ミツカルセンセイ、『Forbes JAPAN NEXT100』に代表・小谷が選出
教育現場に新たな支援体制を構築 ─ 教員不足解消の貢献を目指す「ミツカルセンセイ」

公立学校の仕事が見つかる求人サイト「ミツカルセンセイ」を運営する合同会社Quicken.は、代表・小谷瑞季が経済誌『Forbes JAPAN』2025年6月号にて発表された「NEXT 100」に選出されたことをお知らせいたします。
「NEXT100」とは、Forbes JAPANが選出した「多彩な新・起業家たち100人」にフォーカスした企画です。100通りの「世界を救う希望」として、地球規模から社会、地域まで多様化する課題に対してアントレプレナーシップをもち、「自分たちのあり方」と「新手法」で挑む起業家やリーダーたち100人とされています。
「ミツカルセンセイ」とは
欠員のある公立学校の求人情報がリアルタイムで見つかる求人サイト。
教員免許を持っているが現在教職に就いていない"潜在教員"の方々に、「どこで・いつから・どのような仕事があるのか」といった講師・支援員の具体的な求人情報を提供。

全国の教員不足解消に貢献することを目指し、現行の講師登録制度における情報の非対称性を解消する補完的な仕組みとして自治体に展開しています。
サイトURL:https://mitsukaru-sensei.com
代表のコメント
この度は、栄誉あるForbes JAPAN「NEXT 100」に選出いただき、大変光栄です。
ミツカルセンセイをご利用いただいているユーザーの皆様、日々事業を支え応援してくださっている皆様に心より感謝申し上げます。
2年前、私は教員不足に関する本を読み、「子どもたち自身ではどうにもできない担任の不在や短期間の交代に対して、理不尽に学習環境や居場所の安心を奪われていること」を知りました。
それから大学を休学し、欠員のある公立小学校で半年ほど学生サポーターを経験し、教育委員会事務局の仕事にも1年半ほどボランティアとして携わらせていただきながら、本サービスを構想し、2024年9月に4自治体にご協力いただいてリリースするに至りました。
改めて教員不足は極めて複雑な社会課題であり、マッチング単体で解決できる問題ではありません。
一方で、教員の高度な専門性や多忙な勤務環境というハードルを乗り越えた先で、必ず"情報の非対称性"という壁に直面する現状があります。
またその背景には、政治・教育行政における組織文化や法制度上の限界によって、責任範囲が空洞化している領域が生まれていること、そして無謬性を前提にした失敗できない政策立案環境になっていること、同時に現場支援を担う教育行政でも人手不足が進む中で社会からの要請は増加して業務が逼迫していること等、構造的な課題があると考えております。
今回の選出を励みに、子どもたち一人一人が安心して過ごすことができ、先生たち一人一人がいきいきと仕事に臨めるような学校教育づくりの貢献に向けて、当社の大きな一歩目である「ミツカルセンセイ」をできる限り全国に拡大していけるよう、より一層邁進してまいります。
どうか、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
小谷瑞季
〈会社概要〉
社名:合同会社Quicken.
設立:2023年8月4日
事業:公立学校に特化した講師・支援員求人サイト(特定募集情報等提供事業 第1号に該当)
〈お問い合わせ〉
合同会社Quicken. 代表 小谷瑞季
Mail: info@mitsukaru-sensei.com
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