【秋田の未来を賭けた挑戦!】 データでつながる県内中小企業の総力で「カーボンニュートラル先進地」を目指す『Akita Green Link Challenge 1000』始動!「パートナー」を急募
一般社団法人リーズン(代表理事:平野 尚史)とKabbara合同会社(最高経営責任者:沼倉 裕)を始めとする発起人一同は、秋田県内の中小企業を対象とした脱炭素経営支援プロジェクト「Akita Green Link Challenge 1000(アキタ グリーン リンク チャレンジ 1000:略称 グリチャレ)」を始動します。本プロジェクトは、2027年までに秋田の中小企業1,000社が製品・サービスのCO2排出量「1次データ」を公開することを目指します。自社の責任を証明する「1次データの開示」は未来の企業間取引の新たな常識です。秋田の中小企業が全国に先駆けて実践することで、自社の成長と競争力に直結する絶好の機会となります。そして、企業と地域両方の持続可能性を大きく高めることに繋がります。本プロジェクトは県内の民間企業、金融機関、地方自治体、アンカー企業、経済団体、環境ソリューション提供団体、個人など、多様なパートナーとの連携を通じて推進されます。この挑戦は、私たち発起人だけでは成し遂げられません。ぜひ皆様のお力添えを賜わりたく、企業、団体、行政、そして個人の皆様からの「共創の輪」を広く求めています。

プロジェクト趣意
「脱炭素」や「サステナビリティ」という、時代の問い。今、社会は私たち事業者に対して、「あなたの製品、サービスは、どのような環境配慮のもとに作られていますか?」という新しい問いを投げかけています。私たちはこの問いを、皆様が積み重ねてこられた努力を、新たな価値として示す絶好の機会と捉えています。
秋田の未来は、県内企業の99.9%を占める、私たち中小企業の挑戦と成長なくしてはありえません。しかし、「脱炭素」という大きな潮流の前に、十分な人材や資金、情報を持たないことで、一歩を踏み出すことをためらっている経営者の方も少なくないのではないでしょうか。
グリチャレは、リソースの壁に直面する中小企業を、どこよりも強く、そして具体的にサポートするために生まれました。時代の要請に応えるためだけの、受け身の取り組みではありません。皆様の仕事の真価を、客観的で揺るぎない事実として可視化し、それを新たな時代の競争力へと昇華させるための、意志ある挑戦です。
これは、誰かに評価されるためではなく、自らの仕事の価値を、自らの手で定義し直す営みです。私たちは、「まず、はじめる」という選択肢が、すべての皆様の掌(てのひら)の上にあると信じています。
私たちは、まず1000社の同志と共に、この挑戦を始めたいと考えています。秋田の地に、自社の責任をデータで語れる1000の企業が生まれたとき、私たちの故郷は、日本が、そして世界が注目する「カーボンニュートラル先進地」へと進化を遂げるはずです。
貴社の挑戦こそが、秋田の未来そのものです。さあ、共に未来への扉を開きましょう。

プロジェクト発足の背景
近年、「脱炭素」や「サステナビリティ」は企業の持続可能な経営において不可欠な要素となっています。特に、大手企業を中心にサプライチェーン全体での CO2 排出量削減(Scope3)が加速しており、取引先からサプライヤーである中小企業に対し、CO2 排出量データの「質」が劇的に変化しています。
これまでの業界平均値(2次データ)では企業の削減努力が反映されず、評価されないデータとなりつつあります。このような背景の中、環境省は2025年3月に「1次データを活用したサプライチェーン排出量算定ガイド」を公開し、自社の活動を正確に反映する「1次データ」の利用を公式に推奨しています。しかし、中小企業にとっては、
☑️ 脱炭素における専門人材の不足
☑️ リソース不足
☑️ 予算の確保
などの理由から、1次データの公開は高いハードルとなっています。本プロジェクトは、この「1次データ算定の壁」を秋田の中小企業と共に乗り越え、国内で最も1次データが公開されている地域になるために立ち上がりました。
プロジェクトが提供する企業への支援
CO2排出量算定(製品1次データ)の支援
グリチャレは、企業におけるCO2排出量算定の課題を解決するため、低コストかつ業務負荷ゼロで精度の高い CO2 排出量 1次データ算定を可能にするソリューションを各企業に提供し、県内の1次データ公開企業を支援していきます。
環境省ガイドラインに準拠した算定プロセスと、独自アルゴリズムによる高い信頼性を実現した算定ツールを活用。手間なく会計データを利用し、ヒアリングに答えるだけで、企業の算定業務は一切不要!最短1週間でCO2データ算定可能な支援となります。
プロジェクト目標とロードマップ
目標
本プロジェクトの初期目標として、秋田県内の製品1次データ公開企業1000社を達成し、2030年には本プロジェクトによる関連活動にて『10万トン』のCO2削減に貢献することを目標としていきます。さらに、2050年秋田県カーボンニュートラル宣言の達成へ向けて大きく貢献するために企業の削減支援を進めていきます。

ロードマップ
Step 1 ▶︎ 可視化・計画支援 (〜2027年)
2026年1月にキックオフミーティングを実施。
県内企業支援を行うためのコンソーシアムを形成。
2027年に製品1次データ公開企業1,000社達成を目指します。
Step 2 ▶︎ 削減支援 (2027年〜)
1,000社のデータが原動力となり、企業ごとの具体的な削減計画の策定と、削減ソリューションの提供・共同開発を推進します。
2030年のCO2排出量10万トン削減、そして2050年の秋田県カーボンニュートラル宣言達成へ向けて大きく貢献していきます。

秋田の未来を共に創る「応援者・協力者」を募集します
本プロジェクトは、秋田県内の民間企業、金融機関、地方自治体、アンカー企業、経済団体、環境ソリューション提供団体、個人など、多様なパートナーとの連携を通じて推進されます。本プロジェクトでは、現在下記のようなパートナーシップを設計しています。
共創パートナー(経済団体・一般企業)
主な役割:
プロジェクトへの後援、参加企業への優遇措置の検討、地域全体への展開支援
各経済団体様、企業様が培ってこられた「信頼」と、本プロジェクトが持つ「課題解決のソリューション」を掛け合わせ、この課題解決に“共に”取り組む「共創パートナー」としてご参画いただけるパートナーシップです。「秋田県」という地域全体を「カーボンニュートラル先進地」へと押し上げる強力な共創パートナーとしてぜひお力添えください。
ソリューションパートナー
主な役割:
プロジェクト参加企業への技術・ノウハウ提供、共同でのソリューション開発
脱炭素経営には、「どうすれば削減できるか?」という「具体的な治療(=削減ソリューション)」 が必要となります。 秋田のGX(グリーン・トランスフォーメーション)を完遂するためには、優れた削減技術や削減サービスをお持ちの専門家の皆様のお力が不可欠であると考えています。秋田の企業の課題解決を共に推進する「ソリューションパートナー」として、ぜひとも貴社のお力添えください。
グリチャレの挑戦を「応援したい」「何か関わっていきたい」と感じた皆様へ、ぜひお力添えをお願いいたします。また、上記のパートナーシップ以外にも、自治体様や個人の方々の参加についても計画中です。
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プロジェクトの趣旨に賛同し、自社のリソース(技術、ネットワーク、GX、ITツール導入、 資金など)を提供いただける企業・団体様。
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自社のメディア、SNS、顧客ネットワークを通じて、本プロジェクトの情報を広く発信いただ ける企業・団体様。
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プロジェクト関連のセミナーやワークショップを秋田県内で共に企画・開催いただける企業・ 団体様。
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プロジェクトと連携することで相乗効果が期待できる行政機関や金融機関の担当者様をご紹介 いただける方。
など、秋田のカーボンニュートラルを盛り上げたいとお考えいただける方は、ぜひ一度『グリチャレ』特設サイトをご確認いただき、まずはお気軽にお問い合わせください。あなたの熱意が、秋田の未来を変える大きな力になります。

秋田の未来を共に創っていただけるみなさまへ
グリチャレは、単なる一過性のキャンペーンではなく、秋田の未来を賭けた、壮大で持続的な挑戦です。私たちの目標は、2027年までに秋田県内の製品1次データ公開企業1,000社を達成することです。さらに、2030年には本プロジェクトによる関連活動で10万トンのCO2削減に貢献することを目標とします。
この挑戦を通じて、秋田の地に自社の責任をデータで語れる1,000の企業が生まれたとき、秋田県は、日本が、そして世界が注目する「カーボンニュートラル先進地」へと進化を遂げるはずです。

プロジェクト発起人+事務局情報
【プロジェクト発起人】
◆一般社団法人 リーズン 代表理事 平野 尚史

1964年生まれ、岩手県出身。2005年に秋田市へ移住。趣味は車やバイクでのツーリング、映画鑑賞。趣味の車やバイクの運転に大きな喜びを感じる一方で、これらがCO2を排出する乗り物であることから、将来のツーリングはカーボンオフセットなど趣味からカーボンニュートラルを意識した活動を行う。公務員と商人の親の間で育ち、バブル期を肌で感じながら成長。24歳から自営業の道を歩む。50代を迎え、社会貢献を伴うビジネスが最良であるとの気づきを得てからは、「貢献」を念頭に置いた事業を展開している。グリーンリンクチャレンジ1000(グレチャレ)発足のきっかけは、6年前に某金融機関理事長から温暖化問題について真剣に話を聞いたことにある。これを受け、4年前にはカーボンニュートラルサポートを行う一般社団法人リーズンを設立。企業の脱炭素化を本格的に指導し始める。「小さな力でも、多くが集まれば必ず成し遂げられる」ことを信じ、この温暖化対策がグリーンリンクチャレンジ1000を機に大きく広がることを確信している。
◆Kabbara合同会社 最高経営責任者 沼倉 裕

1982年生まれ、秋田県出身。身長183cm。剣道三段。趣味はクロマグロ釣り。少年期から芸術の世界に強い関心を持ち、アメリカの美術大学で美術・建築を学ぶ。アメリカ留学中に起業。起業後は複数の会社経営に携わりながら、経営者向けのマーケティングコンサルティングを行う。2021年より「貢献と経済の両立」をコンセプトとし、ソーシャルインパクトの最大化を実現するため、企業のカーボンニュートラル支援事業を展開するKabbara合同会社を設立。経産省GXリーグ構想、官民連携プラットフォームなどに参加し、国際的CO2削減目標認定制度『SBT認定』の取得サポートや『CO2製品1次データ算定』サービスを展開。
◆エール株式会社 代表取締役 真鍋 悟

1967年生まれ、青森県弘前市出身。経歴国税局を退職後、秋田へ移住し、冠婚葬祭エール株式会社を設立、取締役副社長に就任。創業20年を経て、現在は代表取締役社長を務めている。主たる事業である葬祭業では、棺や木製品を多く消費することから、森林破壊を懸念し、環境負荷の軽減に取り組んでいる。具体的な取り組みとして、モンゴルでの植林活動への参加やドライアイスの使用を最小限に抑える努力や、東北で初となるハイブリッド霊柩車(プリウス)の導入などにより、脱炭素経営を推進。CO2削減と認証2023年には、秋田県で初となるSBTi(Science Based Targets initiative)認証を取得。再生可能エネルギー電力の導入により、年間70tのCO2排出量の約50%削減を達成している。2026年、脱炭素チャレンジカップに応募し、一次審査を通過した実績を持つ。
◆株式会社エフエム秋田 代表取締役 船木 保美

秋田魁新報社勤務を経て2020年6月に株式会社エフエム秋田社長に就任。株式会社エフエム秋田の基幹中継局である大森山送信所は地元秋田のCO2排出ゼロの電気を使用しているほか、SDGsのレギュラー番組を実施するなど、サスティナブルな地域社会の実現に取り組んでいる。
【事務局情報】
グリチャレ事務局は下記の法人にて運営しています。
◆一般社団法人 リーズン 代表理事
一般社団法人リーズンは、企業のSBT認定などを含む温室効果ガス排出量管理・削減支援から、カーボンオフセット関連事業(クレジット売買、コンサルティング)、さらには国内企業・自治体・省庁との連携協力活動を通じて、企業への脱炭素に対する理解を広め、カーボンニュートラル社会の実現に貢献することを目指して活動しています。
・所在地:秋田市泉北4-2-10
・代表理事:平野尚史
・設立:2024年10月1日
・サイトURL:https://reason.or.jp/
◆Kabbara合同会社(英語:Kabbara LLC.)
2022年より、気候変動への企業目標を数値化した国際的な脱炭素経営指標「SBT」の取得を目指す企業向けにワンストップでのサポートを開始し、確実な認定取得を支援しています。脱炭素社会における中小企業の競争力強化に、全力で貢献してまいります。
・所在地:〒103-0027 東京都中央区日本橋2丁目2番3号 RISHEビル
・最高経営責任者:沼倉 裕
・設立:2021年5月26日
・サイトURL:https://kabbara.jp/
本件に関するお問い合わせ先
グリチャレ事務局
サイトURL: https://www.grechalle.link/
お問い合わせ:contact-grechalle@kabbara.jp
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