【開催レポート】日本リサイクルカーペット協会、初の工場見学と拡大幹事会を実施
日本リサイクルカーペット協会(所在地:東京都千代田区、会長:近藤 忠稚)は、10月24日(木)に工場見学と拡大幹事会を実施しました。
■高俊興業株式会社「東京臨海エコ・プラント」見学
日本リサイクルカーペット協会は、2023年11月1日にカーペットのリサイクル促進を目的に設立し、2024年10月現在、約90社が加盟しています。
10月24日(木)に実施した工場見学では、加盟企業から8社、約20名が集まり、高俊興業株式会社が運営する「東京臨海エコ・プラント」を見学しました。高俊興業株式会社は日本リサイクルカーペット協会の加盟企業であり、タイルカーペットを含む様々な産業廃棄物を再資源化しています。
今回は、日頃見学する機会が少ない産業廃棄物中間処理の実際の作業を見学し、作業方法や工程を詳しく知ること、タイルカーペットをはじめとする産業廃棄物の中間処理を学ぶことでさらにリサイクルを促進することを目的に実施しました。参加企業の面々も、高俊興業株式会社が所有する再資源化システムや廃棄物の種類の多さに驚きつつも、様々な質問が飛び交い、資源回収の現状について理解を深める機会となりました。
■拡大幹事会
見学後は、規模を拡大しての幹事会を実施しました。冒頭の会長挨拶では、これまでの協会での活動を振り返るとともに、「協会設立から1年が経とうとしており、加盟企業の皆様のおかげで協会としての活動も形にしていくことができた。今後は、カーペットを使用する企業の皆様にもお声かけをし、リサイクルカーペットのバリューチェーンに関わる企業全体での活動としていきたい。」と挨拶が行われました。幹事会では、今後認定制度で実施するグリーンチェックのスケジュール、リファインパウダーの供給について議論が交わされました。
■日本リサイクルカーペット協会について
名称 :日本リサイクルカーペット協会 (Japan Recycle Carpet Association)
所在地:東京都千代田区丸の内三丁目4番1号
会長 :近藤 忠稚
URL : https://recycle-carpet.jp/
活動内容:カーペットリサイクルの促進を目的として、2023年11月1日の「カーペットの日」に設立。タイルカーペットリサイクルは約20年前から行われ、これまでに約6,000千万㎡(30万トン)をこの協会に属する会員企業により循環利用しています。
現在では日本のタイルカーペット市場の約20%に相当する年間約500万㎡が水平循環利用されています。この取り組みを実現してきたのは、①使う人 ②回収する人 ③再生する人 ④作る人 が協力することで実現した仕組みであり、その4者が業界の垣根を越えて一同に会する組織として設立しました。
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