日本人と外国人材が共に働く職場を評価・認証する「Cultural Diversity Index」第3回(2026年度) 認証エントリー受付開始|文化的多様性の包摂度を39項目で審査

人的資本経営とDEI推進の新たな指標。日本人も外国人材も「選び・選ばれ、活躍し、定着する」職場を39項目で評価・認証し、ともに働く人々のWell-beingと企業の持続的成長を後押しします。

一般社団法人Cultural Diversity 推進協会

 一般社団法人Cultural Diversity 推進協会では、6月20日「世界難民の日」に合わせ、文化的多様性を包摂した職場環境づくりに取り組む企業・団体を評価・認証する制度「Cultural Diversity Index(CDI)認証」の第3回(2026年)エントリー受付を開始します。

募集要項・エントリーシート・エントリーフォームなどは、CDI公式ウェブサイト(URL:https://culturaldiversityindex.org/)で公開しています。

「Cultural Diversity Index 認証」(CDI認証)の生まれた背景

 本制度の背景には、日本企業を取り巻く人材環境の急速な変化があります。

 人口減少と労働力人口の縮小が進む中、日本企業は今、国際的な人材獲得競争の最前線に立たされています。世界中で優秀な人材をめぐる競争が激化する一方、国内では、社会のルールや制度の適正な運用を前提とした「秩序ある受け入れ」への関心が高まっています。

 同時に、経済界では、日本が人材から「選ばれる国」へと転換していく必要性が指摘されています。経団連も、外国人材を一時的な労働力としてではなく、共に社会を担う存在として迎え、活躍と定着を支える環境を整えることの重要性を提言しています。秩序あるルールの整備と、受け入れたあとの共生の実現は、いわば両輪です。社会全体のルールを適正に運用しながら、文化や言語の違いを越えて誰もが力を発揮し、定着できる職場をどうつくるか——その両立こそが、「選ばれる国」「選ばれる職場」への鍵となります。

 こうした変化を背景に、人的資本の強化と経営基盤の進化のため、「日本人と外国人材が、共通のルールと価値観のもとで共にそこで働くことを選び、誰もが活躍し定着できる職場づくり」が、多くの企業で経営課題と認識されつつあります。

 なお、ここでいう「外国人材」とは、新たに来日する人々だけを指すものではありません。すでに日本で生まれ育ち、日本語を流暢に話し、日本で教育を受けた人であっても、外見や名前、日本語のイントネーションといった違いによって、職場で不利な扱いや無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)に直面する現実があります。

 文化的多様性を包摂する職場づくりとは、こうした一人ひとりが、違いを理由に活躍を妨げられることなく、同僚・仲間として、ともに力を発揮できる環境を整えることでもあります。CDI認証は、こうした課題に向き合う企業・団体の取り組みを評価・可視化する制度です。

「Cultural Diversity Index 認証」(CDI認証)とは何か

 CDI認証は、文化的多様性を包摂した職場環境を認証する日本の制度です。海外からの移住背景を持つ人々と日本人が、文化や言語の違いを越えて、同じ職場のルールと価値観を共有しながら、誰もが安心して自分らしく活躍することができる職場環境を整えている企業・団体を評価・認証します。本認証が対象とするのは、あくまで一企業・一組織における職場環境づくりであり、国の出入国・在留制度や受け入れ方針のあり方そのものを論じるものではありません。

企業・団体から提出されたエントリーシートに基づき、39項目からなる評価基準で審査を行い、プラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズ、グリーンの5段階で認証します。

「Cultural Diversity Index 認証」(CDI認証)のよくある質問 

①これまでどんな企業が認証されていますか?(CDI認証のこれまでの認証実績)

第1回(2024年)は15社が認証され、第2回(2025年)認証では前年から約47%増の22社がエントリー・認証を取得しました。さらにその中から4社の取り組みが「Good Practice(好事例)」に認定されています。業種・規模を問わず、多様な企業・団体にご参加いただいています。

(参考)昨年の認証企業・Good Practice(好事例)
組織における文化的多様性への取り組みを評価する指標「Cultural Diversity Index」の第2回(2025年)認証で22社の職場環境を評価
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000164180.html

②外国人材を多く雇用していないと評価されませんか?

いいえ、雇用している外国人材の人数や比率で評価する制度ではありません。CDI認証で評価しているのは、「多様な人材をどれだけ受け入れているのか」という形式的な"多様性の総量"ではなく、外国人材を含む多様な人材が「職場・文化を理解し、周囲と調和しながら活躍できるように」支援し、同じ職場の同僚・仲間として、共通のルール・価値観・パーパスのもとで協働できる環境を整えようとしているかという点です。

本認証は、「日本人も外国人材もお互いの違いを認識し、理解し合い、尊重し合いながら、そこで働くすべての人が同僚・仲間として、自分らしく生き生きと活躍できる職場」であることを対外的に示すシグナルとなります。また、企業や団体にとっては、人材の獲得力や定着力の基盤となると同時に、"共に働き、共に成長する"という、これからの事業の持続的な成長に欠かせない価値観を社内外に浸透させる役割も果たします。CDI認証は、そうした挑戦を推進する企業・団体の姿勢と実績を、社内と社会、そして未来に向けて可視化する制度です。

③まだ環境整備の途中ですが認証はされますか?

はい、認証されます。CDI認証は、すでに整った取り組みだけでなく、取り組もうとする姿勢も評価します。"まだまだこれから"という段階であっても、だからこそエントリーする価値があります。完璧な制度や成果ではなく、「多様な人が安心して働ける職場をつくりたい」という意志そのものが、これからの時代に最も求められている姿勢です。

いまの取り組みを言語化し、自社の現在地を見つめ直すきっかけとして。そして、同じ方向を目指す企業や団体とつながり、学び合う入り口として。ぜひ"途中"のまま、ご参加ください。取り組みの深さも、誠実さも、歩みの途中も、すべてを大切に受けとめて、認証します。

"文化的多様性を包摂できる職場環境の整備"は、経営戦略の一環であると同時に、ルールと秩序を前提に、ともに働く一人ひとりが力を発揮できる職場を実現していくための実践的な挑戦です。エントリーいただく企業・団体の皆様の歩みが、日本で働く多様な人々の「Well-being」と、持続可能な組織づくりを可能にすると信じています。日本の持続可能な経済成長と、ルールのもとで誰もが自分らしく活躍できる職場の両立を推進するため、ぜひ、貴社・貴団体の取り組みをエントリーという形でお寄せください。

④どんな企業・団体におすすめですか?

業種・規模は問いませんが、特に次のような取り組みを進めている企業・団体におすすめです。

人的資本経営を推進している企業:人材を「資本」と捉えてその価値を最大化する経営を目指す中で、外国人材を含む多様な人材の活躍・定着を重要なテーマと位置づけている企業。CDI認証は、人的資本に関する情報開示や統合報告書での発信材料としても活用いただけます。

DEI(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)を推進している企業:性別や年齢にとどまらず、国籍・民族・文化・言語といった文化的多様性の側面からDEIを深めたい企業。形式的な「多様性の総量」ではなく、誰もが力を発揮できる「インクルージョン(包摂)」の実態を可視化したい組織に適しています。

外国人材の採用・定着に取り組む企業:すでに外国人材を雇用している、あるいはこれから受け入れを進める中で、定着率の向上や働きやすい職場づくりを課題と感じている企業。

多文化共生・地域共生に取り組む団体:地域社会において、海外からの移住背景を持つ人々と共に働き、共に暮らす環境づくりを進めている企業・団体。

なお、「まだ取り組みは途中」「これから本格化させたい」という段階の企業・団体も大歓迎です。自社の現在地を言語化し、次の一歩につなげるきっかけとしてご活用ください。

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Cultural Diversity Index 2026 認証制度 概要(募集要項)

1 趣旨

Cultural Diversity Index(カルチュラル・ダイバーシティ・インデックス(以下、「CDI」といいます。)は、国籍、民族、人種、肌の色、文化・慣習、言語、宗教等にかかわらず、多様な人々がともに働くため、組織の文化的多様性の包摂度合いを評価する指標であり、CDIに基づく本認証システムは以下の二点を目的としています。

(1) 法人の文化的多様性に対する理解・行動を深め、「移住背景のある人々」の日本社会及び地域社会への包摂を促進すること

(2) 法人が取り組んでいる文化的多様性の包摂に対するベストプラクティスから学びを得て、他法人においても取組みを加速させること

2 認証機関(認定法人)

CDI2026認証事務局は、一般社団法人Cultural Diversity推進協会(以下、「CD推進協会」といいます。)の中に設置されており、募集・選考・採点審査・認証を行います。

3 応募期間とスケジュール

【エントリーシートダウンロード開始】

2026年6月18日(木)

【応募受付開始、応募フォームWEBサイト公開】

2026年6月20日(土)

【応募受付締切】

2026年9月18日(金)

【採点審査終了、認証企業決定および通知】

2026年9月下旬(予定)

【認証結果発表イベント】

2026年11月上旬(予定)

4 エントリー資格

エントリーは、公共団体若しくは民間又は営利若しくは非営利等の法人格の種類は問わず、日本法に基づいて日本国内で設立された法人に限るものとします。

5 応募方法

▪ 指定のエントリーシートは、CDI公式ウェブサイト(URL:https://culturaldiversityindex.org/)にて、公開しています。応募される方は、ダウンロードしてご使用ください。

▪ エントリー法人は、本「Cultural Diversity Index 2026 エントリー規約」及び「Cultural Diversity Indexエントリー宣言」に賛同するものとします。

「Cultural Diversity Index エントリー宣言」

▪ 文化的多様性を包摂する就労環境づくりに努めていきます。

▪ 移住背景のある人が活躍できるよう、声を聞き職場環境の改善に努めていきます。

▪ 国籍、民族、人種、肌の色、文化・慣習、言語、宗教等の違いにかかわらず、すべての人にとって公平・公正な職場を目指します。

▪ CDI公式ウェブサイトにある応募フォーム(googleフォーム)に必要事項を入力し、エントリーシートをアップロードの上、ご送信下さい。応募フォームの受領をもって、応募受付とさせていただきます。応募の締切期日までに応募フォームの送付をお願いいたします。

▪ 会社のセキュリティ上、応募フォームにアクセスできない場合は、メールアドレス:entry@culturaldiversityindex.org にエントリーシートを送付ください。

▪ ご応募いただいた取り組みは、CD推進協会がCDIに関するPR活動に利用する場合がありますので、必ず応募者が所属する企業やグループの承諾を得た上でご応募をお願いします。

▪ 提出いただいた資料は、表彰等の際に内容を公開することがございますので、従業員などの個人情報の記載はしないようにしてください。

▪ 単年度の取り組みについては、2025年1月1日以降の取組み、または状況についてのみ記載可能とします。応募開始(2026年6月20日)から応募締切(2026年9月18日)の間に実施される予定の取組や施策も対象となりますが、エントリーシートに、「予定」と明記し、内容と合わせて実施予定の日程を合わせてご記入ください。

6 応募にかかる費用

▪ 「CDI2026」のエントリー費用・審査費用・エンブレム使用料は、いずれも無料です。

7 採点方法および集計

▪ CDI指標に関する認証事務局の採点審査は、記入内容が指標項目に適合しているかどうかを基準に行われます。

▪ CDI2026の採点は、応募いただいた回答に基づいて、CDI認証事務局が公正かつ公平に実施します。39の項目それぞれについて、指定された要件を満たしている場合には1点または2点が付与されます。

▪ 取組み内容について疑問点や確認が必要な点が生じた場合、または取組みの実態が申請内容と一致しているかどうかを確かめるため、CDI認証事務局から応募者に連絡することがあります。

▪ 万が一、採点結果の発表後に応募内容と実際の取組みが異なることが判明した場合、応募は取り消されることがあります。

▪ 具体的な内容の記述がない場合、要件を満たしていないと見なされることがあります。

▪ 本評価及び点数化はエントリー法人により提出された情報及び資料に基づくものであり、当該手続きで提供されなかった情報及び資料に関しては評価及び点数化の対象外です。

8 認証について

採点結果に応じて、5つのランク(プラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズ、グリーン)に認証されます。

各ランクに必要な条件は以下の通りです:

- プラチナ:60点から72点

- ゴールド:44点から59点

- シルバー:30点から43点

- ブロンズ:16点から29点

- グリーン:エントリー時に「CDIエントリー宣言」へ同意いただいた、組織の文化的多様性の包摂を推進する全ての企業・団体に付与。

ほか、特筆すべき取り組み(記載内容)を「グッドプラクティス(好事例)」として表彰する場合があります。

9 エンブレムと使用期間について

認証された各社には、ランクごとのエンブレムをお渡しする予定です。採点結果のご連絡と合わせて、認証企業・団体の皆様には、ウェブサイトや名刺、ニュースリリースなどに掲載できる年度入りのエンブレムを送付いたします。

エンブレムの使用期間は1年(表彰結果公開時から次年度の表彰結果公開時まで)とさせていただきます。過去のエンブレムについては、最新年度の認証ロゴマークと併用する場合のみ使用可能です。最新年度の認証ロゴマークと併用しない場合の使用はできませんので、ご了承ください。

10 エントリー内容の研究・広報物などでの利用

プラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズ、グリーン、そして、グッドプラクティス(好事例)に認証された企業・団体は、認証企業としてWEBサイトなどに企業・団体名が掲載される予定です。また、記入いただいた取組み内容は、多文化共生の研究などに役立てるほか、CD推進協会の広報物で紹介される場合があります。広報物などで取組みを紹介する際には、事前にご連絡し、確認の上で紹介させていただきます。

11 個人情報の取扱い

応募者の個人情報は、審査及び運営に必要な範囲内で利用し、第三者へ提供することは一切ありません。応募者の同意なく、利用範囲を超えて利用することはありません。

12 お問い合わせ

お問い合わせは、以下のメールアドレスからお願いいたします:

<お問い合せメール:info@culturaldiversityindex.org>

- 個別の取組みに関するご相談は受け付けておりません。また、全てのお問い合わせに即時対応できない場合があり、回答にお時間をいただくことがあります。

- お電話でのお問い合わせは受け付けておりませんので、ご了承ください。

- 結果通知や確認が必要な際は、ご応募いただいた担当者様へ事務局からメールでご連絡いたします。メールアドレスの記入ミスなどで連絡が取れない場合がありますので、送信前にアドレスの確認をお願いいたします。また、事務局からのメールが届くように、ドメイン「@culturaldiversityindex.org」を受信できるようにメール設定をお願いします。

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■「Cultural Diversity Index(CDI)」について

 「Cultural Diversity Index」は、言語や文化的背景によらず、すべての人が活躍できる職場環境を作るための「組織における文化的多様性への取り組みを評価する指標」です。この指標を用いて、日本人も難民・避難民を含む、海外からの移住背景を持つ人々も働きやすい組織・職場環境を認証するのがCDI認証です。

 この指標の策定は、日本社会全体による多様な難民包摂の拡充に向けた中間支援組織 一般社団法人Welcome Japan(https://welcomejpn.org/)の就労分科会 包摂指標委員会のプロジェクトとして、認定NPO法人Living in Peace(https://www.living-in-peace.org/)が中心となり、髙橋 史子 東京大学大学院総合文化研究科准教授をはじめとする学識者、企業、非営利団体などの有志メンバーによって進められ、2024年3月に39項目からなる指標が公表されました。

 第1回CDI認証は、2024年6月から9月のエントリー期間と審査を経て、15社が認証、4社5つの取り組みがGood Practice(好事例)として選定されました。第2回(2025年)認証では、22社が認証を取得し、4社の取り組みがGood Practice(好事例)として認定されました。

■一般社団法人Cultural Diversity 推進協会 について

 一般社団法人Cultural Diversity推進協会は、「Cultural Diversity Index(カルチュラル・ダイバーシティ・インデックス)」認証制度の運営を通じて、言語や文化的背景の違いを超え、日本で働くすべての人々がWell-beingを実感できる社会の実現を目指し、2025年3月に設立された非営利団体です。文化的多様性の包摂に取り組む企業・団体・地域コミュニティなどを支援・評価し、その実践を可視化することで、組織の活性化やイノベーションの創出を促し、日本社会の持続可能で健全な発展に貢献します。誰もが自分らしく働ける職場環境づくりを後押しするため、「Cultural Diversity Index」の開発と評価・認証に加え、調査研究、人材育成、情報発信など、実践と対話に根ざした取り組みを展開していく予定です。

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会社概要

URL
https://culturaldiversityindex.org/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都渋谷区神南1丁目11-4 FPGリンクス神南5階
電話番号
090-7919-2782
代表者名
龔 軼群
上場
未上場
資本金
-
設立
2025年03月