【第73回朝日広告賞】業界最大級の広告賞で、地方カメラマンが堂々のグランプリ受賞!
岡山県の制作ディレクター/カメラマン難波航太氏が、朝日広告賞で最高位を獲得。数々の大手広告代理店を抑え、地方の若手クリエイターがグランプリを受賞し、場所や経歴を問わずチャンスがあることを証明した。

制作ディレクター/カメラマン難波航太氏とコピーライター奥野真由氏が、名誉ある「第73回朝日広告賞」においてグランプリを受賞。2025年7月9日に行われた表彰式では、審査員長の篠原ともえさんよりトロフィーが授与されました。
◆朝日広告賞とは?
朝日広告賞は1952年に朝日新聞社が創設した、業界最大級の広告賞。企業からだけでなく、一般からの応募も広く受け入れている点が大きな特長で、今回のグランプリを受賞した朝日広告賞<一般公募>では応募総数が1694組にものぼりました。
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◆受賞作品について
受賞作品は<一般公募>新聞広告の部、彩きもの学院の課題「着物を美しく着る文化を後世に引き継ぐ」を扱った作品。着物を一切見せずに着物の魅力を想像させるアイデアが審査委員の共感を呼びました。審査員長の篠原ともえさんからは、「こちらを見ている人たちの歓喜の様子から、着物をまとった美しい姿が見えてくる点が広告としての殻を破るものだと審査員の間で高評価につながりました」と、クリエイター両人への賛辞が贈られました。

◆地方若手クリエイターの課題と未来
一般的に、広告業界における日本の最先端は東京・大阪などの都会にあると考えられています。そのため地方で広告物の制作をする際、都市部のクリエイターを地方に呼び寄せる場合が多々あります。
しかし、本来であればアイデアや写真のクオリティなどに場所や年齢、立場は関係ないはず。都心は技術を磨く環境としては最適な場所ですが、遠方の都道府県を拠点とするクリエイターを起用することで交通費や宿泊代金が必要以上にかさみ、制作費用が大きくなる可能性もあります。
今回の受賞は、大手広告会社に属さないクリエイターが、全国規模の権威ある広告賞で最高位を獲得したという点で、広告業界に大きなインパクトを与えるものでした。近年では「クリエイターの地産地消」という気運が高まっています。今回の受賞によって、地方の若手クリエイターにも未来があると証明されたのではないでしょうか。地方若手クリエイターたちの今後の活躍に、さらなる期待が寄せられます。
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