「自由」に対する意識調査【ジユウ研究所】
人々が感じている「自由」に対する意識をアンケート調査
「自由」に関して調査・研究を行っているジユウ研究所(代表理事:松尾勉)では、人々が現状感じている「自由」に対する意識を知るべく、インターネットリサーチを用いてアンケート調査を実施しました。
私たちが実施した調査では、多くの人が今の現状を「自由」だと受け止めている一方で、自由を阻害する要因として収入の少なさや税負担の高さなどを挙げるという結果になりました。また、どの国や政党が自由を重視しているかなどについてもアンケート結果が得られています。
本調査は今後も定期的に実施することとしており、人々の「自由」に対する意識を定期的に追っていく予定です。
<調査結果全体>
<調査のポイント>
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インターネットリサーチを用いてアンケート調査を実施、調査人数は1000人(男女半々、各年代から均等になるように人数を調整して実施)
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現状について「自由」と感じている人の割合は66.8%となった(Q1)。また日本が「自由な国」だと感じている人の割合は69.4%となった(Q4)。いずれも特に60代以上の世代において「自由」、「自由な国」と回答する人の割合が高かった。
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「自由」を感じる要素として「時間」や「お金」、「好きなこと」を選択する人の割合が高かった(Q2)。「自由」を阻害する要因については「収入」や「税金」など「お金」にまつわる選択肢を選ぶ人の割合が高くなった(Q5)。
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「自由」だと思う国についてはアメリカが1位、日本が2位という結果になった(Q6)。
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現状の日本政府(石破内閣)が自由を尊重していると思うかについては、尊重している、尊重していないが拮抗する結果となった(Q8)。自由を尊重していると思う日本の政党については、自由民主党、国民民主党、立憲民主党の順となった(Q9)。
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ネットやSNSなど情報通信技術の発展に関してはポジティブ・ネガティブが拮抗する結果となった(Q10)。お酒やタバコ、ギャンブルなどを行う自由については「個人の自由」と捉えつつも一定のルール作りが必要との回答が多い結果となった(Q11)。

<アンケート結果(一部抜粋)>
・Q1『あなたは現在、「自由」だと感じていますか。』という問い対して、66.8%の人が「すごく自由だ」・「ある程度自由だ」を選択する結果となった。

・Q4『あなたは現在、日本が「自由」な国だと感じていますか。』という問いに対して、69.4%の人が「すごく自由な国だ」・「ある程度自由な国だ」を選択する結果となった。

・Q5『今の日本で「自由」を阻害しているものがあるとすれば、それはなんだと思いますか。』という問いに対し、「収入の少なさ」を選んだ人の割合が52.7%と最多だった。「税金負担」や「社会保険料の負担」を選んだ人の割合も高く、お金関係が「自由」を阻害していると考えている人が多いことが伺えた。

・Q6『以下の中であなたが「自由」だと思う国・地域をあげてください。』という問いに対して、最も上位に選択されたのはアメリカ、また次いで日本、スウェーデンなど北欧が上位に選択される結果となった。

・Q9『あなたが日本の政党の中で個々人の「自由」(表現の自由や言論の自由、職業選択の自由など)を尊重していると思う政党はどこですか。』という問いに対して、最も上位に選択されたのは自由民主党、次いで国民民主党、立憲民主党が上位に選択される結果となった。

一般社団法人ジユウ研究所
一般社団法人ジユウ研究所は個人の自由や自由主義に関する調査・研究を行うシンクタンクです。日本ならではの自由のあり方や、テクノロジーや資本主義の進展と自由の関係を再考し、提言や調査結果の公表を行なっています。
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