伊勢志摩地域で活躍する外国語ガイド育成を目的としたガイド向け研修(全3回)を開催しました
高付加価値インバウンド旅行者の受入に向けて
伊勢志摩観光コンベンション機構(以下、本機構)は、2024年12月から2025年2月に掛けてガイド向け研修(全3回)を開催いたしました。本研修は、高付加価値インバウンド旅行者(以下、高付加価値旅行者(※))の将来的な受入に向けて外国語ガイド育成を目的に、座学研修だけでなくフィールドワーク研修など実践型の研修も取り入れた内容を実施し、伊勢志摩の地域内外から23名が参加しました。
(※)高付加価値旅行者: 着地消費100万円以上/人の訪日外国人旅行者。観光庁によれば、訪日旅行者全体の約1%(約32万人)に過ぎないが、消費額は約14.0%(約6,700億円)を占めている(令和元年時点)。観光庁は、同旅行者の地方部への誘客を図るため、集中的な支援を行うモデル観光地に伊勢志摩を含む全国14地域を選定している。
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研修は、3回に分けて開催されており、12月に実施した座学研修(第1回)では、株式会社羅針盤の平沢真実子氏を講師にガイドとしての外国人とのコミュニケーションのあり方、神楽サロン有限会社の高橋千典氏を講師に伊勢神宮の歴史、そして鳥羽市立海の博物館の縣拓也氏を講師に伊勢志摩の自然と暮らしの3つのテーマについて講話いただきました。
1月に実施したフィールドワーク研修(第2回)では、伊勢市(内宮・おかげ横丁)と鳥羽市(ミキモト真珠島・相差かまど)をフィールドにして一線で活躍する外国語ガイドを講師として、参加者はゲストとの会話の展開だけでなく会話や気遣いといったコミュニケーションのあり方も学んでいました。
2月に実施したモニターツアー研修(第3回)では、これまでの研修から選抜された参加者が、高付加価値旅行者向け旅行会社の担当者をゲストとして案内する実践型の研修で、参加者は場所の案内だけでなく、表情の大切さやゲストの興味に合わせた案内の工夫などを学んでいました。
本機構が、今年度に実施したガイド向けの調査によると、65%の事業者がガイド技術の向上を課題と捉えており、来年度以降もこの課題を解消すべく、継続してガイドの育成を目的とした研修を実施してまいります。合わせて、研修の開催を起点に、ガイドの手配やスキルアップを取りまとめるための団体の立ち上げサポートや域外のガイドとの関係を構築するなど、伊勢志摩地域における充実した外国語ガイドサービスの提供を目指していきます。
公益社団法人 伊勢志摩観光コンベンション機構
公益社団法人伊勢志摩観光コンベンション機構は行政区域の枠を超えた伊勢志摩広域で、かつ官民が一体となってさまざまな観光振興事業を展開することで、地域経済の活性化及び文化の向上に寄与することを目的としています。
・観光情報の発信事業
・観光客及びコンベンションの誘致促進及び受入体制の整備に関する事業
・インバウンド推進事業、伊勢志摩情報発信プロモーション事業、VISIT伊勢志摩事業、MICE誘致事業、誘客促進事業
・観光情報の調査研究及び観光客の満足度の向上に関する事業
・観光産業及び観光文化の振興と人材の育成に関する事業
・伊勢志摩フィルムコミッション事業
・伊勢志摩学生団体誘致委員会
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