ジーエヌアイグループ、あゆみ製薬の買収を完了
2001年創業の日本発グローバルバイオファーマとして「第二創業期」を始動
株式会社ジーエヌアイグループ(東証:2160、以下「当社」)は、ブラックストーンが主導する株主より、あゆみ製薬ホールディングス株式会社の全株式を取得する手続きを本日完了いたしました。これにより、同社およびその傘下であるあゆみ製薬株式会社は当社の完全子会社となります。
2001年の創業、そして2007年の上場以来、日本企業として世界を舞台にした飛躍を目指し、当社は中国、米国、オーストラリアにおいて事業を展開する一方、国内における製薬基盤をかねてより「ミッシングピース」として位置づけ、提携やM&Aを含めたあらゆる可能性を長年模索し続けてまいりました。本買収により、そのラストピースを最適な形で獲得した今、当社はこれを「第二創業期(真のグローバル創業期)」と位置づけ、日米中豪の4極における強固なシナジーを発揮できるグローバルバイオファーマとして、次なる持続的な成長ステージへと進んでまいります。
あゆみ製薬は、解熱鎮痛薬として40年以上にわたり医療現場で親しまれてきた「カロナール」をはじめ、疼痛管理領域に強みを持つ堅実な収益基盤を有した製薬企業です。アセトアミノフェン製剤の国内シェアは80%を超え(83%)、2026年3月期の売上収益は約385億円を計上しています。
本買収の取得対価(評価額約448億円)として、現金および当社新株割当による決済を完了いたしました。また本取引に伴い、ブラックストーン、東邦ホールディングスおよび久光製薬を新たな株主として迎えます。
本件完了後も、あゆみ製薬の社名、および主力製品であるカロナール®(アセトアミノフェン)をはじめとする現在の製品ブランド名はすべて維持いたします。あゆみ製薬が築き上げてきた整形外科・リウマチ領域におけるスペシャリティファーマとしての高いプレゼンスを最大限に尊重し、これまで通り安心・安全な薬の安定供給に努めてまいります。
ジーエヌアイグループの代表執行役社長 兼 CEOであるDr.イン・ルオ(Ying Luo)は、今後のグループの展望とステークホルダーへの謝意について、次のようにコメントしています。
「あゆみ製薬の買収は、日米中豪にまたがるグローバルな事業基盤をより強固なものへ進化させるうえで、極めて重要な節目です。あゆみ製薬の強固な国内販売インフラと疼痛管理領域の製品ポートフォリオを当社グループに統合することで、アンメット・メディカル・ニーズを抱える患者さんに、より多くの製品を直接お届けできるようになります。ブラックストーン、東邦ホールディングス、久光製薬を新たな株主として迎えられることを光栄に思います。今後、すべてのステークホルダーの皆さまと緊密に連携し、当社グループの次なる成長段階を推進してまいります。」
本買収により、当社は日本における販売基盤を大幅に拡充し、革新的医薬品、バイオシミラーおよび自社開発品の日本市場への導入を加速させることが期待される医薬品プラットフォームを構築してまいります。これにより、国内での継続的な収益基盤を確保し、日米中豪の4極にわたる地域別売上基盤の多様化を進め、長期的かつ持続的な成長を支えてまいります。
【本買収の戦略的意義】
当社グループは本買収を「第二創業期(真のグローバル創業期) 」と位置づけ、今後、日本国内の事業基盤を強力に拡充してまいります。具体的な戦略的意義は以下の通りです。
-
日本における強固な事業基盤の確立(収益構造の転換)
これまで米国および中国を中心に事業成長を牽引してきた当社グループにおいて、日本国内に継続的な収益とキャッシュフローを生み出すプラットフォームを獲得します。これにより日本の構造的黒字を目指し、日本地域もグループ全体に貢献する成長事業と転換させます。
-
自社および海外医薬品の日本市場への導入加速
あゆみ製薬が有する、整形外科およびリウマチ領域における日本全国の医療機関を網羅する強固な販売ネットワークを獲得します。このインフラを活用し、当社グループの革新的な開発製品や、急成長する海外製品の迅速な展開を推進します。
-
グローバル経営基盤の強化とリスク分散
日本国内における確固たる事業基盤が加わることで、当社グループは日米中豪の4極における収益のバランスが取れた強固な経営基盤を確立します。特定の地域に依存しないポートフォリオを構築することで、これにより地政学的リスクを効果的に低減し、中長期的な企業価値の向上を推進してまいります。
ジーエヌアイグループについて https://www.gnipharma.com/
ジーエヌアイグループは、日本に本社を置き、日本、中国、米国およびオーストラリアに事業拠点を有し、研究開発から製造・販売までを一気通貫で手がけるグローバルバイオファーマです。創薬から医薬品の開発・販売、およびメドテック事業をグループ一体の事業として展開しています。
当社グループは、独自の創薬プラットフォーム技術を用いた標的タンパク質分解(Targeted Protein Degradation: TPD)による革新的な創薬・基礎研究から、グローバルな臨床開発までを自社グループ内で完結できる体制を敷いています。パイプラインには、主要開発品であるF351(現在まで有効な治療薬が存在しない、B型肝炎に起因する肝線維症の治療薬候補)をはじめ、線維症、がん、炎症性疾患、急性疼痛などの幅広い領域が含まれます。さらに、自社工場による安定的な生産体制、医療機関を網羅する自社MR(医薬情報担当者)等の強固な販売ネットワーク、および受託製造サービスを有し、次世代の事業基盤を強固に構築しています。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
