【5月10日は母の日】親の歩みを止める『足腰や関節の痛み』に関する実態調査 ~いつまでも歩き続けられる未来へ向けて。医師が語る“早期受診”の重要性~
親の足腰や関節の痛みのこと、知っていますか?親の健康に子世代の8割が関心あり、一方で“健康変化に気づけている”は5割 足腰や関節の痛みを加齢と思い受診を勧めていない先送り層の存在が明らかに
メドテック業界のグローバルリーダーであるZimmer Biometの日本法人ジンマー・バイオメット合同会社(本社:東京都港区、職務執行者:内田 至皇)は、「母の日」(2026年5月10日)を前に、親(父または母)が健在の、全国の20~60代の男女1,200名を対象に、「親の足腰や関節の痛みと家族の気づき」に関する調査を実施しました。

高齢化の進行により、要介護人口は年々増加し、家族や社会全体への負担が深刻化する中、平均寿命の延伸とともに「できるだけ長く、自分の足で歩き続けたい」というニーズが高まっています。本調査では、いつまでも歩き続けられる未来を実現するため、介護問題の入口となり得る「親の足腰や関節の痛み」に対し、家族がどう気づき、行動しているかを探りました。その結果、親の生活変化を感じている一方で、親への遠慮から、受診を勧められていない家族のコミュニケーションの壁や、足腰や関節の痛みが「加齢による自然な変化」として見過ごされ、将来の介護リスク要因として意識されていない実態が明らかとなりました。
本リリースでは、調査結果とともに、横浜栄共済病院 整形外科統括部長 白井寿治医師による「痛みの放置が要介護につながるリスク」や「受診の目安となる日常の変化」についても解説します。
■調査サマリー
・親への健康関心は約8割、生活変化に「気づけている」のは父 約5割、母 約6割と差分あり。
・親の痛みに気づくきっかけの約6割は「本人の申告」。言われなければ気づきにくい子世代の実態。
・痛みに気づけても「受診を勧めていない」子世代が約4割。原因は「加齢のせい」との思い込みも。
・受診を勧めない理由上位は「本人が嫌がる」「口出しすることではない」など家族間の会話の壁。
・足腰や関節の痛みの放置が「将来の介護リスクにつながる」ことを意識していない子世代は半数超。
・介護リスクを意識している子世代は、意識していない子世代に比べて受診を勧める意向が約2倍。
■生活変化から見える親の足腰や関節の不調。健康関心はあっても「日々の変化」は見落としがち。
親の健康について「関心がある(計)」子世代は父親で76.1%、母親で81.9%と、8割前後にのぼりました。一方で、親の生活変化に「気づけている(計)」のは父親で48.5%、母親で59.4%に留まり、関心の高さに対して実際の気づきには差がある実態が明らかとなりました。

親の生活変化としては、「歩行速度の低下(27.6%)」「外出頻度の減少(24.0%)」「階段や坂を避ける(11.0%)」など、歩行機能や行動範囲に関する変化が上位に挙がったものの、その原因は「加齢による自然なこと(54.2%)」(親の変化を認知しているn=878が対象)と捉える人が最多となりました。また、親の痛みに気づくきっかけも、「本人が痛みを口にした(60.8%)」が最多となり、「立ち上がりや座る動作がつらそう(31.8%)」「歩き方が変わった(23.9%)」などの客観的な観察を大きく上回っています。これらの結果から、親が自ら口にしなければ、不調のサインが年齢のせいとして注視されず、子世代は親の痛みに気づきにくい傾向が伺えます。

■親の痛みに気づけても、受診を勧めない“先送り層”が約4割。受診を阻む家族コミュニケーションの壁。
親の足腰や関節の痛みを認知、または、親から痛みを伝えられた子世代(n=778)において、整形外科の受診を「勧めていない(勧めたいと思ったが勧めていない15.2%/勧めたことはない・その必要はないと思う28.4%)」割合は43.6%に上りました。勧めない理由には、「特に理由はない(28.9%)」「本人が嫌がる(嫌がりそう)(21.8%)」「自分が口出しすることではないと思う(21.2%)」「加齢によるもので仕方がない(19.5%)」(受診勧奨未実施者n=339が対象)が多く挙がりました。

加えて、想定する親の痛みの継続期間は、「4年以上(39.7%)」「2〜3年くらい(20.3%)」(親の痛みを認知しているn=632が対象)と、約6割の親が長期間にわたり痛みを抱えている可能性が推測され、親の痛みを認識していても、家族はコミュニケーションの壁や遠慮から具体的な治療のアクションを促せず、痛みがあっても我慢や様子見を選び、結果的に長期化や深刻化に繋がってしまう“先送り層”の存在が明らかになりました。

日頃から親と健康の話が「できている(計)」と回答した人は、受診を勧めた子世代(n=439)では82.2%、勧めていない子世代(n=339)では63.4%と、約19ポイントの差があり、日常的なコミュニケーションの有無が受診勧奨という具体的行動につながることが読み取れます。
■足腰や関節の痛みは介護の入口。痛みの原因と介護リスクの意識が、親と過ごす未来への鍵。
「足腰や関節の痛みを放置することが、将来の介護リスクを高める」ことについて、「意識していない(計)」と答えた子世代は50.3%と半数を超えました。「将来の介護の入口になりうると思うもの」としても、「加齢による衰え(59.8%)」「認知症(47.8%)」「転倒や骨折(39.1%)」などが上位に挙がる一方で、「足腰や関節の痛み」は32.9%に留まるなど、足腰や関節の痛みと介護リスクの関係性が十分に認識されていない実態があります。注目すべきは、この意識の有無が今後の行動意向を大きく分けている点です。リスクを意識する子世代では「受診を勧めたい」意向が28.7%に対し、意識しない子世代では13.4%と約2倍の差があり、意識しない子世代では55.6%が親の痛みに気づけても「特に何もしない」と回答しています。

このように、介護リスク要因に関する意識の啓発は、家族の行動変容に直結する可能性を示しています。実際に、親の健康対応への後悔理由として、「症状が軽いうちに対応できなかったこと(35.3%)」次いで「年齢的なものだと思い、問題視しなかった(28.2%)」「親の『大丈夫』という言葉をそのまま受け取ってしまった(23.1%)」が上位に挙がり、加齢のせいにして受診を先送りにしてしまったことへの後悔が浮き彫りになっています。また、「もし親の足腰や関節の痛みがなくなったら、一緒にしたいこと」には、「旅行や遠出に行きたい(23.2%)」、「外食や買い物に出かけたい(21.5%)」が上位となり、痛みの改善は介護リスクの軽減だけでなく、親の生活や時間の質にも影響することが明らかとなりました。

■白井寿治医師(横浜栄共済病院 整形外科統括部長)が語る、いつまでも歩き続けられる未来に向けた"早期受診"の重要性。
外来で患者さんとお話ししていると、『もっと早く来ればよかった』という声を本当に多く耳にします。足腰や関節の痛みを加齢のせいだと思い、何年も我慢されてきた方が少なくありません。今回の調査では、足腰や関節の痛みの放置が将来の介護リスクにつながることを意識していない方が多いという結果が出ています。これは、整形外科の現場に携わる立場からも、まさに日々感じている課題です。
足腰や関節の痛みを我慢することは、外出の減少につながり、社会的な孤立、筋力のさらなる低下という悪循環を生み、最終的には転倒や要介護のリスクを高めます。しかし、適切なタイミングで専門医を受診すれば、薬や運動療法といった保存的な治療から手術まで、患者さん一人ひとりの状態に応じた選択肢をご提示できます。
関節そのものの傷みが進んだ場合の選択肢である人工関節置換術については、日本整形外科学会も『人工関節は最終手段ではない』という発信を始めています。治療技術は大きく進歩しており、歩き続けるための前向きな選択肢が広がっています。
大切なのは、痛みをそのままにしないこと。そしてご家族が『最近、歩き方が変わったかな』『外出を避けるようになったかな』と感じたら、そっと一言伝えてあげること。その一言が、受診のきっかけになります。
【白井寿治医師プロフィール】
氏名:白井 寿治(しらい としはる)
所属:横浜栄共済病院 整形外科統括部長
京都府立医科大学 整形外科 特任准教授
金沢大学 整形外科 非常勤講師
専門:股関節外科、骨・軟部腫瘍、外傷
資格:日本整形外科学会専門医・指導医/日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医/日本整形外科学会認定骨・軟部腫瘍医/日本がん治療認定医機構がん治療認定医/日本リハビリテーション医学会リハビリテーション科専門医/医学博士
調査概要
調査名称:「親の足腰や関節の痛みと家族の気づき」に関する調査
調査対象:親(父または母)が健在の、全国の20~60代の男女
サンプル数:1,200人
調査手法:インターネット調査
調査期間:2026年4月11日~2026年4月12日
会社概要(Zimmer Biometについて)
Zimmer Biometは、モビリティの最大化と健康増進のために設計された包括的なポートフォリオを持つグローバル メドテック リーダーです。私たちは、革新的な製品と、データ、データ分析、人工知能を活用し統合されたデジタルおよびロボットの技術を通じて、患者さんの体験をシームレスに変革します。
90年以上にわたる信頼されるリーダーシップと実績のある専門知識により、Zimmer Biometは患者さんと医療従事者に最高品質のソリューションを提供する立場にあります。私たちのレガシーは、進化と革新の進歩的な文化を通じて今日も生き続けています。
ジンマー・バイオメット合同会社(Zimmer Biomet G.K.)について
米国インディアナ州に本社を持つジンマー バイオメット社(Zimmer Biomet Holdings, Inc.)の日本法人です。変形性関節症や骨折をはじめとする整形外科領域の疾患に苦しむ患者さんの生活の質の改善のために、人工関節や骨接合材料などに代表されるインプラント製品や治療ソリューションの提供に努めています。また、近年では頭蓋顎顔面領域、胸部領域、てんかん診断領域への事業拡大にも積極的に取り組んでおります。
グローバル メドテック リーダーとしての役割を担うべく、再生医療や手術支援ロボットなどの先進的なテクノロジーを推進し、世界中の人々の痛みの軽減と、QOLの向上に貢献します。
会社概要
会社名:ジンマー・バイオメット合同会社
職務執行者:内田 至皇
資本金:23億1千万円
設立:2016年2月1日
所在地:〒108-0073 東京都港区三田三丁目5番19号 住友不動産東京三田ガーデンタワー12階
ホームページ:https://www.zimmerbiomet.com/ja
事業内容:整形外科向け医療機器・器械の製造/輸入/販売
主要取扱品目:手術用インプラント、手術器械、手術ロボット
本資料は、日本に在住されているステークホルダーに、ジンマー・バイオメット合同会社の最新の活動状況をお知らせするために作成し、報道関係者向けに公表したものです。特定の製品の販売促進を目的としたものではありません。
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