日立ヴァンタラは、AIワークロードに対応し、TCO削減を実現する、次世代プロセッサーを搭載したサーバ「HA8000V Gen12」を販売開始

長年培ったノウハウを活用し管理負担を低減する、サーバの「安定稼働支援サービス」を無償提供

日立ヴァンタラ株式会社

 株式会社日立製作所のグループ会社で、データインフラおよびハイブリッドクラウド事業を展開する日立ヴァンタラ株式会社(以下、日立ヴァンタラ)は、本日、次世代プロセッサーを搭載したサーバの新モデルを販売開始します。AIワークロードにかかせない高性能なダブルワイドGPUを最大8枚搭載可能なGPU搭載モデル「HA8000V/DL380a Gen12」や、ワット当たり性能の改善と幅広いワークロードに対する平均性能を最大40%*1向上した最新プロセッサーを搭載する「HA8000V/DL380 Gen12」、「HA8000V/DL360 Gen12」により、企業のデータ利活用への支援を強化しました。また、システム管理者の負担を低減しながら障害予防を実現する「安定稼働支援サービス」を無償で提供します。

背景

 AI活用が多くの企業にとって重要な取り組みとなる中、急速に変化するAIの潮流やビジネス環境を的確にとらえ、新技術をいち早く導入・活用することが求められています。一方で、既存システムの構成やIT人材、コストは企業や組織ごとに異なるため、最適なAI環境は一様ではありません。こうした課題を解決するには、必要なリソースを柔軟に選択でき、手厚いサポートを受けることができる環境を準備することが重要です。また、AI活用の加速に伴い、喫緊の課題となっているデータセンターの消費電力増加への対応にも、取り組む必要があります。

「HA8000V Gen12」の特長

(1) 最新プロセッサーや高性能GPUの採用で、生成AI用途に最適な高速データ処理を実現

生成AI向けに、GPU搭載モデルではより高性能なGPUを採用するとともに、搭載可能枚数を前機種から2倍に増やしました*2。これらにより、LLMの推論処理性能が前機種と比べて最大1.9倍*3に向上し、大規模構成の推論や中規模構成の学習ワークロードにも対応可能となります。また、最新のインテル® Xeon® 6 プロセッサーの採用により、生成AI向けの演算処理性能とアクセラレーション機能が強化され、小規模の生成AIモデルに対するプロセッサー性能も向上しています。

(2) サーバ導入・運用コストを効率化して、TCOを削減

幅広いワークロードでの平均性能とワット当たり性能が向上した最新プロセッサーの採用により、少ないサーバ台数と消費電力で、効率よくITインフラを構築できます。具体的には、以前のモデルからの置き換えで、サーバ台数を5分の1に集約できます*1。また、プロセッサーのワット当たり性能が最大1.58倍に向上したことで*1、サーバの消費電力を削減し、サステナブルなグリーンデータセンターの実現にも貢献します。さらに、as a Service型ITプラットフォームHitachi EverFlexを用いることで、従量課金・定額課金により、初期投資を抑えてシステムを導入することができます。

(3) システム管理者の負担を低減しながら障害予防を実現する、「安定稼働支援サービス」を無償提供

システム装置に「安定稼働支援サービス」を無償*4で付帯します。本サービスは、構成情報の見える化や定期点検の実施などにより、システム管理者のサーバ機器管理の負担を低減しながら、障害を予防し、ハードウェアの安定稼働を実現するもので、長年サーバの構築・運用に携わってきた日立ヴァンタラのノウハウを最大限活用しています。また、オプションサービスとして、障害発生当日に速やかに対応するオンサイト保守や問題解決の支援、オンサイトでのファームウェア更新作業、定期点検など、システム管理者の負担をさらに低減するためのプロアクティブな各種サポートも提供します。

 なお、GPU搭載モデルは、AIインフラとソリューションのポートフォリオ「Hitachi iQ」としても提供します。

*1 HA8000V/DL380 Gen10との比較。サーバ台数の集約は、各種サーバ用途の平均を基に算出

*2 HA8000V/DL380a Gen11と最大GPU搭載可能枚数を比較

*3 HA8000V/DL380a Gen11、H100搭載との比較

*4保守サービス期間中、利用可能

販売開始時期

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公式アカウント

商標注記

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日立ヴァンタラについて

日立ヴァンタラは、米国の Hitachi Vantara との一体運営により、世界をリードするイノベーターに対し信頼性の高いデータ基盤を提供しています。 データストレージ、インフラストラクチャ、クラウド管理、そしてデジタルの専門知識を通じて、お客さまが持続的なビジネス成長の基盤を構築できるようサ ポートし、データ活用によるイノベーションや新たな変革を支援します。

詳しくは、日立ヴァンタラのウェブサイト(https://www.hitachivantara.com/)をご覧ください。

日立製作所について

日立は、IT、OT(制御・運用技術)、プロダクトを活用した社会イノベーション事業(SIB)を通じて、環境・幸福・経済成長が調和するハーモナイズドソサエティの実現に貢献します。デジタルシステム&サービス、エナジー、モビリティ、コネクティブインダストリーズの4セクターに加え、新たな成長事業を創出する戦略SIBビジネスユニットの事業体制でグローバルに事業を展開し、Lumadaをコアとしてデータから価値を創出することで、お客さまと社会の課題を解決します。2024年度(2025年3月期)売上収益は9兆7,833億円、2025年3月末時点で連結子会社は618社、全世界で約28万人の従業員を擁しています。

詳しくは、日立のウェブサイト(https://www.hitachi.co.jp/)をご覧ください。

お問い合わせ先

日立ヴァンタラ株式会社マーケティングコミュニケーション部

https://www8.hitachi.co.jp/inquiry/hitachivantara/site-inq/form.jsp

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会社概要

日立ヴァンタラ株式会社

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URL
https://www.hitachivantara.com
業種
情報通信
本社所在地
神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地
電話番号
-
代表者名
島田 朗伸
上場
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資本金
-
設立
2023年11月