YaqumoとEntropica Labs、シンガポールおよび日本政府立会のもとでMOUを締結
誤り耐性量子コンピュータの研究開発のためのエコシステム創出に向け連携

株式会社Yaqumo(本社:東京都千代田区、代表取締役:中小司和広 以下、「Yaqumo」)は、日本初となる冷却原子方式の統合型量子コンピュータの実現およびその社会実装を先導する企業として、本日(2026年1月9日)、量子ソフトウェア、量子誤り訂正、回路最適化分野において国際的に高い評価を受けるシンガポール拠点の Entropica Labs Pte. Ltd.(本社:シンガポール、以下「Entropica Labs」)と、国際共同研究開発に関する覚書(Memorandum of Understanding:MOU)を締結したことをお知らせします。
本MOUのもと、両社は、シンガポールと日本の緊密な連携を通じて、世界をリードする量子コンピューティングのハードウェア・ソフトウェア統合エコシステムの構築を目指し、国際的な共同研究開発の枠組みを確立することに合意しました。
本MOUは、シンガポール政府および日本の内閣府の代表者立会のもと、シンガポールにて署名されたものであり、次世代量子技術に関する日星二国間協力における重要な節目を示すものです。署名は、シンガポールのデジタル開発・情報大臣ジョセフィン・テオ氏と、日本の科学技術政策担当大臣である小野田紀美氏との間で行われた日本・シンガポール両国大臣会談にあわせて実施され、先端科学技術分野における国境を越えた協力に対する政策レベルでの強い支持を反映しています。
冷却原子型量子コンピュータと高度な量子ソフトウェアの統合
量子計算の実用化に向けて、誤り耐性量子計算(Fault-Tolerant Quantum Computing:FTQC)は世界的に重要性を増しており、量子コンピュータと量子ソフトウェア(トランスパイル、最適化、誤り訂正技術を含む)の緊密な統合が不可欠となっています。
Yaqumoは、スケーラブルな冷却原子型量子コンピュータアーキテクチャの開発を進めており、一方Entropica Labsは、誤り訂正ソフトウェアアーキテクチャおよび量子回路最適化において深い知見を有しています。
両社は本MOUを通じて、冷却原子型量子コンピュータに最適化されたハードウェア指向のトランスパイルの共同検討を行うことを目指します。
協業の枠組み
本MOUは、誤り耐性量子計算に関連する分野において、YaqumoおよびEntropica Labsが共同研究や技術的な意見交換の可能性を検討するための非拘束的な協業の枠組みを定めるものです。
両社は、それぞれが有する量子ハードウェアおよびソフトウェア分野の専門性を活かし、相互理解を深めながら、将来的な協業の可能性を検討していきます。
国際連携
本MOUは、量子技術を含む先端技術分野において、日本とシンガポール間の国際協力を促進する政策的環境のもとで締結されるものであり、研究およびイノベーション分野における国境を越えた連携の重要性の高まりを反映しています。
※シンガポール政府のデジタル開発・情報省「Ministry of Digital Development and Information (MDDI)」による発表はこちら
今後の展望
YaqumoとEntropica Labsは、それぞれの強みである量子ハードウェアおよび量子ソフトウェアの知見を融合させることで、誤り耐性量子計算の実現に向けた技術発展に貢献するとともに、シンガポール・日本間の量子技術分野における国際連携を強化していきます。
株式会社Yaqumoについて
株式会社Yaqumoは、冷却原子方式を用いたスケーラブルな量子コンピュータの開発に取り組む日本発の量子技術スタートアップです。ハードウェア–ソフトウェアの協調設計を通じて、実用的な誤り耐性量子計算の実現を目指しています。
Entropica Labs Pte. Ltd.について
Entropica Labs Pte. Ltd.は、量子誤り訂正、量子回路最適化、耐故障量子計算向けソフトウェアアーキテクチャを専門とするシンガポール拠点の量子ソフトウェア企業です。
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