余呉の木かごと森の旅 〜荒井恵梨子さんの手仕事と思いにふれる〜
2025年11月15日(土)〜16日(日) 滋賀県長浜市にてエコツアー 開催決定!
希少な木かごにふれる
滋賀県長浜市余呉町。森林面積が92%というこの町の奥に、かつて人々の営みがあった「小原村」が静かに眠っています。今では離村集落となったその村で、長い年月を経て受け継がれてきた伝統民具「小原かご」。イタヤカエデの若木を丁寧に割いて編み上げる、厳しい雪国の暮らしの中から生まれた美しい木かごです。丈夫でしなやか、自然の色合いが美しく、生活に密着した道具として親しまれてきました。
しかしながら、後継者不足により、森に生きる知恵と美しい手仕事が詰まったこの木かごの作り手もお一人となり、その技術も失われつつありました。

継承者の思いにふれる
そうした中、その唯一の作り手の方に弟子入りし、小原かごづくりの技術を受け継ぎ、後世に残していきたいと活動しているのが荒井恵梨子さん。
「小原かごの技術だけではなく、材料となるイタヤカエデの種子を採り、苗木を育て、森に植える。持続的にかごを作り続けるための”森づくり”を次の世代につなげたい。そして、この活動を一緒になって支えてくれる仲間を少しでも増やしたい」という荒井さんの活動と思いに焦点を当てるとともに、持続可能な森づくりや地域資源について考えるきっかけを提供するものです。

伝統の技・森の息吹・歴史の記憶をたどる
ツアーではまず、小原かごの生まれた小原村を散策し、材料となるイタヤカエデの森を歩き、 その葉や樹皮にふれながら、森と人の関わりを学びます。また、その種子を採取し、持続可能な未来の森づくりに生かします。
室内では、荒井さんによる製作実演を見学し、交流を深めるとともに、参加者自身も手を動かしてミニかご作りを体験します。
さらに、この地に小原かごを伝えたとされる白子皇子の言い伝えが残る菅山寺の森を歩き、森・技・歴史が交わる物語をたどります。

失われつつあった小原かごとその技術を未来へつなぐために森づくりから始める ── 荒井さんの手仕事と思いにふれることで、持続可能な森づくりや地域づくりを考えるきっかけとなる特別な旅になることでしょう。
ツアー概要
開催日:2025年11月15日(土)〜16日(日) 1泊2日
集合:11月15日 13:00 ウッディパル余呉 森林文化交流センター
※ 電車の方は 12:30 JR余呉駅集合。行き帰りの送迎あり。
解散:11月16日(日) 13:30 ウッディパル余呉 森林文化交流センター
定員:20名
参加費:16,500円(宿泊・食事付き)
内容:
1. 荒井恵梨子さんによる小原かご製作実演・体験
2. イタヤカエデの森の観察散策
3. 小原村跡地の散策
4. 菅山寺の森散策
5. 荒井さんの植林活動や思いの共有
主催:ながはま森林マッチングセンター
企画:実施:ウッディパル余呉
WEB SITE:https://woodypal.jp/251115-morinotabi/
【本ツアーへのお申し込み・お問い合わせ先】
ウッディパル余呉(指定管理:株式会社ロハス長浜)
TEL:0749-86-4145
申込フォーム:https://forms.gle/LDr7w2cn1WG1VXN38
【メディア関係者様 お問い合わせ先】
ウッディパル余呉(指定管理:株式会社ロハス長浜)
担当:小山 武士
TEL:0749-86-3821
MAIL:koyama@woodypal.jp
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