こども家庭庁は「いけんひろば」を、北陸学院中学校で、中部地方の学校現場として初開催しました!

こども家庭庁長官官房参事官(総合政策担当)付こども意見係

実施概要

こども家庭庁は、令和7年12月15日に、「どういう社会であれば、こども・若者が行政の取組に参画し、意見を表明できるようになる?」というテーマでのいけんひろばを北陸学院中学校にて実施し、同校の2年生26人が参加しました。

参加した生徒からいただいた意見は、国がこども・若者のみなさんの意見を施策に反映させるための新しい取組を検討するときや、自治体での意見反映の取組を国が後押しするための施策を考えるときに取り入れていく予定です。

実施の背景

「こども若者★いけんぷらす」とは、こども家庭庁をはじめ各府省庁が対面やオンライン、アンケートなど様々な方法でこども・若者から意見を聴き、こどもや若者に関わる制度や政策を良くすることにつなげていく取り組みです。

そして、こども・若者から、意見を聴く場を「いけんひろば」と呼び、令和5年度から令和6年度にかけて、計49のテーマについて、89回の意見聴取を行い、延べ4,545人 のこども・若者が参加しました。令和7年度も16のテーマについて、順次いけんひろばを開催しています。

いけんひろばの対面による開催は、東京が中心のため、居住地に関わらず、全国のこども・若者が国や地域の取組に参画して、自分の意見を伝える機会を作っていきたいと考えておりました。

学校現場に赴いたいけんひろばの開催を、その取組の第一歩と位置付け、北陸・中部エリアとして初の石川県金沢市を選定し、北陸学院中学校での開催に至りました。

当日の様子

こども家庭庁こども意見係より、「こども若者★いけんぷらす」を実施している目的と、それが今の自分たちの生活とどういう関係があるがあるのかを説明しました。

特に、こどもまんなか社会の実現に向けては、こども・若者のみなさんが、政策に対して意見を伝えて、政策を決めるプロセス(過程)に主体的に参画する機会や場を得ることの大切さを伝えました。

講義を受ける生徒

その後に、実際に意見表明をする場である、「いけんひろば」を、「どういう社会であれば、こども・若者が行政の取組に参画し、意見を表明できるようになる?」をテーマに、体験してもらいました。

参加した中学生からは、こどもや若者が「意見を聴いてもらえた」という状態を実現するために国や自治体が取り組むべき施策の検討に活用できる多くの意見をいただきました。

いけんひろばに参加する生徒

頂いた意見の活用方針は、後日フィードバック資料として、こども若者★いけんぷらすの公式Instagramでの公開を予定しています。

参加した生徒や教育現場の声

全体発表を行う男性生徒

生徒①

こういうことを考える機会は今までなかった。

自分一人であれこれ考えるだけじゃなく、他の人の意見を聴くことで新しく見えてくるものもあった。この取り組みはいいなと思った。楽しかったです。

全体発表を行う女性生徒

生徒②

話し合いの中で、しっかり板書係が、私たちの意見を文字にしてくれるのが嬉しかった。私たちの出した意見を、フィードバックとして返してくれるのを(講義の中で)聴いた上での話し合いだったのがとても楽しかった。

また返事をもらえるのを楽しみしています。

岡崎教頭先生              

本校でも社会科の授業などで自分の意見を言ったり、クラスメイトの意見を聞いて議論したりする活動は行っていますが、その意見が実際に国や政府に届くことはありません。今回は生徒の意見が各省庁に届き、それがどのように政策に反映されたのか、逆にどのような理由で反映が難しかったのかなどを具体的にフィードバックして下さるとのことで、そのことが生徒のモチベーションにもつながったと考えています。

いけんひろばの概要

開催日時

令和7年12月15日(月) 10時55分〜12時35分

開催場所

北陸学院中学校(石川県金沢市飛梅町1-10)

テーマ

どういう社会であれば、こども・若者が行政の取組に参画し、意見を表明できるようになる?

聴きたいこと

•国や地域の取り組みに関して、「意見を伝えられた」「意見を聴いてもらえた」とはどんな状態ですか?

•どういう環境であれば、自分の意見を伝えられ、聴いてもらえるようになりますか?

•「自分の意見を伝えられ、聴いてもらえる」環境を実現するために、国や地域はどういう取り組みを行うのがいいと思いますか?

意見の活用方法

いただいた意見は、国がこども・若者のみなさんの意見を施策に反映させるための新しい取組を検討するときや、自治体での意見反映の取組を国が後押しするための施策を考えるときに取り入れていきます。

参考

「こども若者★いけんぷらす」とは

https://www.cfa.go.jp/policies/iken-plus  

ぷらすメンバーへの、メンバー登録はこちら

https://www.cfa.go.jp/policies/iken-plus/details

こども若者★いけんぷらす公式Instagram 

https://www.instagram.com/ikenplus_kodomo.katei/

※1:ぷらすメンバーとは、いけんひろばに参加するにあたって必要なメンバー登録を終えた小学1年生〜29歳のこども・若者を指します。

【学校関係者の皆様へ】

本取り組みにご興味を持たれた学校関係者の方は、child_ikenplus@accenture.com までご連絡いただけますと幸いです。

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会社概要

URL
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業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビルディング22階
電話番号
03-6859-0055
代表者名
加藤 朱明子
上場
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資本金
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設立
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