ソフトウェア搭載型歩行リハビリ用の着るロボット開発プロジェクトが神奈川県の「ロボット開発支援事業」に採択されました
着るロボットによる“力と技のアシスト”で人の身体能力を補完・拡張し、望むパフォーマンスをだれもが発揮できる世界の実現をめざす株式会社INOMER(イノマー、本社:奈良県奈良市、代表取締役CEO:桂典史、以下、INOMER)が立案した開発プロジェクトが、神奈川県の「ロボット開発支援事業※1(令和6年度)」に採択されました。
「ロボット開発支援事業」は、神奈川県内で3年以内のロボットの実装、実用化が見込める斬新なロボット開発プロジェクトを対象にしたもので、INOMERは「理学療法士向けソフトウェア搭載型歩行リハビリ用ウェアラブルロボットの開発」を提案。独自に開発する着るロボットによって理学療法士の介助の「技」を再現し、実施状況や患者の動きなどのデータを分析・記録・管理を活用することで、リハビリテーションの質の向上を目指します。なお、実施にあたっては、「さがみロボット産業特区」の病院や他の神奈川県内の病院とも連携する予定です。
※1 ロボット開発支援事業
神奈川県のロボット実装促進事業の一環として設置された「ロボット実装促進センター」が、3年以内の実用化、神奈川県内でのロボットの実装が見込める斬新なロボット開発プロジェクトに対して経費面の支援などを行う事業。
https://www.pref.kanagawa.jp/osirase/0604/jisso_center/assets/pdf/development_requirements.pdf
INOMERのプロジェクト概要
理学療法士が脳卒中片まひ者へ行う介助を再現する着るロボットと、リハビリテーションの実施、管理を行うロボットシステムを開発します。このロボットシステムは、着脱が容易で、歩行リハビリテーションにおいて重要なポイントの一つである股関節への適切な介入をボタン一つで実現し、立脚期の正しい姿勢を維持しつつ股関節の伸展を促進します。これにより、理学療法士の介助の再現性を担保しつつ、リハビリテーションの実施状況、ロボットから得られるセンサデータを定量的に分析、記録、管理することで理学療法士の技術の蓄積及び歩行リハビリテーション全体の質の向上にもつなげます。
(神奈川県「採択プロジェクトの概要」より)
■会社概要
名称 : 株式会社INOMER
住所 : 〒631-0801 奈良県奈良市左京6丁目5-2
代表者 : 代表取締役CEO 桂 典史
設立 : 2024年4月3日
企業説明: 着るロボットによる“力と技のアシスト”で人の身体能力を補完・拡張し、望むパフォーマンスをだれもが発揮できる世界の実現をめざす。片まひ者向け「歩行リハビリテーション」用の着るロボットを開発・販売。
URL : https://inomer.co.jp/
■関連リンク
・脳卒中片まひ者向け”着るロボット”の実証試験を京都大原記念病院で実施 ~「患者の日常生活動作向上」「理学療法士の負担軽減」を確認~(PRTIMES 2024年7月26日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000144283.html
・着るロボットの”力と技のアシスト”で身体能力を拡張する株式会社INOMERを設立
(PRTIMES 2024年6月14日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000144283.html
■本リリースについてのお問い合わせ先
株式会社INOMER
Eメール: info-web@inomer.co.jp
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