も漆を塗り続ける」をビジョンに掲げ、領域を超えた自由な発想の漆塗りや、産地の垂直統合を通して、漆器と漆文化の持続と発展を目指します。
株式会社漆琳堂 公式サイト:https://shitsurindo.com/
<株式会社ZOZO NEXTについて>
ZOZO NEXTは「Create the Future of Fashion and the NEXT Big Thing.」をミッションに掲げ、ファッション領域におけるユーザーの課題を想像しテクノロジーの力で解決することで、より多くの人がファッションを楽しめる世界の創造を目指しています。ファッションを数値化し、科学的に解明するための研究機関「ZOZO研究所」やファッションの未来に影響を与える6領域のテーマでZOZOグループの新規事業の創出を目的とする「MATRIX」などでR&Dをおこなっています。
株式会社ZOZO NEXT 公式サイト:https://zozonext.com/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像