【日本初※】 「純木造CLT工法5階建てビル」を福岡に建設中11月18日・26日、福岡県と共同で構造見学会を開催
床CLTへ福岡県産木材を活用。木材359m³・CO₂貯蓄量249t-CO₂、中高層木造建築の新たな可能性を発信

※:国内のCLT建築・関連市場における自社調査および、一般社団法人日本CLT協会、日本CLT技術研究所へのヒアリング・確認結果に基づく(2026年9月時点)
株式会社フォレストヴィラホーム(本社:福岡県福岡市南区、代表取締役:中安 章)は、福岡県内において、日本初である、CLTパネル工法による純木造5階建てビルディングの建設を進めています。
本建築は、令和6年度 建築実証事業に「設計実証」として採択され、続く令和7年度 建築実証事業には「建築実証」として採択されたプロジェクトです。
設計段階から実際の建築まで一連の実証を行い、CLTを活用した中高層木造建築における構造・耐火・施工等の技術的知見を蓄積するとともに、制振壁等についても実証を行っています。
また当社は、2026年5月に福岡県と「CLT(直交集成板)の利用に関する建築物木材利用促進協定」を締結しました。本建築は、その協定に基づく具体的な取り組みの一つでもあり、床CLTパネルに福岡県産木材を使用しています。
2026年11月18日(水)・26日(木)には福岡県林業振興課との共同開催、11 月19 日(木)・20 日(金)には日本CLT 技術研究所(ライフデザイン・カバヤ株式会社)との共同開催により、建設中の構造躯体を公開する「構造見学会」を開催します。
また、その前日の11月17日(火)には、公益財団法人 日本住宅・木材技術センターによる見学会も予定されています。
CLTの壁・床パネルや接合部などを間近で確認できる機会を通じ、これからの中高層木造建築の可能性を発信します。
純木造5階建てCLTビル ― 5つのポイント
本建築では、CLTを主要な構造材として活用し、5階建ての耐火建築物を純木造で実現します。
1.純木造5階建て
CLTパネル工法を採用し、主要構造部を木造とした5階建てのビルディングです。
2.木材利用量 359㎥
建物全体で使用する木材量は359㎥にのぼります。
3.CO₂貯蔵量 249t-CO₂
使用する木材全体のCO₂貯蔵量は、249t-CO₂となります。
※林野庁「建築物に利用した木材に係る炭素貯蔵量の表示に関するガイドライン」
炭素貯蔵量計算シートにて計算(https://www.rinya.maff.go.jp/j/mokusan/mieruka.html)
4.建築実証事業に設計・建築の2段階で採択
令和6年度は「設計実証」、令和7年度は「建築実証」として採択されています。
5.床CLTに福岡県産木材を使用
建物に使用するCLTのうち、床パネルには福岡県産木材を活用しています。
「木造住宅」から「木造ビル」へ。CLTが広げる中高層木造建築の可能性
CLT(Cross Laminated Timber/直交集成板)は、ひき板を繊維方向が直交するように積層・接着してつくられる大型の木質パネルです。
壁や床などに大型パネルとして使用でき、建築物を面的に支える構造体として活用できることから、中高層建築や大規模木造建築への普及が期待されています。
国内ではこれまで「木造建築」というと戸建住宅などの低層建築が中心でしたが、近年では技術開発や法整備などを背景に、オフィス、商業施設、公共施設など非住宅分野においても木造化・木質化への関心が高まっています。
本プロジェクトでは、CLTパネル工法を採用した純木造5階建ての実建築を通じ、これからの都市部における中高層木造建築の新たな選択肢を提示します。
国の建築実証事業に「設計」「建築」の2段階で採択
本プロジェクトは、令和6年度の建築実証事業において、まず「設計実証」として採択されました。
さらに翌年度となる令和7年度には、実際の建築を通して技術を検証する「建築実証」として採択されています。
設計段階で成立性を検討するだけでなく、実際に純木造5階建ての建築物として施工することで、構造・耐火・施工方法等に関するさまざまな知見の蓄積を進めています。
実際の建築物を通して得られる技術やノウハウを今後の建築へつなげ、中高層木造建築の普及に貢献することを目指します。
「福岡の森」から「福岡の都市」へ
地域の森林で育った木材を、その地域の建築物に活用することは、森林資源の循環利用だけでなく、林業・木材産業を含めた地域経済の活性化にもつながります。
これまで県産木材が多く使われてきた戸建住宅などの低層建築に加え、今後はオフィスや商業施設などの非住宅・中高層建築に用途を広げていくことも、木材需要を拡大する上で重要です。
本建築を、「福岡の森で育った木を、福岡の都市建築へつなぐ」一つのモデルケースとして発信していきます。
11月18日・26日に構造見学会を福岡県林業振興課と共同開催することで、建築関係者だけでなく、森林・林業・木材産業を含めた幅広い視点から、県産木材を中高層建築に活用する可能性を共有します。
構造と意匠を両立する、CLT現しの中高層木造建築の現場を公開
今回の構造見学会では、純木造5階建ての建物を支えるCLTの構造躯体を、実際の建設現場でご覧いただけます。
本建築では、制振壁等の実証に取り組むとともに、CLT壁を現しで活用する計画としています。
耐火建築物として求められる性能を確保しながら、木そのものの表情を空間に生かすことで、構造材としてのCLTと、仕上げとしての木質感を両立しています。
また、CLTパネルの大きさや納まり、施工方法、純木造5階建てならではの構造計画などを、実際の建築現場で確認いただけることも今回の見学会の大きな特徴です。CLTや木造建築に携わる方はもちろん、建築・不動産・林業・木材産業など幅広い分野の方に、中高層木造建築における構造・耐火・意匠の可能性を体感していただける機会とします。
【構造見学会 開催概要】
開催日時:
2026年11月18日(水)福岡県林業振興課との共同開催
【午前の部:10:00 ~ 11:30】【午後の部:13:00 ~ 15:30】
2026年11月19日(木)日本CLT技術研究所(ライフデザイン・カバヤ株式会社)との共同開催
【午前の部:10:00 ~ 11:30】【午後の部:13:00 ~ 15:30】
2026 年11 月20 日(金)日本CLT 技術研究所(ライフデザイン・カバヤ株式会社)との共同開催
【午前の部:10:00 ~ 11:30】【午後の部:13:00 ~ 15:30】
2026年11月26日(木)福岡県林業振興課との共同開催
【午前の部:10:00 ~ 11:30】【午後の部:13:00 ~ 15:30】
開催場所:福岡県福岡市南区横手南町2-18
対 象:建築・設計・施工関係者、林業・木材関係者、行政関係者、報道関係者 等
定 員:各回50名
予 約:ご予約はこちら( https://forms.gle/Mm2wWdhU8oNgE4u57 )
申込締切:2026年11月4日(水)
〈 ゲスト / 共同開催 〉
2026年11月18日(水)
・福岡県林業振興課さま
・株式会社 幸 建築&環境設計 さま
・ライフデザイン・カバヤ株式会社 FC事業本部 さま
・構造計画研究所 構造設計部 木質創造デザイン室 さま
2026年11月19日(木)
・株式会社 幸 建築&環境設計 さま
・ライフデザイン・カバヤ株式会社FC事業本部 さま
2026年11月20日(金)
・ライフデザイン・カバヤ株式会社FC事業本部 さま
2026年11月26日(木)
・福岡県林業振興課さま
【11月17日(火)には日本住宅・木材技術センターによる見学会も開催】
構造見学会に先立つ2026年11月17日(火)には、公益財団法人 日本住宅・木材技術センターによる見学会も予定されています。
複数の関係機関と連携しながら、実際の建築現場を通してCLTや中高層木造建築に関する知見を広く共有していきます。
報道関係者の皆さまへ
本構造見学会では、完成後には見ることのできない純木造5階建ての構造躯体を、実際の建設現場で撮影・取材いただけます。
当日は、以下の内容を中心に取材対応を予定しています。
・CLTパネル工法による純木造5階建ての構造躯体
・CLTの壁・床パネル
・CLTの接合部や施工状況
・耐火建築物としての木造建築
・福岡県産木材を活用した床CLT
・木材利用量359㎥、CO₂貯蔵量249t-CO₂に関する取り組み
・建築実証事業における取り組み
・CLT・中高層木造建築の今後の可能性
また、担当者・技術者等へのインタビューについても対応予定です。
完成してからでは見ることのできない「建物の中身」を撮影いただける機会となります。
テレビ、新聞、Webメディア、建築・不動産・林業・木材関連専門媒体等の皆さまからの取材をお待ちしております。
取材・撮影をご希望の報道関係者の方は、下記お問い合わせ先までご連絡ください。
【報道関係者さま お問い合わせ先】
株式会社フォレストヴィラホーム
担当:経営企画部広報室
TEL:092-406-1112
E-mail:k-nakamura@forest-v.jp
「木造で建てられるか」から、「木造を選ぶ」時代へ
森林資源の循環利用、地域材の活用、建築分野における脱炭素化。
建築を取り巻く環境が大きく変化する中、木造建築に求められる役割も広がっています。
一方で、中高層木造建築を社会に広く普及させていくためには、実際の建築を通じて構造・耐火・施工等に関する知見を蓄積し、一つひとつ実例を積み重ねていくことが重要です。
本プロジェクトでは、CLTを活用した純木造5階建ての建築を実際に設計・施工し、その過程で得られた技術やノウハウを今後につなげていきます。
「木造で、どこまで建てられるのか」から
「木造を、都市建築の当たり前の選択肢へ」
私たちは、この建築を一つの実証例として、次の木造建築の可能性を追求してまいります。
株式会社フォレストヴィラホームについて
当社は「木造一筋」を貫き、在来工法、2×4工法、そして最先端のCLT工法まで、多様な建物を手掛けてまいりました。「こんな建物を作りたい」というお客様の理想を、土地探しからのマッチングと確かな施工力で実現します。
特に20mの大空間を実現するトラス工法や、大規模な木造老人ホームの建築など、難易度の高いプロジェクトに挑み続けてきた経験こそが私たちの強みです。「不可能を可能にする」という信念のもと、お客様の挑戦を全力でサポートいたします。
また、グループ会社である若手大工職人集団「ジールクラフト」と密に連携し、設計から施工までを一気通貫で行う体制を構築しています。設計事務所とのパートナーシップによる協働施工や、施工のみを請け負う専門的な役割まで、プロジェクトの特性に応じた柔軟かつ高品質な建築を提供します。
【会社概要】
会社名:株式会社フォレストヴィラホーム
本社所在地:福岡県福岡市南区横手南町2-18
代表者:代表取締役 中安 章
事業内容:建築業、不動産事業 他
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