「水の趣で出会い 千年の縁をつなぐ」日本旅行業界揚州・南京視察レポート

晩夏、江南の大地は依然として熱い生気に満ちていた。9月5日から8日の4日間、江蘇観光(日本)ピーアールセンターが主催する日本旅行業界見学視察団が揚州・南京を訪問、交流の旅を展開した。

 晩夏、江南の大地は依然として熱い生気に満ちていた。9月5日から8日の4日間、江蘇観光(日本)ピーアールセンターが主催する日本旅行業界見学視察団が揚州・南京を訪問、交流の旅を展開した。視察団のメンバーは、株式会社エイチ・アイ・エス(HIS)、日本旅行作家協会、旅日本株式会社、百年留学生記念館株式会社、日中国際旅行社株式会社、株式会社CITS JAPAN福岡支店、株式会社友迎・日中游学観光センターなど、多数の日本の旅行業者や文化機関の代表から構成された。

視察から交流へ:揚州文化観光の国際的青写真を共に描く

 揚州文化観光局の手厚い手配のもと、視察団は定番の観光ルートに沿って実地視察を行った。文峰寺や大明寺に残る鑑真の痕跡から痩西湖、個園に漂う園林の趣、非遺珍宝館と東関古街の文化体験に至るまで、揚州の深厚な歴史的背景と独特の江南の味わいが随所に感じられた。9月6日、隋煬帝陵遺址公園で開かれた交流会では、日本旅行業者の代表と江蘇文化観光部門の責任者が直接意見を交換した。会では観光ルートの設計、商品企画、市場拡大、政策面でのサポートを巡って活発に議論が行われ、メディアチャンネルを活用して揚州の物語を効果的に発信し、鑑真渡日と揚州の歴史的淵源について広めることや、また政策サポートによって海外観光客の誘致力を高めるべきだとの意見が出された。一部の旅行業者は自社の事業に即しながら、日本の大学生向けの研修旅行ルート開発や漆器など無形文化遺産技芸の周知普及が如何にあるべきか提案し、揚州の日本市場進出の具体的道筋について積極的に探索、交流が徐々に深まるにつれ双方の協力の核心となる方向性もますます明確になった。江蘇省および揚州市の文化観光部門は観光サービスの質や利便性の持続的向上、対外交流・協力ルートの積極的拡大に努め、国際観光領域における揚州、江蘇の影響力向上を絶え間なく推し進めていくことが求められる。

南京:仏頂の聖境と金陵の夜景

 行程が南京へ移ると、一行は南京牛首山仏頂宮や周辺のヒルトンホテル、そして金陵小城を詳細に視察した。仏頂宮の壮麗な建築と深遠な文化的背景からは、歴史文化名城としての南京の豊かな歴史・文化的背景が直に感じられた。また、ホテルの設備やサービスの詳細な視察を通じて、観光産品における宿泊体験の重要性を理解した。金陵小城では、歴史の趣と現代が交わる多元的文化観光の魅力を深く体験した。参加者からは口々に「今回の視察で南京の文化の継承と現代観光が融合した巨大な潜在能力を全面的に認識できた」「これらの資源を将来、日本の観光客向けの観光ルート開発に投入し、蘇州と日本の文化観光協力の礎としたい」との声が上がった。

交流の場を設け、協力の青写真を共に描く

 今回の揚州-南京視察は、日本の旅行業者代表にとって両地の文化の堆積と自然風景を実感する機会となっただけでなく、座談会の交流を通じて今後の協力の基礎固めにもつながった。学生向け研修旅行ルートを長年開拓してきた日中国際旅行社の責任者馬暁平はインタビューで「今回の視察で日本の学生研修旅行に適した揚州のスポットが数多く発見できた。将来はより多くの若者向けの新ルートを開発し、日本の学生に揚州や南京の魅力を伝え、中日青少年の交流・理解の深化に貢献したい」と述べた。

 中日両国は一衣帯水の隣国であり、その歴史的つながりは深く、鑑真の渡海精神は現在に至るまで広く語り継がれている。今回の視察は、このような文化の源流をたどる旅であると同時に、未来に向けた協力を約束するものでもあった。江蘇は水の趣の文化を絆として、豊富な交流活動と斬新な新ルート商品に依拠し、新時代の中日文化観光のさらに緊密な共存発展を推進していく。

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会社概要

URL
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業種
サービス業
本社所在地
福岡県福岡市東区和白3-2-2-502
電話番号
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代表者名
林臻
上場
未上場
資本金
-
設立
2025年04月