「Co-Design Challenge」プログラム<遂に大阪・関西万博に実装!>「デザイン × ものづくりで日本の新しい価値を世界に広げる」―これからの日本のくらしをつくる22の挑戦―
5回にわたり各分野のトップクリエイターと挑戦する事業者たちがプロダクトに込めた想いと目指す未来を語りつくすピッチイベントを開催!
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会(大阪市住之江区 事務総長:石毛博行)は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)を契機に、様々な「これからの日本のくらし(まち)」 を改めて考え、多彩なプレイヤーとの共創により新たなモノを万博で実現する「Co-Design Challenge」プログラム(以下、「CDC」)を2022年から展開しています。第1弾(CDC2023)では、社会課題の解決をめざすプロダクトの開発をめざす11事業、第2弾(CDC2024)では、その開発に加え、地域誘客を目的とした生産現場の公開やものづくり体験、オープンファクトリー企画を実施する11事業が進められ、4月13日に開幕した大阪・関西万博の会場に22の事業を通じて制作されたプロダクトが実装されています。
ついに万博会場でのプロダクトの実装を迎えた本プロジェクトについて、参加した22の事業者が課題解決へのアプローチや未来へのビジョンを語る「Co-Design Challenge Pitch-デザイン × ものづくりで日本の新しい価値を世界に広げる これからの日本のくらしをつくる22の挑戦-」を5月28日を初回とし、9月までで計5回開催します。
また、ピッチイベント会場となるフューチャーライフヴィレッジ内には、CDCを紹介する2台の展示台が万博閉幕まで設置(※)されており、CDCの22の挑戦をいつでも見ていただけます。
※一時展示を行っていない場合もございます。


「Co-Design Challenge Pitch」とは
これまで第1弾・第2弾の募集を通じて開発されてきた、未来のくらしに向けた22のプロジェクト。その成果が、いよいよ万博会場に実装され、来場者が「触れて、体感できる」かたちでお披露目されています。「Co-Design Challenge Pitch」は、その一つひとつのプロジェクトについて、開発に携わった事業者自身が登壇。課題へのアプローチやモノづくりへの想い、実装までの苦労や喜び、そして目指す未来について、リアルな声で語るプレゼンテーションイベントです。モノのデザインとコトのデザイン。それぞれの背景とビジョンを知り、プロダクトに込められたストーリーと向き合う時間。“実装されたプロダクト”と“語られる想い”が交わるこの場から、「これからの日本のくらしをつくる挑戦」を世界へひろげていきます。
「Co-Design Challenge Pitch」ナビゲーター

齋藤精一 EXPO共創プログラムディレクター
登壇予定日:5/28 7/29 9/22
Expo Outcome Design Committee(EODC)代表。2025年大阪・関西万博EXPO共創プログラムディレクター。パノラマティクス主宰。建築デザインをコロンビア大学建築学科(MSAAD)で学び、2000年からニューヨークで活動を開始。2006年(株)ライゾマティクス(現:(株)アブストラクトエンジン)を設立。社内アーキテクチャー部門『パノラマティクス』を率い、行政や企業などの企画、実装アドバイザーも数多く行う。2023年よりグッドデザイン賞審査委員長。

矢島進二
登壇予定日:5/28
公益財団法人日本デザイン振興会 常務理事。グッドデザイン賞をはじめ、東京ミッドタウン・デザインハブ、東京ビジネスデザインアワード、地域デザイン支援など多数のデザインプロモーション業務を担当。武蔵野美術大学、東京都立大学大学院、九州大学大学院で非常勤講師。毎日デザイン賞調査委員。

服部滋樹
登壇予定日:6/17
graf 代表、クリエイティブディレクター、デザイナー。1993年から活動を始め、異業種が集まる環境と特性を生かした新たな活動領域を開拓している。grafでは代表を務めるほか、コンセプターとしてデザインやディレクションを行い、あらゆるデザイン領域の視点から社会を翻訳するようなアウトプットを行う。

内田友紀
登壇予定日:6/17
早稲田大学で建築を学び、イタリア・フェラーラ大学院にてSustainable City Designを修め、ヨーロッパ・南米・東南アジアなどで地域計画プロジェクトに参画。株式会社リ・パブリックの創業に加わり、2020年より都市・地域のリサーチ・デザインスタジオYET/futuramaを並行して活動。

山出淳也
登壇予定日:7/29
アーティスト/Yamaide Art Office株式会社 代表取締役/BEPPU PROJECTファウンダー。文化庁在外研修員としてパリに滞在(2002~04年)し、2005年にBEPPU PROJECTを設立。2022年3月、BEPPU PROJECTの代表を退任し、Yamaide Art Office株式会社を設立。

倉本仁
登壇予定日:9/4
JIN KURAMOTO STUDIO を主宰。家具、家電製品、アイウェアから自動車まで多彩なジャンルのデザイン開発に携わる。素材や材料を直に触りながら機能や構造の試行錯誤を繰り返す実践的な開発プロセスを重視。iF Design Award、Good Design賞、Red Dot Design Awardなど受賞多数。

小西利行
登壇予定日:9/4
POOL INC. クリエイティブ・ディレクター/コピーライター。CM制作から、街づくりや国の戦略構築も行う。「伊右衛門」「PlayStation」「モノより思い出。」など
ヒットCM多数。多くの企業のCIなどブランディングも手掛ける。
<イベント概要>

■日時 第1回 2025年5月28日(水) 開演:13時30分 終演:16時
■場所 大阪・関西万博 フューチャーライフヴィレッジTEステージ棟
■ナビゲーター EXPO共創プログラムディレクター齋藤精一氏
公益財団法人日本デザイン振興会 常務理事 矢島進二氏
■登壇事業者 象印マホービン株式会社 一般社団法人吉野と暮らす会
信楽陶器工業協同組合 特定非営利活動法人府中ノアンテナ
■主催 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
■公式サイト https://www.expo2025.or.jp/co-creation-index/co-design-challenge/

■今後の予定 第2回 6月17日 ナビゲーター:服部滋樹氏 内田友紀氏
第3回 7月29日 ナビゲーター:齋藤精一氏 山出淳也氏
第4回 9月4日 ナビゲーター:倉本仁氏 小西利行氏
第5回 9月22日 ナビゲーター:齋藤精一氏
※万博会場への入場には 大阪・関西万博のチケットが必要です。
大阪・関西万博 チケットインフォメーション | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト
https://www.expo2025.or.jp/tickets-index/
本イベント自体への参加は無料です。(予約不要・入退場自由)
※2回目以降の登壇事業者については、現在調整中です。
決定次第、順次公式サイト等で情報を公開予定です。
5/28 Co-Design Challenge Pitch #1 登壇事業者

これからのマイボトルの使い方をデザインする〜マイボトルで飲料提供するための洗浄機の提案〜
代表企業・団体:象印マホービン株式会社(大阪府大阪市)
協力企業・団体:株式会社スタッフ、株式会社中農製作所
持続可能な未来社会に向けてマイボトルでの飲料提供を一般化させるため簡単にマイボトルを洗える洗浄機を開発。洗う手間を無くすことでマイボトルを身近にし、プラスチックごみ問題などの社会課題解決を目指します。

山並みの景色を「切り取り」届ける、額縁工房の家具作り ※体験企画実施予定
代表企業・団体:特定非営利活動法人府中ノアンテナ(広島県府中市)
協力企業・団体:伝統工芸株式会社
額縁工房の手仕事を駆使して、額縁のように美しく、ものになじむ椅子(スツール)を提供します。
また、額縁作り+額縁に納めたくなるような、美しい景色のある地域を体感するツアーを提供します。

これからの「信楽」をデザインする~リサイクル資源とデジタル技術による陶芸文化の創造~
※体験企画実施予定
代表企業・団体:信楽陶器工業協同組合(滋賀県甲賀市信楽町)
協力企業・団体:丸滋製陶株式会社、明山陶業株式会社
窯業系廃棄物のリサイクル資源化と琵琶湖の生き物をモチーフにデジタル技術を活用し、多様な対話や文化の共創に繋がるアップサイクル製品として、陶製テーブルスツールを開発し、万博会場に提供。

持続可能である木の暮らし、その循環の中に存在する、吉野材のベンチ
代表企業・団体:一般社団法人吉野と暮らす会(奈良県吉野郡)
協力企業・団体:有限会社グリーンフォレストエンタープライズ株式会社丸商店、一般社団法人夢洲新産業・都市創造機構、 吉野中央木材株式会社
モニュメントで乾燥された木材は、「持続可能である木の暮らし、その循環を象徴するもの」として、ベンチなどの家具となり、そのストーリーを多くの人々に伝えていきます。

※第2回目以降の登壇事業者は以下の別紙をご参照ください。
d154689-4-da6680b18342bb5ce0651d85a3a11cdc.pdf大阪・関西万博会場内設置エリア

「Co-Design Challenge」プログラムとは
Co-Design Challengeプログラムは、大阪・関西万博を契機に、様々な「これからの日本のくらし(まち)」 を改めて考え、多彩なプレイヤーとの共創により新たなモノを万博で実現するプロジェクトです。
万博という機会を活用し、プロダクトやサービスを新たに開発することを通じて、現在の社会課題の解決や万博が目指す未来社会の実現を進めます。
Co-Design Challengeプログラムは、当協会が設置したデザイン視点から大阪・関西万博で実装すべき未来社会の姿を検討する委員会「Expo Outcome Design Committee」監修のもと生まれたプログラムです。
本プログラムは、計2回、募集を行いました。第1弾募集(Co-Design Challenge 2023)はモノの開発、第2弾募集(Co-Design Challenge 2024)は、モノの開発に加え、新たに「地域誘客」の観点でそれらのモノが作られた「日本全国それぞれの土地」の生産現場や工房を公開し、来訪者にものづくりを体感してもらう取組(オープンファクトリー)を募集。
4月13日に開幕した大阪・関西万博の会場に22のプロジェクトを通じて制作されたプロダクトが実装され、実際に来場者が触れることができます。さらに本イベント「デザイン × ものづくりで日本の新しい価値を世界に広げる」では、その背景にある社会課題へのアプローチや、プロジェクトに込めた想い、未来へのビジョンについて、事業者自らの言葉で語り合う場を設けました。
また、フューチャーライフヴィレッジ内に、CDCを紹介する2台の展示台を設置しています。設置は万博閉幕までを予定しています(※一時展示を行っていない場合もございます)。
CDCではこれらの取組を通じて、万博が目指す未来社会の実現を進めます。
2025年⼤阪・関⻄万博
4月13日から10月13日まで開催中の2025年大阪・関西万博は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに掲げています。「いのちを救う」「いのちに力を与える」「いのちをつなぐ」という3つのサブテーマのもと、世界各国が多様な提案を行い、未来社会に向けた取り組みが進められています。人工知能=AI、エネルギー、交通、都市開発などの分野における最新技術やアイデアが披露され、すべての人にとって持続可能な社会を、というコンセプトを中⼼に据えています。また、大阪・夢洲からすべての人にとってよりよい未来を創造するための文化的理解と多様性の重要性を世界に発信し続けています。

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