第5期「企業の次世代女性リーダー応援プロジェクト」を加速化‼
現代の企業に必要不可欠なリーダーシップの多様性を進める「伴想人®*」、5年目の新たな挑戦
■女性リーダー支援を通じて、日本の企業と社会に変革を――「伴想人®」、第5期プロジェクト開始
「カオスを超えて、本質へ」をパーパスに掲げ、エグゼクティブ・コーチングや組織変容®*のコーチングで人と組織の成長・変容を支援する株式会社ウエイクアップ(本社:東京都品川区、代表取締役 平田淳二)において、2021年から活動を続けるメンター集団「伴想人」(ばんそうびと)が、6月14日(土)より「女性の企業幹部候補応援プロジェクト」の第5期を開始します。「伴想人」は、大手企業の役員経験者によるメンタリングを通じて、多様性と変化に柔軟に対応できる次世代女性リーダーの育成を行ってきました。今期はさらにそれを加速させ、日本企業および社会全体の変革を強力に後押しします。

■背景:女性リーダー育成の重要性
2023年に閣議決定された「女性版骨太の方針2023」によれば、東証プライム市場の上場企業では 2025年度までに女性役員を最低1人選ぶこと、2030年に管理職に占める女性の割合を30%以上とする目標が掲げられています。「伴想人」の取り組みは、こうした日本政府が掲げる目標とも歩調を合わせながら10か月間の育成プログラムを通じ、今後リーダーとなるべき女性たちを応援します。

■メンタリングの独自性
1970年~80年代に主に米国で発展したキャリア形成を支援する活動やプログラムがメンタリングです。経験や知識のある人(メンター)が、これから成長する人(メンティ)に対して助言や指導を行います。
「伴想人」では、日本の企業文化の刷新や柔軟な組織づくりには女性リーダーの存在が欠かせないと考え、エグゼクティブ・メンター®*によるセッション、自己分析ツール、対話型ワークショップ、企業間交流会、卒業生ネットワークなど多層的なアプローチで支援を提供しています。
「伴想人」のメンターは、日本のトップ企業で経営を担ってきた役員経験者ばかりです。メンターのほぼ全員がCTI認定プロコーチ資格を持ち、企業経営の知見や実体験を基に個別支援を行います。「伴想人」の名称には、個々の想いや課題に寄り添い、共に答えを探すという理念が込められており、1対1のメンタリングでは、参加者自身が直面している課題を掘り下げ、心理的安全性の高い環境で自己を見つめる機会を提供します。
■女性リーダーが日本を“つよく”する
「伴想人」の目標は、単に女性役員を増やすことではありません。卒業生コミュニティや企業間連携を強化し、多様な視点やネットワークを通じて社会課題解決を目指しています。柔軟な働き方の設計やジェンダーバイアスの克服などをテーマとしながらオープンな対話を通じた社会変革の道筋を模索していこうと活動しています。心理的安全性が担保された環境で自己開示を促し、リーダーとしての本質を見直す――このアプローチが、「伴想人」の志であり、日本企業が次の10年を多様な変化に対して柔軟に歩むための“つよさ”となると考えます。
■経営層が求めるメンタリングとは
この10年ほどでビジネス環境は大きく変化し、経営層に求められる責任や役割も格段に重みを増しています。
グローバル化の進展や地政学的リスクの高まり、DXによる急激な業務変革など、従来の価値観や成功パターンが通用しない時代へと突入しました。さらに、気候変動や多様性・包摂といった新たな社会課題への対応も、企業経営から切り離せない重要なテーマとなっています。
メンターは自身の豊富なビジネス経験や知見をもとに、孤独な意思決定を迫られる経営層の、他では話しにくい悩みや葛藤に寄り添い、信頼できる対話の相手として精神的な支えとなります。また、経営的観点だけでなく、プロコーチとしての幅広い視点から鋭い問いやフィードバックを提供し、経営層の思考の「壁打ち」役を果たします。その深い対話を通じて、経営層は自身の価値観やビジョンを再認識し、リーダーとしての覚悟と成長につなげることができます。
*(株)ウエイクアップは、2000年に世界最大のコーチ養成機関でありコーチングの源流、CTIのプログラムを日本初のコーチ養成プログラムとして取り入れました。それから20年以上にわたり、CTIのCo-Active®*コーチングを中心として、「CTI JAPAN」の運営、および法人様向けのエグゼクティブ・コーチングなど各種コーチングサービスの提供に取り組んでいます。
*伴想人®、組織変容®、およびエグゼクティブ・メンターは、(株)ウエイクアップの登録商標です。
*エグゼクティブ・メンターは、会社経営などで培った多様な知見/経験や失敗談などを自己開示し、必要に応じたアドバイスをメンティの特性を見定めながらありのままに披瀝します。
*Co-Active®は、(株)ウエイクアップ CTI JAPANの登録商標です。
「伴想人」の次世代プログラムや企業連携についての詳細は、以下までお問い合わせください:
Mail: info@wakeup-group.com
公式ウェブサイト: [https://wakeup-group.com/ei/#bansobito] 担当: 久慈・江積
本プレスリリースは、厚生労働記者会、労政記者クラブ、経済団体連合会記者会、東京都庁記者クラブへ配布しております
株式会社ウエイクアップとは
株式会社ウエイクアップは、2000年に世界最大のコーチ養成機関でありコーチングの源流、CTIのプログラムを日本初のコーチ養成プログラムとして取り入れました。それから 20 年以上にわたり、CTIのCo-Active®コーチングを中心として、「CTI JAPAN」の運営、および法人様向けのエグゼクティブ・コーチングなど各種コーチングサービスの提供に取り組んでいます。
伴想人®とは
伴想人は、株式会社ウエイクアップ において「リーダーシップの多様性を推進していく」ことを 目標に活動する運動体です。現在16名の少数精鋭のエクゼクティブ・メンター®全員が、大手企業の役員経験とプロフェッショナル・コーチングのスキルを兼ね備えています。
伴想人のミッションは、「新時代の経営を担う人をサポートし、元気にする」こと。Co-Active®コーチングによる本質的な 対話を通じて、変革をリードする人財の育成に貢献します。伴想人はCTIが提唱するNCRW(People are Naturally Creative, Resourceful, and Whole.)=「人はもともと創造力と才知にあふれ、欠けるところのない存在である」という信念を大切にし、参加者一人ひとりの個性や選択を尊重する姿勢を貫いています。
そして「ジャングルジム思考」をキーワードに、キャリアが上下や一本道ではなく、多様な方向に自由に歩めることを支援します。1on1のエグゼクティブ・メンタリングや自己分析、同期・卒業生ネットワークを通じて、各人の自律的な成長を後押しします。経験と温かさに裏打ちされた伴想人が、次世代リーダーが躍動する風土づくりに真摯に向き合い、企業と社会の多様性・包括を目指していきます。
「次世代女性リーダー応援プロジェクト」 概要
名 称:次世代女性リーダー応援プロジェクト第5期
展開期間:2025年6月14日~2026年3月
内 容:「伴想人」の10か月間のプログラムは、以下の活動で構成されています。これらを組み合わせ、多角的な学びと組織的な支援を提供します。
◇1on1エグゼクティブ・メンタリング: 日本のトップ企業役員経験者による個別支援。
◇自己分析ツール: 個性や強みを診断し、自己理解を深めるツール活用。
◇伴想人ワークショップ: 実践的なテーマに基づいた対話型セッション。
◇派遣元企業交流会: 横断的な企業間ネットワークの促進。
◇アルムナイ活動: 卒業生とのネットワーキングを通じた長期的な成長の場。
「伴想人」主なトピックス
プログラムの設立背景:秘伝のタレと循環
「伴想人」には、大手企業で役員として多くの試練を乗り越えたメンバー自身の経験が息づいています。「かつて、私たち自身が上司や先輩から賜ったギフトを、次世代に循環させたい」──これは「伴想人」が大切にする「秘伝のタレ」のような知恵の共有と循環活動です。また、「多くの経営者が個々の能力は高いものの、組織としての効果を発揮できない状況を悔しく思っていた」という反省と未完の思いも根底にあります。このような想いから、「伴想人」は運動体として成長を続けています。
提供価値の拡大:エグゼクティブ・メンタリングの力
エグゼクティブ・メンター®は、伴想人の運営母体である(株)ウエイクアップが登録商標を保有する独自の支援手法であり、「伴想人」といえばエグゼクティブ・メンタリングというイメージを日本企業に定着させるべく努めています。
現在の伴想人の活動では以下の5つの価値を提供しています。
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ワークショップ(WS)
伴想人のメンターによる具体的なキャリアレビューや、修羅場を乗り越えた経験を共有。参加者は「ジャングルジムのような多様なキャリア形成の可能性」を学び、視座を広げる機会を得ます。『リーダーとしての覚悟』や『多様な視点から見る組織戦略』といったテーマを議論することで、自分の限界を突破するヒントが得られます。
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1on1 エグゼクティブ・メンタリング
メンターが提供する個別セッションを通じて、自分の考えや価値観を深く掘り下げるプロセス。「心理的安全性に配慮した環境で自分の弱みを言語化し、リーダーとしての自信と覚悟を形成するきっかけを得た」という声が挙がっています。
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参加者同士の学びの場
異業種の参加者や他社の女性リーダーとの交流を通じて、多様な視点を共有し、深い気づきを得る場。「異業種間でのディスカッションが、自分の視点の狭さを認識させ、新たな視点を見つけるきっ かけになった。」(第2期メンティ)
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アルムナイネットワークの構築
伴想人は5年間で62名の卒業生を輩出。卒業後も同期だけでなく代を超えたつながりを活かし、リーダー層の人脈ネットワークを広げています。「伴想人とのつながりは宝であり、今後もコミュニテ ィを大切にしていきたい。」(第2期メンティ)
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派遣元企業の交流会
派遣元企業間のネットワーク形成を促進し、人事担当者同士が学び合う場を提供しています。「メンティ同期間だけでなく、派遣先企業同士で新たな知見を得る機会が非常に有意義でした。」(第4期メンティ)
伴想人メンバーの多様性が生む広がりの一例
「伴想人」のメンバーは、それぞれが異なる業界や分野で培った豊富な経験と専門知識を持ち、日本社会が直面する多様な課題に対し、独自の視点と実践的な知見からアプローチしています。例えば、大手製造業で人事・経営の要職を務めた経験を活かし、ジェンダーバイアスの克服やインクルーシブな組織づくりに取り組むメンターもいます。その活動は、個人や企業の枠を超え、よりよい社会の実現へと広がっています。
また、消費財やサービス業界などで長らくリーダーシップを発揮したメンバーは、メンタリングを通じて参加者の新しい視点や思考様式の発見をサポートし、「一人ひとりが自分らしいリーダーシップを花開かせるための土壌づくり」を推進しています。
さらに、シニア世代の社会参画や多世代共創にも関心を寄せるメンバーもおり、役割を卒業した後の経験や個性を社会に還元するあり方、高齢化が進展する日本社会における多様な働き方の可能性など、幅広い観点から新しい価値創出を模索しています。
このように、「伴想人」は多彩なバックグラウンドからなるメンターたちの知見の共有と化学反応によって、個人や組織のみならず社会全体に持続的な変革の波及をもたらしています。
メンティたちのリアルな声
以下は実際のプログラムから得られた参加者の声です:
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「伴想人の経験談やメンタリング、仲間との対話を通じ、心の鍛錬を得ることができました。もやもやしていた視界が晴れ、前向きな気持ちになれました。」(第2期メンティ)
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「教科書的な How to ではなく、自分と向き合う能力を磨く機会でした。心の部分に働きかけるメンタリングのアプローチが自信へと繋がりました。」(第4期メンティ)
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「伴想人メンターから頂いた具体的な体験談が、生きた教材となり、自己開示につながる高い心理的安全性を感じました。」(第3期メンティ)
アンケートによると、約95%の参加者が「期待以上の成果を得た」と回答。メンティたちは、キャリア形成や自らのリーダーシップ確立のうえで大きな変化を実感しています。
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