isVIT株式会社が開発。土地を読み、未来を描くAI「TERRA-MICHI」をカンボジア・カンダール州の都市開発計画に活用で合意。

カンボジア王国政府の原則承認を経て、isVITはカンダール州とMOU締結いたしました。開発と自然保全の両立を支えるTERRA-MICHIの無料β版を、10月20日に日本語・英語・クメール語で公開予定

isVIT

isVIT株式会社(イズビット株式会社、代表取締役会長:伊藤都博、代表取締役社長兼CEO:伊藤光一)は、自社開発の造成AI『TERRA-MICHI(テラミチ)』を活用した「統合型都市開発計画および事業形成に関する戦略的協力の覚書(MOU)」を、2026年10月9日、カンボジア・カンダール州行政当局と締結しました。また、カンボジア・カンダール州政府は、『日本の高レベルの技術と専門知識の会社であるisVIT Co., Ltd.と「中央省の包括的な都市開発計画と計画」に関する協定書(MOU)に署名式を開催した』と正式に発表。本MOUの締結は、フン・マネット首相の承認に基づくカンボジア王国政府の原則承認を経て実現しました。式典にはカンボジア王国上院からの代表団をはじめ、副知事、土地管理・都市計画、公共事業・運輸、環境、水資源・気象などを所管する州の関係局長らが多くご出席され、日本側も日本大使館、JETROをはじめ、多くの政府関係機関に参加いただきました。署名は、クオッチ・チャムルーン・カンダール州知事(Kuoch Chamroeun)閣下とisVIT CEO伊藤光一がサインいたしました。

isVITのサイナーは代表取締役社長兼『 isVIT Co.,LTD』CEO伊藤光一
カンダール州のサイナーはクオッチ・チャムルーン州知事閣下

「開発か、環境か、その二択を終わらせる。」

TERRA-MICHIの最大の特徴は、従来の『道路をどこに通し、土地をどの高さに整えるか』に留まらず、『どの自然を残すか。』を同じ視点で計画要素として計画の初期段階から支え、地域の人々が自ら未来の土地利用を考えられる環境を広げていきます。カンダール州は首都プノンペンを取り囲む州で、約143万人が暮らしています。テチョ国際空港の整備が進むなど開発が急速に進んでおり、知事は式典の挨拶で、州を「安全・安心、産業、物流、食料および居住を支えるベルト地帯」へ発展させる構想を示しました。

今回の協力は、カンボジアの新たな空の玄関口である、テチョ国際空港の周辺地域から始めます。土地利用、道路・交通、排水、洪水対策を一体で検討し、isVITはこの地域をカンボジアの未来の都市開発のモデルにすることを目指します。

覚書を掲げる伊藤光一とクオッチ・チャムルーン知事。

州知事は挨拶で、AI・GIS・3D技術を活用したマスタープラン策定や地形評価への期待を示し、洪水に対する強靱性の向上、テチョ国際空港との交通ネットワークの接続、環境保全を協力の重要な分野として挙げられました。

「カンダール州行政当局を代表し、本事業を全面的に支援することをここに表明いたします。」

また、必要な調整、関連データの提供、isVITの技術チームとの緊密な連携に常に万全の態勢で取り組むと述べ、本協力がJICAをはじめとする国際協力機関や開発パートナーからの支援を呼び込む架け橋となることへの期待を示しました。

※知事の発言は、2026年10月9日の歓迎挨拶の日本語訳によります。「」内は訳文からの引用です。

事業紹介映像(MOU締結式で上映/isVIT-TV/4分25秒):https://youtu.be/yrehcniRxRQ

地形と水を読み、道路と造成計画を確かめる

TERRA-MICHIのβ版では、等高線・標高、地形から推定する雨水の流れや滞留傾向を確認しながら、道路や造成の計画を検討できます。道路の線形・断面や、切土・盛土の概算量を確認することで、土地をどう整え、どれだけの土を動かすかを計画の早い段階で把握できます。

『開発か?、保全か?その二択を終わらせる。TERRA-MICHI』
道路の計画画面。線形、横断図、切土・盛土の概算量を確認できます。画面は開発中のものです。
現況にある、森林や水源、生態系保護を必要とするエリアを、レイヤーとして重ねた造成計画が行えます。
現況地形や雨の流れをシミュレーション。GIS機能を装備しており、大型の都市計画図の作成や土地の地権者などの属性情報管理も可能にしております。
作成した複数のプランは評点形式で比較。最も優良なプランを詳細設計ソフトへエクスポートします。

地形や雨水、土地被覆に関する表示と土量計算は、初期検討のための参考情報・概算です。実際の計画・設計では、現地調査や測量、専門家による確認と組み合わせて使用します。

森林と生態系を計画の初期段階から考える

isVITは、MOUを締結しているカンボジア王立農業大学および王立プノンペン大学と、調査・研究を進めています。森林のつながり、水の流れ、生きものの生息環境に関する知見を、道路の位置や残す森林の範囲を検討する根拠として生かしていく方針です。

都市が広がる前に、守るべき自然を計画の中に位置付ける。大学との調査・研究や現地確認をTERRA-MICHIによる検討につなぎ、「どこを残し、どこを使うか」を関係者で共有できる都市開発を目指します。

【日本の熟練技術を現地の人材と次世代へ】

isVITは、45年にわたり造成に携わってきた専門家と、IT開発の経験を持つチームが共に創業しました。地形を読む、水を扱う、土の移動を抑えるといった判断の知見をTERRA-MICHIに蓄積し、AIを介して現地の実務者へ届けることを目指しています。

現地の技術者や若者が、実務の中で学び、自分たちの力で計画を立てられるようにする。TERRA-MICHIの普及と、人材育成・技術継承を合わせて進めていきます。

半世紀にわたる熟練の造成コンサルタントのノウハウや知識。
様々な環境の”土地を読んできた”豊富な経験値。
王立農業大学の協業などによる自然保護や生態系保護の情報
それらの様々な複合分析データをAIが学習。

【原点は、カンダール州・ウドン山の子どもたち】

伊藤光一は、初めてカンボジアを訪れた際、カンダール州にあるウドン山の麓で裸足の子どもたちに出会い、日本から靴を届けました。子どもたちが安全に暮らし、安心して学び、未来に希望を持てる国になってほしい。その願いが原点です。いま、そのウドン山を擁するカンダール州で、州の皆さまとともに未来のまちづくりを始めます。

「都市開発や事業形成は、短い時間で成し遂げられるものではありません。地域の皆さまの声に耳を傾け、カンダール州政府の皆さまと力を合わせ、一つずつ、責任を持って形にしてまいります。私は、この仕事に残りの人生を賭ける覚悟です。」

isVIT株式会社 代表取締役社長兼CEO 伊藤光一(2026年10月9日の挨拶より抜粋)

旧王家の山。現在は仏舎利塔となっており、現地の信仰対象となっていて、多くの貧困層の子供達が働いている。
郊外の貧困層エリアには日本から靴やシャツを社長自らの手で届け続けております。
全ての想いは、子どもたちの恒久的な安全と、全ての子どもたちの未来のため。

【カンボジアでの実践を世界の開発現場へ、そして新たなビジネスモデルを作り上げる】

isVITは、カンダール州で得られる現地の知見をTERRA-MICHIの教師データに活かし、世界の様々な国・地域への展開を目指します。新興国でのソリューションプラン、先進国におけるプランはそれぞれ。『互いのメリット』をサービス提供モデルにまで反映させ、各国の行政、開発事業者、設計・造成技術者、教育・研究機関への普及を進めるとともに、各地での導入を支えるパートナーとの連携を広げていきます。また、カーボンクレジットをはじめとした”ネイチャークレジット”を新興国の新たなビジネスに成長させていくための、多くの実績やエビデンスをTERRA-MICHIに学ばせてまいります。

*画像はイメージです

【無料β版、ローンチ。】

「TERRA-MICHI(テラミチ)」の無料β版は、日本語・英語・クメール語に対応し、10月20日に公開する予定です。土地を読み、未来を描くAI。TERRA-MICHIは、日本の造成技術者が培ってきた知見とAI・地理情報システム(GIS)を組み合わせ、開発と自然保全の両立を支える土地開発支援プラットフォームです。地形や水の流れ、道路・造成計画、動かす土の量を地図上で検討し、工事を始める前の判断を支援します。

【美しい地球を、次世代へ。】

導入・実証、販売・導入支援、研究連携、事業の成長を支える投資・支援のご相談を受け付けます。

◾️無料β版とお問い合わせサービス名:TERRA-MICHI(テラミチ)

◾️公開日:2026年10月20日

◾️対応言語:日本語・英語・クメール語
◾️利用料金:無料(β版)

◾️サービス・利用案内:https://www.terra-michi.earth/

◾️提供:isVIT株式会社(英文名:isVIT Co., Ltd.) 

◾️代表取締役会長:伊藤都博 代表取締役社長兼CEO:伊藤光一 

◾️日本本社:神奈川県厚木市

◾️カンボジア現地法人:isVIT Co., Ltd.

◾️取材・導入・協業窓口:伊藤光一 core-support@isvit.asia

◾️公式ウェブサイト:https://www.isvit.asia/

◾️公式facebook:https://www.facebook.com/isvit.asia/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

isVIT株式会社

3フォロワー

RSS
URL
https://www.isvit.asia/
業種
情報通信
本社所在地
神奈川県厚木市寿町1-7-7
電話番号
03-6318-5547
代表者名
伊藤光一
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2024年12月