【オーディオブック制作決定】作家・潮史晶が語る創作の流儀を公開
22世紀アートは小説『夢かなえます──天使と始まりの赤子』のオーディオブックを制作中です。それを前に、作者・潮史晶氏による「創作の流儀」を公開します。
各種文学コンテストで入選実績を持つ潮史晶氏が、応募を目的化しない創作姿勢や、落選作との向き合い方、ジャンルを越えて挑戦し続ける理由について語っています。
22世紀アートでは現在、小説『夢かなえます──天使と始まりの赤子』のオーディオブックを制作しています。本作は「1000人の人間の夢を叶えよ」という試練を与えられた天使の物語であり、人の幸せを問う長編小説です。
今回はその制作にあたり、作者・潮史晶氏に、作品づくりや創作との向き合い方についてコメントをもらいました。
〈インタビュー要約〉
●コンテスト用に作品を書くことはせず、日ごろから案を考えて、書き続けることが一番。
●同じところにとどまるのは、可能性を縮めることになる。だからさまざまなジャンルに挑戦する。
●作品には、自身が好きな推理小説のようなメタファーや仕込みを入れている。そこがジャンルを横断しても変わらない「自分らしさ」である。
●コンテストに応募するのは自分へのチャレンジである。賞を取ることができなくても、自分の現在地を知るプロセスになる。
潮 史晶氏プロフィール
潮 史晶(うしお・ふみあき)
1963年生まれ
東京都出身 神奈川県在住
玉川大学卒
『君との約束』シリーズ出版。
ナムコ・ナンジャタウン「あなたの隣の怖い話コンテスト」入選など、コンテストでの実績多数あり。
『夢叶えます』の原点は中学時代の作品
——潮さんは『夢叶えます』や『君との約束』シリーズを出版されているほか、現在もコンテストに挑戦しているそうですね。
潮 史晶さん(以下、潮):
それでも基本、コンテスト用に書くことはしないですね。いくつかためてあるアイデアで、コンテストに合いそうなものがあれば、書くような感じです。
コンテストに向けてというより、日ごろから案を考えて、書き続けることが一番です。その中で、自分の作品に合いそうなコンテストに応募するほうが良いと思っています。
——潮さんは「書きたい作品を書く」ことを最優先されているのですね。ちなみに残念ながら落選してしまった作品は、どうしていますか?
潮:
時間をおいてもう一度読み直すこともありますし、新たなアイデアが湧きだすきっかけになることもあります。ボツにしてしまうのではなく、ブラッシュアップしたものをもう一度別のコンテストに応募することもあります。
『夢かなえます』は、中学の頃に考えたストーリーをブラッシュアップしたものです。
「潮史晶らしさ」は、好きな推理小説に通じる仕込み
——いじめをテーマにした『君との約束』シリーズを出版されている潮先生ですが、怖い話のコンテストにも応募されているとお聞きして、驚きました。さまざまなジャンルに挑戦される理由を、教えていただけますか?
潮:
「苦手な分野にも挑戦したい」というのが正直なところです。たとえば私は恋愛経験がとても希薄なので、恋愛や青春系の小説は苦手です。
けれど読者も、時代とともに嗜好も変わってくる。同じところにとどまってしまうと、自分の可能性も縮んでしまうような気がするので、いろいろなことに挑戦したいのです。
——さまざまなジャンルに挑戦する中で、共通する「潮さんらしさ」はどんなところに表れていると思いますか?
潮:
もともと推理小説が好きなので、メタファーや仕込みをするのが好きです。謎解き的な要素をちりばめて、最後に「ああ、そうだったか」と思ってもらえるようなものを書きたいと思っています。『夢かなえます』では、序盤にフェリスがなぜかぬいぐるみが嫌いだとか。『君が時を動かした:君との約束〈完結編〉』でも同じような手法を使っています。
潮さんは「コンテストに応募するのは自分へのチャレンジです。賞を取ろうとするのではなく、自分の現在地を知るプロセス、次のステップのための礎と考えてみてはどうでしょう」と提案します。
また「若いころに応募していた雑誌の公募に、再挑戦したい」と、「苦手なジャンルではあるが、ファンタジー系のコンテストに応募したい。作品は一つ完成しており、もう一つは書き始めたばかり」今後の目標も語っていました。
書籍情報
現在オーディオブック制作中の『夢かなえます──天使と始まりの赤子』は、
現在電子書籍とオンデマンドが発売中です。

書名:夢かなえます──天使と始まりの赤子
著者:潮 史晶
発行:22世紀アート
発売:2024年10月3日
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