【国内主要企業150社のWebアクセシビリティ対応を調査】「C以上」が過半数に拡大!第2回レポートで見えた進展と課題
~方針公開は拡大 一方で実行結果の公開は限定的~
株式会社インフォ・クリエイツは、国内主要企業150社を対象とした「Webアクセシビリティ指数・プログレスレポート2025(第2回)」を発表しました。
第2回調査では、組織的な取り組みが確認できる「ランクC以上」の企業が47%から56%へ拡大(+13社)。全体として改善傾向が見られる一方で、“実行の証”や経営層の明確なコミットメントは依然として限定的であることが明らかになりました。

本調査は、公開情報から確認可能な範囲に基づき、単なる技術基準への適合有無だけでなく、組織としての取り組み状況(方針/実行/評価/報告/宣言/懸念)を総合的に評価し、A〜Eの5段階で可視化するものです。
第2回となる今回は、前年との比較を通じて「取り組みの進展」と「次の課題」を整理しました。
第2回調査で見えてきたポイント
1.「ランクC以上」が過半数へ。全体として改善傾向
組織として一定の取り組みが確認できる「ランクC以上」の企業は、71社から85社へ増加し、過半数となりました。D・EランクからCランクへの移行が進み、“未整備”から“取り組み段階”へと移る企業が増えています。一方で、Aランク企業は引き続きゼロであり、「成熟段階」に到達した企業はまだ見られません。
2.“方針公開”は拡大、約半数に
今年度の変化として顕著だったのは、「アクセシビリティ方針の公開」の増加です。
方針公開は、社内の品質活動を束ねる起点となるだけでなく、ESG・CSR・サステナビリティ報告との接続を可能にする重要な要素です。外部から取り組み状況が確認できる企業が増えたことは、透明性の向上という観点でも前向きな変化と言えます。
3.次の焦点は「実行の証」と「報告」
一方で、検査結果を公開している企業は依然として少数にとどまり、約8割の企業は実行結果を公開していない状況が続いています。また、ESG報告書や統合報告書における言及、経営層による明確なコミットメント(宣言)も限定的でした。
第2回調査では、方針公開という“入口”から、実行・検証・説明へと発展させられるかどうかが、今後の重要なポイントとして浮かび上がりました。
調査概要
調査期間:2025年10月1日〜2026年1月31日
調査方法:各社Webサイトの訪問調査(公開情報から観察可能な範囲)
調査対象:国内主要企業150社
評価項目:方針/実行/評価/報告/宣言/懸念
評価:A〜Eの5段階(Webアクセシビリティ指数)
本レポート全文では、150社のランク一覧、6評価項目の詳細分析、業種別傾向などを掲載しています。自社の現在地と、次に取るべきアクションの検討にご活用ください。
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