HAMADOORI CIRCLE2025年度 参加プロジェクトの公募開始
<浜通りの未来を創る新たなチャレンジを募集>3月14日(金)までの1ヶ月間web上のフォームから申請可能
福島県と経済産業省が策定した「交流人口拡大アクションプラン」に基づき、避難地域12市町村に加え、いわき市・相馬市・新地町を含む浜通り地域の計15市町村において、交流人口や活動人口の増加を目指して実施している広域マーケティング事業「HAMADOORI CIRCLE」は、2025年度の支援プロジェクトの公募を開始しました。
2月14日(金)には公募についての説明会が実施されました。参加を希望するプロジェクトは、3月14日(金)までの1ヶ月間、WEB上のフォームから申請を行うことができます。昨年度は十二の事業者が支援を受け、地域に新しい価値を創出し、人の繋がりを生み出すことに成功しました。
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申請フォーム:https://forms.gle/G4afccDqtbJ8s4d86
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公募説明会の様子
2月14日(金)に開催されたプロジェクト説明会では、冒頭に経済産業省の福島復興推進グループ橋本凪志氏より広域マーケティング事業の目的についての発表が行われました。橋本氏は「福島の復興には交流人口の拡大が重要であると考えている。福島県と策定した福島県浜通り交流人口拡大アクションプランでは15市町村とのワーキンググループ等をもとに広域コンテンツ作りの6つのテーマを定めた。広域マーケティング事業では15市町村内での新たなコンテンツの開発と、その一元的な発信を目的にしている。昨年参加者だけでなく、新しい事業者にもぜひ参加してほしい。」と述べました。
また、HAMADOORI CIRCLE PROJECT事務局からは 統括クリエイティブ・ディレクターの齋藤精一が事業の目的の説明を行いました。齋藤は「『交流人口』『関係人口』の先として、浜通りのことを想い、活動する人である『活動人口』を重視している。活動人口は一気に増えるものではなく、徐々に増えていくもの。皆様にもご意見をいただきながら、深度のある取り組みにしていきたい」と意気込みを語りました。そのほか、事務局の吉田学からプロジェクトの体制について、世羅孝祐より詳細や募集するプロジェクトについて、林義仁より応募方法や公募条件について発表を行いました。
今回のプロジェクト説明会には合計50以上のもの事業者が参加。会終了後の懇親会では名刺交換やお互いの取り組みの紹介が行われました。
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募集するプロジェクトについて
HAMADOORI CIRCLE PROJECTでは、2025年2月14日(金)から3月14日(金)までの期間、浜通りの活動人口増加につながる新しいプロジェクト/チャレンジを公募します。商品・サービス・体験開発などを通じて、新しい活動人口(地域に愛着を持ち、活動したいと思ってくれる人)が増えるようなプロジェクトが対象です。参加プロジェクトはHAMADOORI CIRCLEのコミュニティが一体となって支援を行います。具体的な支援メニューは下記の通りです。
主な支援メニュー
● 定期開催される「なんでも相談会」での相談機会の提供
● HAMADOORI CIRCLEとしての広報・PR支援
● 地域内外の事業者とつながるコミュニティイベントへの参加
● 事業費の補助(審査・選考あり)
詳細な募集内容については、公募説明会の動画および資料をご確認ください。
公募説明資料:https://drive.google.com/file/d/16mA08dEFu9Qmi_GUPLLa-IXNQo5Geajb/view
公募説明会アーカイブ映像:https://drive.google.com/file/d/1Lr44RlZvNTrySbuWr399IMPUmLnj4BZw/view
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支援メニューと実績
2024年の支援プロジェクト
参加団体と事業タイトル(50音順)
・一般社団法人 東の食の会:ガストロナミイ
https://fromhere-fukushima.com/content/83
・NPO法人インビジブル:私の思い出 - 物から語る私の人生 -
https://fromhere-fukushima.com/content/85
・小高つながる市実行委員会:おだかつながる市オープンファクトリーツアー
https://fromhere-fukushima.com/content/81
・合同会社はまから:恋するさかな
https://fromhere-fukushima.com/content/87
・合同会社MARBLiNG:図図倉庫に未来の⼟づくりを考えるガーデンショップをつくろう! 農×デザイン塾 学⽣コンペティション
https://fromhere-fukushima.com/content/79
・テロワージュふくしま:テロワージュあぶくま
https://fromhere-fukushima.com/content/77
・特定非営利活動法人ハッピーアイランドサーフツーリズム:浜から始まるパラダイス
https://fromhere-fukushima.com/content/86
・富岡町商工会青年部:ODO PPE DANCE
https://fromhere-fukushima.com/content/82
・浪江町収穫祭実行委員会:浪江町の食の祭典「収穫祭」
https://fromhere-fukushima.com/content/80
・浜通りJAZZ FES実行委員会:浜通りJAZZ FEST2024
https://fromhere-fukushima.com/content/e89fK
・浜通り食と藝術 プロジェクト:富岡秋のパン祭り
https://fromhere-fukushima.com/content/84
・福島民友新聞社:ふくしま浜街道トレイルウォークinふたば・なみえ
https://fromhere-fukushima.com/content/78
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応募方法
募集期間:2025年2月14日(金)〜3月14日(金)19:00厳守
審査期間:2025年3月中
採択発表:2025年3月末(予定)
応募方法:下記WEBフォームより必要事項を記入の上、ご応募ください。
https://forms.gle/G4afccDqtbJ8s4d86
なお、応募前により詳しい情報を得たい/相談したい事業者の方に向けて、「応募前なんでも相談会」を開催します。
応募前なんでも相談会については以下フォームからご確認/お申し込みください。
https://forms.gle/SuJXncWe7yRMqY1b6
また、事務局へのメールでのお問合せも受け付けております。
お問い合わせ:hamadoori.circle@gmail.com (HAMADOORI CIRCLE事務局)
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背景
震災から14年が経過した福島県浜通り地域では、地域に愛着を持って移住した人々や、様々なきっかけで関わりを持つようになった人々によって、新たな地域の風景が広がっています。HAMADOORI CIRCLE PROJECTは、この「未来へのタネ」を花開かせ、地域の文化・産業をさらに強くし、活気をつくるため、浜通りで継続的に活動する人々=「活動人口」を増やすプロジェクトです。
浜通りで活動する事業者がつながり、様々なチャレンジが集まることで、さらに浜通りに興味を持つ人が増え、みんなで浜通りを盛り上げていく。そんな浜通りの未来が生まれるコミュニテイを目指しています。
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代表者プロフィール
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齋藤 精一
パノラマティクス 主宰
HAMADOORI CIRCLE PROJECT 統括クリエイティブ・ディレクター
建築デザインをコロンビア大学建築学科(MSAAD)で学び、2000年からニューヨークで活動を開始。2006年株式会社ライゾマティクス(現:株式会社アブストラクトエンジン)設立。社内アーキテクチャー部門『パノラマティクス』を主宰し、行政や企業の企画、実装アドバイザーなど数多く行う。2023年よりグッドデザイン賞審査委員委員長。
2025年大阪・関西万博EXPO共創プログラムディレクター。
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浜野 良太
株式会社アンドーナッツ
HAMADOORI CIRCLE PROJECT 統括プロデューサー
全員が最大メリットを享受できるwin-win-winの三方よしの解決手法を通じて、現代社会では解決困難な社会/産業課題に対して解決策を提示し、社会に貢献することを信条に活動している。2017年経済産業省とともに、プレミアムフライデー運動の立ち上げ/2018年西日本豪雨・北海道胆振東部等の観光復興支援活動/2021年〜クリーンエネルギー地熱発電の啓発プロジェクト推進/2020年〜Tokyo Creative Salon統括共創ディレクター/2023年〜福島復興プロジェクト等。公共から民間の共創案件まで、幅広く手掛けている。
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