ウエスタンデジタル、日本における次世代HDDイノベーション加速に向けた投資計画と、新カントリーオフィサー着任による国内リーダーシップの強化を発表

急速に進化するAI主導のデータ経済において、国内への戦略的投資を通じて、 グローバル顧客が新たな価値を引き出すことを可能に

ウエスタンデジタル合同会社

左: Western Digital 最高経営責任者 アーヴィン・タン
右: Western Digital ジャパンカントリーオフィサー 高野公史
  • ウエスタンデジタルは、今後5年間で約1,470億円(約10億米ドル)の日本市場への投資を計画し、新たなHDDイノベーションを推進 

  • 2025年度、ウエスタンデジタルは国内のパートナーおよびサプライヤーと2,210億円(約15億米ドル)以上を取引 

  • ウエスタンデジタルは4,500件以上の特許を保有し、全体で300名超の博士号取得者を雇用、その多くが神奈川県を拠点に置いている 

ウエスタンデジタル(NASDAQ: WDC)は本日、今後5年間で日本市場に約1,470億円(約10億米ドル)の投資を行い、AI時代の膨大なデータ需要に対応する新たなハードディスクドライブ(HDD)イノベーションを推進する計画を発表しました。この一環として、日本における事業拡大と戦略推進の強化およびイノベーション戦略を推進するため、新たに高野公史(たかの ひさし)をカントリーオフィサーに任命したことを発表しました。 

ウエスタンデジタルは、データストレージ分野における世界的リーダーとして、現在の需要に応えると同時に将来を見据えたソリューションを提供しています。AI活用が世界的に加速する中、データ経済の拡大に伴い、大規模データを保持・アクセスできる大容量かつ信頼性の高いストレージへの需要が急速に高まっています。日本はAIインフラにおける戦略的拠点として、ウォームデータに対応する信頼性・容量・コストのバランスに優れた次世代ストレージソリューションの開発を牽引する重要な役割を担っています。 

日本市場への計画的投資は、米国やその他の戦略的拠点における同社の広範な投資計画を反映しています。2025年度のみにおいても、同社は国内パートナーやサプライヤーに2,210億円(約15億米ドル)以上を支出しました。現在、ウエスタンデジタルは世界で4,500件以上の特許を保有し、300名以上の博士号取得者を雇用しており、その多くが神奈川県藤沢市を拠点にしています。また、ウエスタンデジタルの日本オフィスおよび工場は世界経済フォーラム(WEF)の「第4次産業革命(4IR)ライトハウス」にも認定された自動化技術や、タイ・プラチンブリ工場の完全自動化運用、さらに世界で累計1億2,500万台以上が出荷されたHelioSeal® HDD技術を支える拠点でもあります。 

ウエスタンデジタル CEOであるアーヴィン・タンは次のように述べています。「数十年にわたり、当社はストレージイノベーションの最前線に立ち続けてきましたが、その歩みの中で日本は極めて重要な役割を担ってきました。AIとデータ需要の加速に伴い、日本のチームは次世代HDDイノベーションを牽引しています。現地人材や研究、パートナーシップへの投資を通じて、日本の役割をさらに強化し、未来のストレージを形づくり、次世代のデータインフラ基盤の構築を実現できることを目指します」 

2014年以来、ウエスタンデジタルテクノロジーズ合同会社のジェネラルマネージャーを務めてきた高野公史は、日本におけるHDD技術の研究開発と商業化に貢献してきました。今回の任命により、高野はCEO直下のエグゼクティブとして、地方自治体、サプライチェーン、業界パートナーとの協業を推進し、顧客にさらなる価値と信頼性を提供する取り組みを進めます。その一例として、国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)と共同設立した「NIMS–Western Digital ストレージフロンティアセンター」では、先進的な磁性材料や記録技術の研究開発を進めており、設立から3年を迎え成果を上げています。 

ウエスタンデジタル ジャパンカントリーオフィサーである高野公史は次のように述べています。「このような役割を担えることを大変光栄に思うと同時に、大きな期待を感じています。今回の投資は、日本が当社のグローバル戦略において重要な位置を占めていることを示すものであり、雇用創出、研究開発・イノベーションの推進、地域企業や機関との協業を通じて、幅広い経済への貢献を目指すものです。これはウエスタンデジタルにとって重要な転機であり、お客様のデータ活用を最大化しつつ、顧客、株主、そして業界に長期的価値をもたらしていけるよう尽力してまいります」 

ウエスタンデジタルについて 

ウエスタンデジタルは、データの力と価値を解き放つことをビジョンに掲げています。当社は、長年にわたり、ストレージ分野の革新を牽引しており、現在と未来に対応するデータストレージおよびソリューションを提供する市場リーダーであることを使命としています。ウエスタンデジタルは、世界中のハイパースケーラー、エンタープライズ、クラウドプロバイダーに対する、拡張性と持続可能な技術の提供、および、次世代のAI駆動型データワークロードを推進する最先端イノベーションの構築にコミットしています。ウエスタンデジタルのすべての活動は、世界を前進させる、意義のあるソリューションを創出するという共通の目的のもとに団結した社員の力によって支えられています。ウエスタンデジタルの詳細については、 LinkedInおよびhttps://www.westerndigital.com/ja-jp/をご覧ください。 

将来予想に関する記述 

本プレスリリースには、米国連邦証券法上の「将来予想に関する記述(forward-looking statements)」が含まれています。これには、当社が計画する投資や共同研究の成果に関する見通しなどが含まれます。これらの記述は当社経営陣の現時点での見解に基づくものであり、実際の結果が大きく異なる可能性のあるリスクや不確実性を伴います。影響を与えうる要因としては、世界的または地域的な経済・市場環境の悪化(新たな関税や貿易制限を含む)、当社製品需要の変動、インフレや金利上昇、景気後退などの事業環境の変化、HDD事業とフラッシュ事業の分離完了による影響、競合製品や価格競争の動向、新技術に基づく製品開発や新市場への参入に伴うリスク、コスト削減施策や事業再編、M&A、合弁事業、戦略的提携に関連するリスク、製造上の困難やサプライチェーンの混乱、重要人材の採用・確保の難航、負債水準その他の財務上の制約、主要顧客との関係変化、サイバーセキュリティインシデントやその他システム障害による影響、競合他社の行動、配当や自社株買いの削減・中止に関する決定、温室効果ガス排出削減などのサステナビリティ目標の達成可否、国際紛争の影響、法規制の変更や訴訟に関するリスクなどが挙げられます。これらのリスクや不確実性の詳細については、当社が米国証券取引委員会(SEC)に提出した文書(2025年8月14日に提出したForm 10-K年次報告書を含む)に記載されています。なお、本プレスリリースに含まれる将来予想に関する記述は、発表日現在の情報に基づくものであり、法律により義務付けられる場合を除き、新たな情報や今後の事象を反映するために修正または更新する責任を当社は負いません。  

 

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会社概要

ウエスタンデジタル合同会社

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URL
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業種
製造業
本社所在地
東京都港区港南1-6-31 品川東急ビル3F
電話番号
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代表者名
Irving Tan
上場
海外市場
資本金
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設立
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