OOKABE GLASS代表、技能グランプリ挑戦の裏側が福井テレビのドキュメンタリー番組で放送
ものづくりの未来を問う。DXの旗手が挑む「技能継承」への本気の挑戦。後継者不足に喘ぐ日本の製造業に、新たな光を灯す

ガラス・鏡のネットオーダー事業で国内売上シェアNo.1(※1)を誇るOOKABE GLASS株式会社(福井県福井市、代表取締役:大壁勝洋、東証TOKYO PRO Market上場)の代表・大壁の、ガラス職人として技能の限界に挑む姿を追ったドキュメンタリー番組が、2026年3月28日に福井テレビにて放送されました。
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本番組は、DX化を推進する上場企業のトップが、なぜ今あえてものづくりの原点である「技能」の最前線に身を投じたのか、その真意に迫る内容です。
後継者不足や技術の空洞化という深刻な社会課題に対し、デジタルとアナログの融合による新たな解決策を提示し、日本のものづくりの未来を切り拓く当社の挑戦が紹介されました。
(※1)調査概要:ガラス・鏡のインターネット販売における売上調査/調査期間:2022年8月24日~26日/調査対象:国内のガラス・鏡インターネット販売事業者
DX企業のトップが示す、ものづくりの未来像
今回放送されたのは、当社代表の大壁が、ガラス職人としての自身のルーツと向き合い、技能の頂点を目指す挑戦の記録です。
これは単なる個人の挑戦ではありません。デジタル技術を駆使し、建築業界のDXを牽引してきた当社が、日本のものづくり産業の根幹をなす「職人技能」の価値を再定義し、次世代へと継承していくという社会への固い約束です。我々は、テクノロジーとクラフトマンシップがシナジーを生み出す未来を創造します。
原点回帰、一職人としての魂
当社は2003年の創業以来、旧態依然としたガラス業界にインターネットとシステム化を持ち込み、ミリ単位のオーダーメイドガラスを全国に届けることで成長を遂げてきました。
しかし、DXの旗手として業界の効率化を推し進める中で、代表の大壁は一つの「静かなる危機」を痛感するようになります。それは、クリック一つでモノが届く利便性の裏側で、それを支える職人の確かな技能が、誰にも気づかれぬまま静かに失われようとしている現実でした。
このままでは、どんなに優れたシステムを構築しても、魂を込めてモノをつくる「手」がなくなってしまう。この強い危機感、そして「技能者の価値を向上させ、子供たちが憧れる仕事にしたい」という想いが、代表自らが汗を流し、技能の最高峰に挑むという前代未聞の挑戦へと繋がったのです。
待ったなしの「技能の崖」
日本の製造業は今、「技能の崖」とも言うべき深刻な危機に瀕しています。
製造業の就業者数は、ピーク時の1,569万人から1,046万人へと約33%減少(総務省「労働力調査」)。この20年間で34歳以下の若年就業者は約121万人も減り、一 方で65歳以上の割合はほぼ倍増しています(2025年版ものづくり白書)。中小企業の後継者不在率は50.1%、小規模企業では57.3%。黒字でありながら後継者がいないために廃業する企業すら後を絶ちません(帝国データバンク2025年調査/中小企業庁)。
熟練技能者の高齢化は加速し、その卓越した技術が失われつつあります。このままでは、日本の競争力の源泉である「ものづくり」そのものが立ち行かなくなる。私たちはこの社会課題に対し、単にデジタル化を叫ぶだけでは不十分だと考えます。今こそ、技能の価値そのものに光を当て、若者が憧れる仕事へと昇華させる必要があるのです。
我々はガラス屋ではない。ものづくりの未来をデザインする集団である。
我々の本質は、単なるガラス販売会社でも、IT企業でもありません。
「デジタル(DX)の脳」と「職人(技能)の指先」を併せ持ち、両者を螺旋状に高め合うことで、業界のパラダイムシフトを仕掛ける「シナジー創出集団」です。
多くの企業がDXを「省人化」の文脈で語る中、我々はDXを「技能の価値を最大化し、継承を加速させるための触媒」と定義します。代表自らが技能の限界に挑む姿は、その哲学の最も純粋な表現です。
それは、画面の向こうの数字やデータを眺めるのではなく、自らの身体で素材と対話し、その先にいるお客様の暮らしに想いを馳せるという、我々の事業の根幹を示すものです。
この「身体性の復権」こそが、AI時代における人間の、そしてOOKABE GLASSの存在価値なのです。
技能継承をアップデートする「Buildingfield DX」構想
今回の挑戦とテレビ放送は、私たちのビジョンを実現するための第一歩に過ぎません。今後は、この経験を基に、以下の取り組みを加速させてまいります。
・若手技能士育成プログラムの本格始動: デジタルツールを活用した独自の教育システムを構築し、未経験からでも一流の職人を目指せる環境を整備します。
・技能の「暗黙知」を可視化するプラットフォーム開発: ベテラン職人の感覚やコツをデータ化し、誰もがアクセスできるオープンな技術基盤の構築を目指します。
・業界横断での技能継承アライアンスの設立: 同志の企業や団体と連携し、技能士の社会的地位向上と、持続可能なものづくり産業の実現に向けたムーブメントを創出します。
私たちは、「良くする」に挑み続けることで、福井から日本の、そして世界の建築・ものづくり業界をアップデートしていきます。
●代表プロフィール
大壁勝洋 (おおかべ かつひろ)
1967年生まれ。
OOKABE GLASS株式会社 代表取締役社長
福井県板硝子商協同組合理事長
全国空き家アドバイザー協議会福井支部長
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